伝統の一戦~エル・クラシコ~、超WS的最強のベストイレブンは!?
2018.05.05 21:00 Sat
▽5月6日、27:45に“エル・クラシコ”がキックオフを迎える。カンプ・ノウで行われるリーガエスパニョーラ第36節、レアル・マドリーがバルセロナの無敗優勝を阻止するべく敵地に乗り込む、クラブの威信をかけた一戦だ。
◆バルセロナ寸評(所属時期/出場回数)
▽クラシコ前には常にマドリー撃破の重要性を語り、バルセロナのポゼッションサッカーに完全に適合した守護神。
DFダニエウ・アウベス(2008-2016/27試合)
▽豊富な運動量と攻撃性能で常に凶悪な存在に。2012シーズンのコパ・デル・レイ準々決勝2ndレグではマドリーを敗退に追い込む圧巻のスーパーミドルを突き刺す。
DFカルレス・プジョール(1999-2014/32試合)
▽2000年10月の対戦で“禁断の移籍”をした元バルサ主将MFフィーゴをマンマーク。その後、自らが“真のカピタン”となり常にピッチに闘魂を注入した。
▽グアルディオラvsモウリーニョの指揮官同士の争いが過激化した時期に率先してマドリーを“口撃”。クラシコでは常に相手より優位にあることを示し、現代のカピタンとしてチームを引っ張る。
DFエリック・アビダル(2007-2013/12試合)
▽2012年のコパ・デル・レイ準々決勝1stレグで決勝点を記録。また、心臓手術後の復帰の場にチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグの舞台を選び、敗退したマドリーの眼前で胴上げ。特別なエピソードとなった。
MFチャビ・エルナンデス(1998-2015/42試合)
▽クライフ時代から始まったフィロソフィーをグアルディオラ監督と共に完成形へ導いた。クラシコ最多出場数を誇り、2011年11月には“マニータ”の口火を切る先制点を記録。
MFロナルド・クーマン(1989-1995/12試合)
▽フィロソフィーの始祖たるヨハン・クライフ監督下でリベロとして活躍。特筆すべきプレースキックの精度を有し、1993年9月のクラシコでスタメンを外されたうっ憤を晴らすかのように1994年1月のクラシコでフリーキックを沈めた。
MFアンドレス・イニエスタ(2002-/37試合)
▽チャビとともに最高の中盤を形成。捕獲不可能な存在としてマドリーを混乱に陥れ、2012年のスーペル・コパ2ndレグでのループシュートは圧巻だった。
FWリオネル・メッシ(2005-/37試合)
▽クラシコ最多の25得点を記録。2007年3月のクラシコでは19歳にしてハットトリックを達成した。以来、マドリーにとって悪夢のような存在となっている。
FWヨハン・クライフ(1973-1978/8試合)
▽今の時代まで脈々と続くフィロソフィーを持ち込み、バルサに歴史的転換をもたらした。クラシコでは、選手としても監督としても“マニータ”を達成した1人目の人物となった。
FWロナウジーニョ(2003-2008/8試合)
▽2005年11月、素晴らしい2つのゴールを沈めた。0-3で大敗したマドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウを、異例のスタンディングオベーションで沸き立たせロナウジーニョ色に染め上げてしまった。
◆レアル・マドリー寸評(所属時期/出場回数)
▽ゴールキーパーとして、クラシコ最多出場数を誇る。長い間守護神に君臨し、勝利の陰にはいつもこの選手の存在があった。
DFミチェル・サルガド(1999-2009/16試合)
▽銀河系軍団の中、豊富な運動量で好守に貢献。その激しい守備は異質なものであり、クラシコのようなハードな戦いでは外すことのできない選手だった。
DFセルヒオ・ラモス(2005-/37試合)
▽一時期はクラシコ前後にスペイン代表の同僚であるピケと舌戦を繰り広げることが恒例となったカピタン。クラシコでは通算最多となる計5度の退場処分を受けている一方で、その度に存在の大きさを感じさせられる。
DFフェルナンド・イエロ(1989-2003/34試合)
▽圧倒的なリーダーシップを兼ね備えたマドリーの精神的支柱。セットプレーからの得点能力が高く、クラシコでも2ゴールを決めている。
DFロベルト・カルロス(1996-2007/24試合)
▽史上最高の攻撃性能を備えたレジェンドSB。2003年12月にカンプ・ノウで決めた得点は、敵地での20年ぶり白星をもたらした。
MFルイス・フィーゴ(2000-2005/23試合)
▽“禁断の移籍”を決断したフィーゴは、バルセロナでバロンドールを受賞した翌シーズンにマドリーへ移籍。2000年10月、カンプ・ノウでのクラシコで豚の首が投げ入れられたエピソードは、両クラブの関係性を語る上で外せない。
MFルカ・モドリッチ(2012-/14試合)
▽近年中盤でバルセロナを上回ることができなかったマドリーだが、2017年のスーペル・コパでは中盤を支配。その中心にいたのは、間違いなくこの選手だった。
MFラウール・ゴンサレス(1994-2010/37試合)
▽クラシコ通算4位の15得点を誇る、言わずと知れたマドリディスタのアイドル。1999年10月のクラシコでは、終了間際に得点を決めると指に手を当てバルセロナファンに沈黙を促した。また、メッシがクラシコで初ハットを決めた際には観衆の前でハグするなど、印象的なシーンを多く生み出した。
MFクロード・マケレレ(2000-2003/8試合)
▽銀河系の勝利にはマケレレが欠かせない。彼の退団と時を同じくしてバルサにはロナウジーニョが加入。攻撃力増加が顕著となる宿敵との対戦に『マケレレがいれば…』と多くのマドリディスタが頭を悩ませた。
MFクリスティアーノ・ロナウド(2009-/29試合)
▽クラシコ通算3位となる17得点を記録している現マドリーのエース。メッシとはバロンドール獲得数も分け合うなど“場外クラシコ”でも激しく争い、この2人を中心にクラブ同士の争いが巻き起こる。
FWアルフレッド・ディ・ステファノ(1953-1964/24試合)
▽クラシコ通算2位の18ゴールを決めているレジェンド。この選手がバルサと契約を交わしながらもマドリー入団を決めたことが、強烈なライバル意識を持つ発端になったと言われている。
▽世界でも最高の2チームが激突する伝統の一戦“エル・クラシコ”。歴代のスーパースターたちが共演したとなれば、自らの最高のメンバーを選んでみたくなるのではないだろうか。クラシコを現地より生中継するWOWOWでは、5月4日(金・祝)の夜8時より、「緊急開催!クラシコ歴代ドラフト会議」として特別番組を放送。
▽番組では、リーガ中継の解説で元サッカー日本代表の都並敏史さん、北澤豪さん、「リーガダイジェスト!」でMCを務めるペナルティのヒデさん、その相方ワッキーさん、俳優でサッカーが大好きという白石隼也さん、「リーガダイジェストNEXT」のアシスタントを務めるリーガールの松田るかさんが3チームに分かれてドラフト会議を実施します。21世紀以降のクラシコに出場した選手からドラフト会議形式で選抜していきます。ぜひお楽しみに。
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▽そこで、超WS編集部は歴代のクラシコベストイレブンを選出。バルセロナ、レアル・マドリーに分けた歴代のベストイレブンと寸評を併せて激闘の歴史を振り返る。(C)CWS Brains,LTD.
GKビクトール・バルデス(2002-2014/28試合)▽クラシコ前には常にマドリー撃破の重要性を語り、バルセロナのポゼッションサッカーに完全に適合した守護神。
DFダニエウ・アウベス(2008-2016/27試合)
▽豊富な運動量と攻撃性能で常に凶悪な存在に。2012シーズンのコパ・デル・レイ準々決勝2ndレグではマドリーを敗退に追い込む圧巻のスーパーミドルを突き刺す。
DFカルレス・プジョール(1999-2014/32試合)
▽2000年10月の対戦で“禁断の移籍”をした元バルサ主将MFフィーゴをマンマーク。その後、自らが“真のカピタン”となり常にピッチに闘魂を注入した。
DFジェラール・ピケ(2008-/29試合)
▽グアルディオラvsモウリーニョの指揮官同士の争いが過激化した時期に率先してマドリーを“口撃”。クラシコでは常に相手より優位にあることを示し、現代のカピタンとしてチームを引っ張る。
DFエリック・アビダル(2007-2013/12試合)
▽2012年のコパ・デル・レイ準々決勝1stレグで決勝点を記録。また、心臓手術後の復帰の場にチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグの舞台を選び、敗退したマドリーの眼前で胴上げ。特別なエピソードとなった。
MFチャビ・エルナンデス(1998-2015/42試合)
▽クライフ時代から始まったフィロソフィーをグアルディオラ監督と共に完成形へ導いた。クラシコ最多出場数を誇り、2011年11月には“マニータ”の口火を切る先制点を記録。
MFロナルド・クーマン(1989-1995/12試合)
▽フィロソフィーの始祖たるヨハン・クライフ監督下でリベロとして活躍。特筆すべきプレースキックの精度を有し、1993年9月のクラシコでスタメンを外されたうっ憤を晴らすかのように1994年1月のクラシコでフリーキックを沈めた。
MFアンドレス・イニエスタ(2002-/37試合)
▽チャビとともに最高の中盤を形成。捕獲不可能な存在としてマドリーを混乱に陥れ、2012年のスーペル・コパ2ndレグでのループシュートは圧巻だった。
FWリオネル・メッシ(2005-/37試合)
▽クラシコ最多の25得点を記録。2007年3月のクラシコでは19歳にしてハットトリックを達成した。以来、マドリーにとって悪夢のような存在となっている。
FWヨハン・クライフ(1973-1978/8試合)
▽今の時代まで脈々と続くフィロソフィーを持ち込み、バルサに歴史的転換をもたらした。クラシコでは、選手としても監督としても“マニータ”を達成した1人目の人物となった。
FWロナウジーニョ(2003-2008/8試合)
▽2005年11月、素晴らしい2つのゴールを沈めた。0-3で大敗したマドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウを、異例のスタンディングオベーションで沸き立たせロナウジーニョ色に染め上げてしまった。
◆レアル・マドリー寸評(所属時期/出場回数)
(C)CWS Brains,LTD.
GKイケル・カシージャス(1999-2015/37試合)▽ゴールキーパーとして、クラシコ最多出場数を誇る。長い間守護神に君臨し、勝利の陰にはいつもこの選手の存在があった。
DFミチェル・サルガド(1999-2009/16試合)
▽銀河系軍団の中、豊富な運動量で好守に貢献。その激しい守備は異質なものであり、クラシコのようなハードな戦いでは外すことのできない選手だった。
DFセルヒオ・ラモス(2005-/37試合)
▽一時期はクラシコ前後にスペイン代表の同僚であるピケと舌戦を繰り広げることが恒例となったカピタン。クラシコでは通算最多となる計5度の退場処分を受けている一方で、その度に存在の大きさを感じさせられる。
DFフェルナンド・イエロ(1989-2003/34試合)
▽圧倒的なリーダーシップを兼ね備えたマドリーの精神的支柱。セットプレーからの得点能力が高く、クラシコでも2ゴールを決めている。
DFロベルト・カルロス(1996-2007/24試合)
▽史上最高の攻撃性能を備えたレジェンドSB。2003年12月にカンプ・ノウで決めた得点は、敵地での20年ぶり白星をもたらした。
MFルイス・フィーゴ(2000-2005/23試合)
▽“禁断の移籍”を決断したフィーゴは、バルセロナでバロンドールを受賞した翌シーズンにマドリーへ移籍。2000年10月、カンプ・ノウでのクラシコで豚の首が投げ入れられたエピソードは、両クラブの関係性を語る上で外せない。
MFルカ・モドリッチ(2012-/14試合)
▽近年中盤でバルセロナを上回ることができなかったマドリーだが、2017年のスーペル・コパでは中盤を支配。その中心にいたのは、間違いなくこの選手だった。
MFラウール・ゴンサレス(1994-2010/37試合)
▽クラシコ通算4位の15得点を誇る、言わずと知れたマドリディスタのアイドル。1999年10月のクラシコでは、終了間際に得点を決めると指に手を当てバルセロナファンに沈黙を促した。また、メッシがクラシコで初ハットを決めた際には観衆の前でハグするなど、印象的なシーンを多く生み出した。
MFクロード・マケレレ(2000-2003/8試合)
▽銀河系の勝利にはマケレレが欠かせない。彼の退団と時を同じくしてバルサにはロナウジーニョが加入。攻撃力増加が顕著となる宿敵との対戦に『マケレレがいれば…』と多くのマドリディスタが頭を悩ませた。
MFクリスティアーノ・ロナウド(2009-/29試合)
▽クラシコ通算3位となる17得点を記録している現マドリーのエース。メッシとはバロンドール獲得数も分け合うなど“場外クラシコ”でも激しく争い、この2人を中心にクラブ同士の争いが巻き起こる。
FWアルフレッド・ディ・ステファノ(1953-1964/24試合)
▽クラシコ通算2位の18ゴールを決めているレジェンド。この選手がバルサと契約を交わしながらもマドリー入団を決めたことが、強烈なライバル意識を持つ発端になったと言われている。
▽世界でも最高の2チームが激突する伝統の一戦“エル・クラシコ”。歴代のスーパースターたちが共演したとなれば、自らの最高のメンバーを選んでみたくなるのではないだろうか。クラシコを現地より生中継するWOWOWでは、5月4日(金・祝)の夜8時より、「緊急開催!クラシコ歴代ドラフト会議」として特別番組を放送。
▽番組では、リーガ中継の解説で元サッカー日本代表の都並敏史さん、北澤豪さん、「リーガダイジェスト!」でMCを務めるペナルティのヒデさん、その相方ワッキーさん、俳優でサッカーが大好きという白石隼也さん、「リーガダイジェストNEXT」のアシスタントを務めるリーガールの松田るかさんが3チームに分かれてドラフト会議を実施します。21世紀以降のクラシコに出場した選手からドラフト会議形式で選抜していきます。ぜひお楽しみに。
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