差別被害のバチュアイがUEFAの対応に皮肉「僕の想像だったんだね」
2018.03.30 18:15 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32の2ndレグ、アタランタ戦で差別被害を受けたと主張するドルトムントのベルギー代表FWミッチー・バチュアイ。アタランタに処分が下らなかったことに関して、驚きをもって批判した。イギリス『BBC』が伝えている。
▽自身の活躍もあり晴れやかな結果を手にしたバチュアイだったが、2ndレグの最中にアタランタサポーターによる“サル”を揶揄するチャントの被害に。UEFA(欧州サッカー連盟)は人種差別やその他の差別行為に対して規定を設けており、アタランタの調査に乗り出していた。
▽しかし今月29日、UEFAはアタランタサポーターによる花火、物品の投げ込み、階段封鎖への処分として、アタランタに3万4000ユーロ(約445万円)の罰金を科した。しかし、差別的行為に対する処分は行わないことを発表。物議をかもしている。
▽被害を受けたバチュアイ本人は、自身のツイッター(@mbatshuayi)を通じてこの件に反応。以下のように皮肉を返した。
「サルの言うことだから誰も気にかけないって? 2018年の人々よ…」
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▽バチュアイは、ホームでのEL・ラウンド32の1stレグ、アタランタ戦で2ゴールを記録して3-2での勝利に貢献。2月22日にアウェイのアタランタ戦にも出場すると、試合は1-1のドローに終わりチームは2戦合計4-3で勝ち抜きを決めた。▽しかし今月29日、UEFAはアタランタサポーターによる花火、物品の投げ込み、階段封鎖への処分として、アタランタに3万4000ユーロ(約445万円)の罰金を科した。しかし、差別的行為に対する処分は行わないことを発表。物議をかもしている。
▽被害を受けたバチュアイ本人は、自身のツイッター(@mbatshuayi)を通じてこの件に反応。以下のように皮肉を返した。
「笑える。(差別されたというのは)僕の想像に違いない」
「サルの言うことだから誰も気にかけないって? 2018年の人々よ…」
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