東京Vvs山形はドロー! 前半互いのゴール取り消しも攻め手欠き共に3戦未勝利《J2》
2018.03.25 16:20 Sun
▽明治安田生命J2リーグ第6節、東京ヴェルディvsモンテディオ山形が25日に行われ、0-0のドローに終わった。
▽開幕2勝3分けで無敗の東京Vと、1勝2敗2分けの山形による3連戦の最終戦。前節、アビスパ福岡とドローに終わり2戦連続ドロー中の東京Vは前節から先発2人を変更。菅嶋、林陵平に代わって前節途中で存在感を示した林昇吾とカルロス・マルティネスが先発に入った。一方、前節横浜FCに敗れた山形はその試合から4選手を変更。三鬼、茂木、南、アルヴァロ・ロドリゲスに代わって加賀、古部、松岡、汰木を起用した。
▽共に3試合ぶりの勝利を目指す一戦。[3-5-2]と[4-4-2]の可変システムで後方からの丁寧な繋ぎを見せる東京Vが序盤からボールの主導権を得る。しかし、引き気味の中盤と5バックで構成される山形のコンパクトな守備に苦戦を強いられ、なかなか中盤から前にボールを運べない。
▽それでも、ホームチームは立ち上がりから中盤と2トップの選手が積極的に相手最終ラインと駆け引きしていた中、後方と前線の選手の呼吸が合い始めて縦パス一本で裏を取る場面が増える。すると29分、左サイドからのクロスをボックス左に走り込んだドウグラス・ヴィエイラが左足ワンタッチで折り返す。これをファーに詰めた林昇吾がゴールに流し込む。しかし、先制点と思われたこのゴールはドウグラスと相手DFの競り合いの中でファウルがあったとの微妙な判定でノーゴールに。
▽この判定の余波で落ち着かない状況が続く中、37分には再び物議を醸す場面が訪れる。山形の右サイドからのクロスに対してGK上福元と阪野が交錯。この交錯で上福元がファンブルしたボールがゴールラインを割ると、審判団は一度山形のゴールを認める。しかし、東京V陣営の猛抗議の結果、最終的にノーゴールの判定に。互いにゴールが取り消される波乱の展開となった前半はやや消化不良という形で終了した。
▽一方、後半もリズムが出ない東京Vは55分にカルロスを下げてアラン・ピニェイロ、60分には林昇吾を下げて梶川を投入。ここから攻撃にエンジンをかけたいところだが、前半同様に2トップへの長いボール以外に攻め手を見いだせない。
▽その後も互いにフィニッシュまで持ち込めないこう着状況が続く中、山形は古巣初対戦の南やフェリペ・アウベスと攻撃的なカードを投入。対して東京Vは最後の交代カードで橋本を投入し、攻守のバランスを整える。
▽その流れの中で78分にはオフサイドラインをかいくぐった山形の阪野がボックス内でシュートを狙うが、これはDFに触られて枠の左に外れる。84分には奈良輪のクロスからホームチームに決定機も、ドウグラスのヘディングシュートはGK児玉に阻まれた。
▽結局、互いにフィニッシュの形を見いだせない塩試合の様相を呈した一戦はゴールレスで決着。共に3戦未勝利と微妙な形で3連戦を終えることになった。
▽開幕2勝3分けで無敗の東京Vと、1勝2敗2分けの山形による3連戦の最終戦。前節、アビスパ福岡とドローに終わり2戦連続ドロー中の東京Vは前節から先発2人を変更。菅嶋、林陵平に代わって前節途中で存在感を示した林昇吾とカルロス・マルティネスが先発に入った。一方、前節横浜FCに敗れた山形はその試合から4選手を変更。三鬼、茂木、南、アルヴァロ・ロドリゲスに代わって加賀、古部、松岡、汰木を起用した。
▽それでも、ホームチームは立ち上がりから中盤と2トップの選手が積極的に相手最終ラインと駆け引きしていた中、後方と前線の選手の呼吸が合い始めて縦パス一本で裏を取る場面が増える。すると29分、左サイドからのクロスをボックス左に走り込んだドウグラス・ヴィエイラが左足ワンタッチで折り返す。これをファーに詰めた林昇吾がゴールに流し込む。しかし、先制点と思われたこのゴールはドウグラスと相手DFの競り合いの中でファウルがあったとの微妙な判定でノーゴールに。
▽この判定の余波で落ち着かない状況が続く中、37分には再び物議を醸す場面が訪れる。山形の右サイドからのクロスに対してGK上福元と阪野が交錯。この交錯で上福元がファンブルしたボールがゴールラインを割ると、審判団は一度山形のゴールを認める。しかし、東京V陣営の猛抗議の結果、最終的にノーゴールの判定に。互いにゴールが取り消される波乱の展開となった前半はやや消化不良という形で終了した。
▽迎えた後半、立ち上がりは山形が右サイドの山田を起点にチャンスを作り出す。52分には山田のグラウンダーの折り返しからゴール前に飛び出した中村に決定機も、シュートを枠に飛ばせない。
▽一方、後半もリズムが出ない東京Vは55分にカルロスを下げてアラン・ピニェイロ、60分には林昇吾を下げて梶川を投入。ここから攻撃にエンジンをかけたいところだが、前半同様に2トップへの長いボール以外に攻め手を見いだせない。
▽その後も互いにフィニッシュまで持ち込めないこう着状況が続く中、山形は古巣初対戦の南やフェリペ・アウベスと攻撃的なカードを投入。対して東京Vは最後の交代カードで橋本を投入し、攻守のバランスを整える。
▽その流れの中で78分にはオフサイドラインをかいくぐった山形の阪野がボックス内でシュートを狙うが、これはDFに触られて枠の左に外れる。84分には奈良輪のクロスからホームチームに決定機も、ドウグラスのヘディングシュートはGK児玉に阻まれた。
▽結局、互いにフィニッシュの形を見いだせない塩試合の様相を呈した一戦はゴールレスで決着。共に3戦未勝利と微妙な形で3連戦を終えることになった。
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