G大阪U-23が福田&一美弾で昨季J3王者を撃破! 琉球、播戸がJ3最年長得点記録更新もドロー《J3》

▽明治安田生命J3リーグ第3節の7試合が21日に各地で行われた。

▽パナソニック スタジアム 吹田で行われたガンバ大阪U-23vsブラウブリッツ秋田は、2-1でG大阪U-23が勝利した。

▽ここまで1勝1敗で11位に位置するG大阪U-23と、同じく1勝1分けで2位につける昨季J3王者・秋田の一戦。試合は15分にG大阪U-23がルーキーの一撃から先制に成功する。一美が触ったボールが敵陣中央左に転がると、拾った福田がダブルタッチで相手をかわし、ボックス手前から右足を思い切りよく振り抜くくと、強烈なシュートが左ポストを叩いてゴールに吸い込まれた。
▽先制点を許した秋田だが、すぐさま反撃に出ると24分、敵陣ボックス手前で相手のパスを奪った前山が左足でシュート。グラウンダーのシュートがゴール右隅に突き刺さり、試合を振り出しに戻した。

▽後半に入ると両者チャンスを作る中、徐々にG大阪U-23が秋田を押し込み始める。すると79分、ボックス左からの森のクロスを米倉が飛び込んで合わせる。これがゴールラインギリギリのところで相手にクリアされたが、こぼれ球を一美が押し込んで決勝点を記録。2-1で昨季J3王者の秋田を下したG大阪が今季2勝目を挙げた。▽沖縄県総合運動公園陸上競技場で行われたFC琉球vsガイナーレ鳥取は、2-2の引き分けに終わった。

▽ここまで連勝で3位につける琉球と、同じく連勝で2位につける鳥取の上位決戦。試合はゴールレスで折り返して迎えた後半に動きを見せる。まず琉球は57分、敵陣中央でパスを受けた中川がボックス手前に持ち込み、左足を振り抜くとシュートはゴール右へと突き刺さり、琉球が先制に成功する。

▽先制点を許した鳥取は76分、可児からの右CKが飛び出したGK朴一圭の頭上を越えると、ファーサイドで待ち構えていたレオナルドが右足で押し込んで試合を振り出しに戻した。

▽しかし、同点に追いつかれた琉球はすぐさま反撃。失点から4分後、左サイドでボールを持った徳元が縦への突破からクロスを送る。これをゴール前中央の播戸がヘディングで合わせ、勝ち越しゴールを記録する。また、このゴールで播戸は、前節打ち立てたJ3最年長弾を38歳7カ月19日に更新した。

▽またも追う立場となった鳥取はその後、思うようにチャンスを作れず。そのまま敗れるかと思われた後半アディショナルタイム、ボックス左でレオナルドが粘ると、追い越そうとした山本がスイッチして中央に切れ込む。ラストパスを加藤が押し込んで土壇場で同点に追いついた。そのまま試合は2-2で終了。上位対決は痛み分けとなり、両者は無敗を継続している。

▽なお、同日開催を予定していたSC相模原vsアスルクラロ沼津は、雪の影響で延期に。

◆明治安田生命J3リーグ第3節 結果
▽3/21(水)
グルージャ盛岡 3-2 Y.S.C.C.横浜
福島ユナイテッド 0-0 鹿児島ユナイテッドFC
カターレ富山 1-2 セレッソ大阪U-23
藤枝MYFC 1-2 ギラヴァンツ北九州
AC長野パルセイロ 1-0 FC東京U-23
FC琉球 2-2 ガイナーレ鳥取
ガンバ大阪U-23 2-1 ブラウブリッツ秋田

《延期》
SC相模原 vs アスルクラロ沼津