レーティング:バルセロナ 3-0(AGG:4-1) チェルシー《CL》

2018.03.15 06:48 Thu
Getty Images
▽チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグ、バルセロナvsチェルシーが14日にカンプ・ノウで行われ、ホームのバルセロナが3-0で勝利した。この結果、2戦合計4-1としたバルセロナがベスト8進出を果たした。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
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▽バルセロナ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 テア・シュテーゲン 6.0
相手の枠内シュートを冷静に阻止。ハイボールや飛び出しの判断も秀逸
DF
20 セルジ・ロベルト 5.5
早い時間帯のカードによってスピードに乗ったウィリアンやアザールの仕掛けに苦しんだ

3 ピケ 6.5
ジルーに対してタイトな寄せや身体を投げ出す決死のブロックでクリーンシートに貢献

23 ユムティティ 7.0
強さと速さ、巧さの三拍子そろった見事な守備で相手の攻撃陣に立ちはだかった
18 ジョルディ・アルバ 6.5
モーゼスの攻め上がりを受けてやや守備的にプレー。この試合ではメッシよりもイニエスタとのコンビプレーが機能

MF
11 デンベレ 6.5
先発起用に応え強烈なシュートで今季CL初ゴール。得意のドリブルや献身的な守備でも存在感

(→A・ビダル 5.5)
大勢が決した中、堅実に試合をクローズ

4 ラキティッチ 6.5
ブスケッツと良い距離感を保ちながら守備面で気を利かせた。マイボール時のパスコースを作る動きやサポートも良好

5 ブスケッツ 6.0
相手の攻撃を遅らせる絶妙な対応に加え、セカンドボールへの反応も素晴らしかった。それだけに負傷の程度が気がかり

(→アンドレ・ゴメス 6.0)
ゴールシーンで相手をうまく引っ張るなど、きっちり勝利に貢献

8 イニエスタ 6.5
負傷明けを感じさせない軽快な動きに加え、攻守の最終局面での正確なプレーが際立った

(→パウリーニョ 6.0)
中盤でのフィジカル勝負で持ち味を発揮

FW
10 メッシ 8.0
3男チーロ君の誕生を祝う2ゴール1アシストでCL通算100ゴールも達成

9 スアレス 7.0
味方を生かす絶妙なプレーで3点を演出。ストライカーとしての存在感も大きかった

監督
バルベルデ 7.0
デンベレの起用やイニエスタのギャンブル起用がハマり、文字通りの完勝でベスト8進出

▽チェルシー採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 クルトワ 5.0
1失点目ではやや決め打ちの対応で股間を抜かれる。また、危険なパスミスでピンチも招いた

DF
28 アスピリクエタ 4.5
2失点目ではあっさりとした対応でメッシに抜かれ、3失点目に繋がるパスミスも犯した。ソリッドさを欠いた印象

27 A・クリステンセン 5.0
早々の失点によって周囲のサポートが少ない状況で相手攻撃陣と対峙。駆け引きで劣勢に

2 リュディガー 5.5
身体の強さを生かした守備でまずまず健闘。バー直撃のヘディングシュートも放った

MF
15 モーゼス 5.0
イニエスタとのスピードのミスマッチを生かして幾度も深い位置まで侵攻。ただ、その後の精度が低かった

(→ザッパコスタ 5.0)
展開的にできることは少なかった

4 セスク 4.5
痛恨のボールロストで2失点目を招くなど、古巣相手に低調な出来。攻撃面でも持ち味を出せなかった

7 カンテ 6.5
攻守両面で獅子奮迅の働き。不甲斐ない相棒セスクの空けた穴までカバー

3 マルコス・アロンソ 6.0
あわやゴールという際どい直接FKやインサイドに入って攻撃に絡むなど、良いアクセントに

FW
22 ウィリアン 6.0
鋭い仕掛けやパス、精度の高いシュートで1stレグ同様に最も相手の脅威となった

18 ジルー 4.5
前線で身体を張ったが、求められたフィニッシャーの役目をこなせず。連係ミスも散見

(→モラタ 5.0)
かつてのライバル相手に何もできなかった

10 アザール 5.0
相手の徹底マークに遭い、危険なエリアでなかなか良い形で仕掛けられず

(→ペドロ -)

監督
コンテ 5.0
完全に力負け。立ち上がりの失点でゲームプランが崩れたことが痛恨だった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
メッシ(バルセロナ)
▽CL通算100ゴールを含め圧巻の全ゴール演出でチームを見事に勝利に導いた。とりわけ、早い時間帯の先制点、嫌な流れになり始めたダメ押しの3点目と見事な勝負強さでエースとしての重責を果たした。

バルセロナ 3-0(AGG:4-1) チェルシー
【バルセロナ】
メッシ(前3)
デンベレ(前20)
メッシ(後18)

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バルセロナは25日、チャビ・エルナンデス監督(44)の続投を発表した。 25日にトレーニング施設のジョアン・ガンペールでジョアン・ラポルタ会長が会見を行い、発表した。 「チャビがファーストチームの監督として続けていくことを発表でき、とても嬉しく思う」 「常にバルサの利益を見ている。チャビが続投することはとても良いニュースだ」 また、チャビ監督も同席。「やる気と期待感に溢れており、フロント、スタッフ、そして選手たちからの信頼感がある。それがバルサのベンチで続投するためのカギとなった」と、続投する決断の理由を語った。 チャビ監督は2021年11月にバルセロナの監督に就任。就任2年目にラ・リーガのタイトルを獲得していた。 しかし、今シーズンは苦戦が続き、1月にはコパ・デル・レイ、スーペル・コパで敗退。タイトルを逃すと、ラ・リーガのビジャレアル戦で大敗を喫し、その後に今シーズン限りでの退任を電撃発表して話題となっていた。 その後、何度となく続投への意思を聞かれても否定してきたチャビ監督だったが、バルセロナのフロント陣は引き留めに尽力。最終的には説得に成功することとなった。 チャビ監督は「プロジェクトはまだ終わっていない。続けていかなければならない」と語り、「クラブの安定を維持し、勝てるチームづくりを続けることだ」と目標を語った。 また、クラブ幹部との会談についても語り「昨日、会長とミーティングをした際、僕の進退をクラブのことを考えて預けた。会長、全てのフロント、スポーツエリアのスタッフからの信頼を感じるし、その期待感と信頼は相互のものだ」とし、自身への信頼の厚さが翻意した理由だと語った。 自身が1月に退任を口にしたことについては「方向転換を図るにあたり、あの当時は決断が正しかった」とコメント。「ただ、現在は状況が異なっている」と、様々な状況が変わったとのこと。「来年は再び期待が高まり、大きな成功を手にすることが近付くだろう」と、期待を寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】チャビ監督、ラポルタ会長、デコSDが手を取り合う</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ca" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/JoanLaportaFCB?ref_src=twsrc%5Etfw">@JoanLaportaFCB</a> : “És un orgull que Xavi segueixi sent l’entrenador” <br><a href="https://t.co/FOhVHXytjb">https://t.co/FOhVHXytjb</a> <a href="https://t.co/ugoEOLvyQK">pic.twitter.com/ugoEOLvyQK</a></p>&mdash; FC Barcelona (@FCBarcelona_cat) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona_cat/status/1783480480014225543?ref_src=twsrc%5Etfw">April 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.25 22:02 Thu

チャビ監督が来季続投を決断…バルセロナ副会長「チャビは残るだろう」

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督(44)が、来シーズンの続投を決断した。 ラポルタ会長やスポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏ら首脳陣とチャビ監督の間で行われた24日の会談で、両者は2025年までの契約を履行することで合意に至ったという。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バルセロナのラファ・ユステ副会長は「チャビは残るだろう、彼は本当に幸せだ。我々は他の監督候補と交渉を開いたことがない。それに、デコはチャビを信頼している、それは保証だ」と、チャビ監督の続投を認めたとのことだ。 ラ・マシア出身で現役時代に輝かしいキャリアを残したチャビ監督は、ロナルド・クーマン前監督の解任に伴い2021年11月に指揮官として古巣に帰還。就任2年目にラ・リーガのタイトル奪還に成功し、今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ突破に導いた。 しかし、今シーズンはラ・リーガでの苦戦に加え、今年1月にコパ・デル・レイ、スーペル・コパ・デ・エスパーニャでタイトルを逃すと、同月末に大敗したラ・リーガ第22節のビジャレアル戦後に今季限りでの退任を電撃発表。 その後、チームはチャンピオンズリーグ(CL)でベスト8敗退に、先日のエル・クラシコでの敗戦によってラ・リーガ連覇の可能性もほぼ潰えたが、チャビ監督の退任発表後はチームパフォーマンスの改善に、DFパウ・クバルシらカンテラーノの台頭など状況は好転しつつあった。 また、財政難のクラブにとって新指揮官招へいは財政面のリスクが大きく、噂される候補の招へいが難航していたこともあり、ジョアン・ラポルタ会長ら首脳陣は一時退任の意向を示していたチャビ監督の意思を尊重する意思を示したものの、ここ最近に入って改めて続投を要請。 これに対して徐々に態度を軟化した指揮官が最終的に当初の辞任から翻意し、続投を決断した形だ。 なお、クラブからの正式なアナウンスは25日にラポルタ会長によって発表される可能性が高いようだ。また、チャビ監督は29日に行われるバレンシア戦に向けた公式会見の場で、改めて自身の言葉で今回の決断を語ることになる。 2024.04.25 07:15 Thu

今度こそスペインへ? ベルナルド・シウバのバルセロナ移籍説が再度浮上

バルセロナにマンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバ(29)獲得の可能性が出てきている。スペイン『スポルト』が報じた。 先日のラ・リーガ第32節レアル・マドリー戦の敗北により、逆転でのリーグ優勝が難しくなったバルセロナ。チャビ・エルナンデス監督が退任の意向を覆すのか、新たな指揮官を迎え入れるのかはまだはっきりしないが、来シーズンにも目を向けていく必要がある。 そんな中、今夏の獲得候補に挙がっているというのがベルナルド・シウバ。チャビ監督が昨夏獲得を望んだ上、バルセロナも指揮官が誰になろうと獲得を希望しているという。 また、ベルナルド・シウバもシティでの時間は終わったと考えている模様。家族の意向も踏まえ、以前と変わらずスペインでのプレーを希望しているようだ。 実際、ベルナルド・シウバはここ数カ月の間にバルセロナを数回訪れているとのこと。シティでチームメイトだったドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンや、ポルトガル代表でチームメイトのFWジョアン・フェリックス、DFジョアン・カンセロらに様子を尋ねているとのことだ。 一方、昨夏シティはベルナルド・シウバとの契約を2026年6月まで延長したが、クラブもジョゼップ・グアルディオラ監督も本人の移籍願望は承知。5000万ポンド(約5800万ユーロ/約96億3000万円)の契約解除条項が設けられているという。 昨夏、バルセロナと同様にベルナルド・シウバの獲得を目指していたパリ・サンジェルマン(PSG)は、別の補強計画を立てているようで、バルセロナがこの移籍を実現できるかどうかは自分たち次第。財政難やサラリーキャップ制限、選手登録に悩まされる状況を打破する必要があり、特に、選手の売却やそれによって浮いた年俸を100%費やすことができる「1対1」の状態に戻せるかどうかが肝となる。 また、現在ベルナルド・シウバはシティから1000万ユーロ(約16億6000万円)以上の年俸を受け取っているとのこと。本人や代理人との給与交渉も課題となるが、バルセロナ行きを熱望しているというこの29歳は、この点においても努力する可能性があるようだ。 2024.04.24 21:12 Wed
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