途中出場の南野が土壇場同点弾でEL初ゴール! ザルツブルク、敵地アノエタで価値ある引き分け《EL》
2018.02.16 05:06 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32・1stレグのレアル・ソシエダvsザルツブルクが、15日にソシエダの本拠地・アノエタで行われ、2-2の引き分けに終わった。ザルツブルクのMF南野拓実は、76分から出場して1ゴールを決めた。
▽序盤からサイドを広く使った攻撃をしかけるソシエダが、試合のペースを握っていく。12分には、オドリオソラが右サイドを突破してクロスを供給。ボックス内左のシャビ・プリエトがヘディングシュートを放ったが、GKヴァルケに処理された。
▽ザルツブルクは、攻め込まれながらもギリギリのところで耐え続ける。すると、16分にカウンターからファン・ヒチャンがボックス内に抜け出す。しかし、中央への折り返しは味方に合わない。続く18分にも、自陣からオーバーラップしたラマ―リョがボックス内に侵攻。そのままシュートを放ったが、GKルジの好守に阻まれた。
▽前半の中ごろからは、徐々にザルツブルクがボールを持つ時間が増えていく。チャンスも作り出していくが、最後のところでソシエダのネットを揺らすことができず。一進一退の攻防が続く。
▽アウェイゴールを奪われたソシエダは、攻勢を強めて前半のうちに追い付くことを目指したが、ザルツブルクの守備を崩すことができない。試合はザルツブルクが1点のリードを保ったまま折り返しを迎えた。
▽巻き返したいソシエダは、ハーフタイム中にファンミに代えてヤヌザイを投入。前線の活性化を図っていく。すると57分、ボックス手前やや右でボールを持ったオドリオソラがドリブルを選択。相手を2人かわして右足でミドルシュートを放ち、ゴール右端に沈めた。
▽勝ち越したいザルツブルクは、76分にヤボに代えて南野を投入する。南野は、トップ下のポジションでの出場となった。
▽しかし80分、ボックス手前中央でソシエダがFKを獲得すると、ヤヌザイが直接狙う。左足で放たれたシュートは壁の間を通り抜け、ネットを揺らした。一転追う立場となったザルツブルクは82分、ボックス手前中央で南野にボールが渡る。しかし、左足で放たれたシュートはゴール右に逸れ、得点には繋がらない。
▽それでも試合終了間際の94分、オーバーラップしたライナーがボックス右の深いところから中央マイナスに折り返す。これに飛び込んだ南野が滑り込むように足で合わせ、土壇場の同点弾を決め切った。なお、南野にとってこのゴールはELでの初ゴールとなった。
▽試合は直後に終了。この結果、ザルツブルクはアウェイゴール2発で価値ある引き分けに持ち込むことに成功した。対するソシエダは、掴みかけた勝利を手放すこととなった。なお、2ndレグは来週木曜にザルツブルクのホームで行われる。
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▽直近のリーガエスパニョーラ第23節でレアル・マドリーに2-5の大敗を喫したソシエダは、その試合からスタメンを5名変更。スルトゥサ、カナレスらに代えて、バウティスタ、スベルディアらを送り出した。一方、ザルツブルクでは直近のリーグ戦である1-0で勝利したアルタッハ戦でスタメン出場した南野がベンチからのスタートとなった。▽ザルツブルクは、攻め込まれながらもギリギリのところで耐え続ける。すると、16分にカウンターからファン・ヒチャンがボックス内に抜け出す。しかし、中央への折り返しは味方に合わない。続く18分にも、自陣からオーバーラップしたラマ―リョがボックス内に侵攻。そのままシュートを放ったが、GKルジの好守に阻まれた。
▽前半の中ごろからは、徐々にザルツブルクがボールを持つ時間が増えていく。チャンスも作り出していくが、最後のところでソシエダのネットを揺らすことができず。一進一退の攻防が続く。
▽得点が生まれたのは、意外な形からだった。27分、ザルツブルクの右CKの場面で、ニアを狙ったボールが供給される。GKルジがパンチングに出たがうまく処理できずにボールが通り過ぎると、背後に居たオヤルサバルの頭に当たり、ゴールに転がり込んだ。
▽アウェイゴールを奪われたソシエダは、攻勢を強めて前半のうちに追い付くことを目指したが、ザルツブルクの守備を崩すことができない。試合はザルツブルクが1点のリードを保ったまま折り返しを迎えた。
▽巻き返したいソシエダは、ハーフタイム中にファンミに代えてヤヌザイを投入。前線の活性化を図っていく。すると57分、ボックス手前やや右でボールを持ったオドリオソラがドリブルを選択。相手を2人かわして右足でミドルシュートを放ち、ゴール右端に沈めた。
▽勝ち越したいザルツブルクは、76分にヤボに代えて南野を投入する。南野は、トップ下のポジションでの出場となった。
▽しかし80分、ボックス手前中央でソシエダがFKを獲得すると、ヤヌザイが直接狙う。左足で放たれたシュートは壁の間を通り抜け、ネットを揺らした。一転追う立場となったザルツブルクは82分、ボックス手前中央で南野にボールが渡る。しかし、左足で放たれたシュートはゴール右に逸れ、得点には繋がらない。
▽それでも試合終了間際の94分、オーバーラップしたライナーがボックス右の深いところから中央マイナスに折り返す。これに飛び込んだ南野が滑り込むように足で合わせ、土壇場の同点弾を決め切った。なお、南野にとってこのゴールはELでの初ゴールとなった。
▽試合は直後に終了。この結果、ザルツブルクはアウェイゴール2発で価値ある引き分けに持ち込むことに成功した。対するソシエダは、掴みかけた勝利を手放すこととなった。なお、2ndレグは来週木曜にザルツブルクのホームで行われる。
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