自慢の攻撃陣不発のリバプールが痛恨の2戦連続ドロー《プレミアリーグ》
2017.12.14 07:54 Thu
▽リバプールは13日、アンフィールドで行われたプレミアリーグ第17節でWBAと対戦し、0-0のドローに終わった。
▽パーデュー体制に変更も守備的な入りを見せたWBAに対して、立ち上がりから攻勢を仕掛けるリバプール。だが、連戦の影響かサラーやマネがキレを欠く攻撃は人海戦術で守る相手の守備をなかなか破れない。
▽17分には右サイドで仕掛けたサラーからの斜めのスルーパスに抜け出したフィルミノが左足のダイレクトシュートでゴールを狙うが、これはわずかに枠の右に外れる。すると、その後は決定機さえも作れない苦しい時間が続く。逆に、30分にはバイタルエリアで前を向いた相手FWロブソン=カヌに決定的なシュートを許すが、これはクロスバーの上部を叩き枠外に外れる。結局、前半は0-0のスコアで終了した。
▽後半に入っても試合展開に大きな変化はなし。51分にはWBAの右CKでクリホヴィアクのクロスをファーのヤコブに頭で合わせられるが、これはGKカリウスの好守で凌ぐ。その後もリバプールはセットプレーでワンチャンスを狙うWBAの攻撃に苦戦が続く。
▽“神の手”ゴールが認められず、意気消沈となったこの日のリバプールの攻撃陣に残り時間でWBAの堅守を崩し切る力は残っておらず、試合は0-0のままタイムアップ。前節のダービーに続いて自慢の攻撃陣が機能しなかったリバプールは、痛恨の2戦連続ドローでチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位に転落した。
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▽前節、微妙なPKの判定もあり宿敵エバートンとの“マージーサイド・ダービー”を1-1のドローで終えた4位のリバプール(勝ち点30)だが、リーグ戦6試合無敗と好調を継続。2試合ぶりの勝利を目指す中2日での今節は、降格圏の18位に低迷するWBA(勝ち点13)をホームで迎え撃った。エバートン戦からの先発変更は6点。GKに今季2度目のリーグ戦出場となるカリウス、右サイドバックはジョー・ゴメスに代わってアーノルド、中盤はミルナー、ヘンダーソン、チェンバレンからジャン、コウチーニョ、ワイナルドゥムのユニットに入れ替え、前線はソランケに代えてフィルミノをサラー、マネと共に組ませた。▽17分には右サイドで仕掛けたサラーからの斜めのスルーパスに抜け出したフィルミノが左足のダイレクトシュートでゴールを狙うが、これはわずかに枠の右に外れる。すると、その後は決定機さえも作れない苦しい時間が続く。逆に、30分にはバイタルエリアで前を向いた相手FWロブソン=カヌに決定的なシュートを許すが、これはクロスバーの上部を叩き枠外に外れる。結局、前半は0-0のスコアで終了した。
▽後半に入っても試合展開に大きな変化はなし。51分にはWBAの右CKでクリホヴィアクのクロスをファーのヤコブに頭で合わせられるが、これはGKカリウスの好守で凌ぐ。その後もリバプールはセットプレーでワンチャンスを狙うWBAの攻撃に苦戦が続く。
▽後半半ばを過ぎても膠着状態が続く中、選手交代で流れを変えたいクロップ監督は76分、マネとワイナルドゥムを下げてソランケとチェンバレン、80分にはアーノルドに代えてジョー・ゴメスを投入。すると82分、リバプールにこの試合最大の決定機が訪れる。右サイド深くでゴメスが低いクロスを入れると、これをゴール前に飛び込んだソランケが身体ごとゴールに押し込む。しかし、この日一番の盛り上がりを見せたリバプールサポーターの歓声は、この直後にため息へと変わる。主審はゴール場面に関してソランケのハンドを取り、ゴールを取り消しとした。
▽“神の手”ゴールが認められず、意気消沈となったこの日のリバプールの攻撃陣に残り時間でWBAの堅守を崩し切る力は残っておらず、試合は0-0のままタイムアップ。前節のダービーに続いて自慢の攻撃陣が機能しなかったリバプールは、痛恨の2戦連続ドローでチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位に転落した。
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