バルセロナが10人のビジャレアルに競り勝ち3試合ぶり勝利!《リーガエスパニョーラ》
2017.12.11 06:41 Mon
▽バルセロナは10日、リーガエスパニョーラ第15節でビジャレアルのホームに乗り込み、2-0で勝利した。
▽ウムティティを負傷で欠いているバルセロナは、直近の試合であるチャンピオンズリーグ(CL)最終節スポルティング・リスボン戦からスタメンを半数の6名変更。シレッセン、N・セメド、ディーニュ、アンドレ・ゴメス、アルカセル、A・ビダルに代えてテア・シュテーゲン、セルジ・ロベルト、ジョルディ・アルバ、ブスケッツ、パウリ―ニョ、メッシを起用した。
▽対するビジャレアルは、3連敗を避けるべく臨むこの試合に向けて、ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)最終節マッカビ・テルアビブ戦からロベルト・ソリアーノ以外のスタメンを全て変更。状態の不安が伝えられていたバッカはメンバーから外れ、バカンブの相方はアントリンが務めた。また、GKアセンホは昨シーズンの負傷以来約9カ月ぶりのリーガ復帰となっている。
▽バカンブを1トップに配置し、ロベルト・ソリアーノとアントリンをシャドーに置く[4-3-2-1]で試合に入ったビジャレアル。積極的なフォアチェックで主導権を握ろうと試みたものの、最初に決定機を手にしたのはバルセロナだった。
▽それでも15分、前線でバカンブが収めつつ攻撃の糸口を探るビジャレアルに、チャンスが訪れる。前線にオーバーラップした右サイドのガスパールにボールが渡ると精度の高いクロスが送られる。しかし、飛び込んだロベルト・ソリアーノのダイレクトボレーは、GKテア・シュテーゲンの好守に阻まれた。
▽ビジャレアルのプレスがやや弱まり、バルセロナが前でボールを持てるようになり始めた21分、ボックス手前左でドリブルを仕掛けたメッシがビクトル・ルイスに倒されてFKを獲得。これを自ら直接狙ったメッシのシュートは壁の外を巻くようにしてゴール左を捉えたが、GKアセンホが弾き出した。
▽ややバルセロナの支配力が高まると、ビジャレアルはカウンターから切れ味の鋭い攻撃を繰り出した。35分には、バカンブのキープからボールを受けたロベルト・ソリアーノがミドルシュート。さらに直後のプレーでもカウンターから3対2の場面となったが、ロベルト・ソリアーノのラスト・パスは精度を欠いて得点とはならない。
▽攻守が目まぐるしく入れ替わる展開になると、今度はバルセロナにチャンス。38分、中盤でボールを奪取したパウリ―ニョがボックス手前のメッシにパスを送る。しかし、メッシの左足でのシュートは得点とはならなかった。
▽ゴールレスで迎えた後半、ビジャレアルが早々にシュートを浴びせる。46分、ジャウメとのワンツーで左サイド深くまで侵攻したバカンブがニアを狙ってシュート。しかし、ボールは枠を外れた。
▽勢いの衰えないビジャレアルは、56分にはジャウメがクロスを供給。しかし、これはアントリンには合わない。逆に58分には、メッシとのパス交換から左サイドに抜け出したジョルディ・アルバがグラウンダーのクロス。しかし、これも途中出場のアルカセルには合わなかった。
▽58分には、再びジョルディ・アルバと連係を図ったメッシが自らシュートを放つも、枠外に。得点は生まれないものの徐々にバルセロナがチャンスを作っていく。すると60分、ビジャレアルに不運な出来事が。ブスケッツからボールを奪おうとスライディングタックルをしたアントリンがレッドカードを提示されて退場になってしまう。
▽相手が1人少なくなると、68分にもバルセロナに決定機が訪れる。再びジョルディ・アルバがクロスを上げると、ニアに飛び込んだのはスアレス。しかし、流し気味にファーを狙ったシュートは枠を外れた。
▽フィニッシュの精度を欠き嫌なムードが漂い始めるバルセロナだったが、72分に待望の瞬間が。ボックス手前でボールを持ったメッシが、スアレスに縦パスを当てる。スアレスがワンタッチでアルカセルとのワンツーを用いて裏に抜け出し、GKアセンホもかわしてネットを揺らした。
▽追う展開となったビジャレアルは、76分にトリゲロスがボックス手前からミドルシュート。アウト気味にかかった鋭いシュートが枠を捉えたが、GKテア・シュテーゲンが再び好守を披露した。
▽ビジャレアルに疲れが見え始めると、83分には不用意な失点を喫してしまう。中盤に送ったビクトル・ルイスのパスが、真っすぐにメッシの下へ。ドリブルでボックス内に侵攻すると、カバーに来たA・ゴンサレスはパスミスを犯したビクトル・ルイスと衝突して転倒。メッシは落ち着いて一対一を沈め、試合を決定付ける追加点とした。
▽結局、このままのスコアで試合が終了。この結果、バルセロナは2戦ぶりに勝利することに。良い入りをしながらもホームで敗北を喫したビジャレアルは、3連敗となっている。
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▽無敗ながらも直近のリーガ2試合をドローと失速気味の首位バルセロナ(勝ち点36)と、2連敗中の6位ビジャレアル(勝ち点21)の一戦。勝ち点を取りこぼしているバルセロナは、敗北すれば既に第15節を消化している2位のバレンシア(勝ち点34)との差を、次節にも埋められる可能性が出てくる。▽対するビジャレアルは、3連敗を避けるべく臨むこの試合に向けて、ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)最終節マッカビ・テルアビブ戦からロベルト・ソリアーノ以外のスタメンを全て変更。状態の不安が伝えられていたバッカはメンバーから外れ、バカンブの相方はアントリンが務めた。また、GKアセンホは昨シーズンの負傷以来約9カ月ぶりのリーガ復帰となっている。
▽バカンブを1トップに配置し、ロベルト・ソリアーノとアントリンをシャドーに置く[4-3-2-1]で試合に入ったビジャレアル。積極的なフォアチェックで主導権を握ろうと試みたものの、最初に決定機を手にしたのはバルセロナだった。
▽試合開始直後の4分に左CKを獲得すると、ニアに飛び込んだピケが強烈なヘディングシュート。ボールはバーに当たり得点とはならなかったものの、序盤からビジャレアルゴールを脅かしていく。
▽それでも15分、前線でバカンブが収めつつ攻撃の糸口を探るビジャレアルに、チャンスが訪れる。前線にオーバーラップした右サイドのガスパールにボールが渡ると精度の高いクロスが送られる。しかし、飛び込んだロベルト・ソリアーノのダイレクトボレーは、GKテア・シュテーゲンの好守に阻まれた。
▽ビジャレアルのプレスがやや弱まり、バルセロナが前でボールを持てるようになり始めた21分、ボックス手前左でドリブルを仕掛けたメッシがビクトル・ルイスに倒されてFKを獲得。これを自ら直接狙ったメッシのシュートは壁の外を巻くようにしてゴール左を捉えたが、GKアセンホが弾き出した。
▽ややバルセロナの支配力が高まると、ビジャレアルはカウンターから切れ味の鋭い攻撃を繰り出した。35分には、バカンブのキープからボールを受けたロベルト・ソリアーノがミドルシュート。さらに直後のプレーでもカウンターから3対2の場面となったが、ロベルト・ソリアーノのラスト・パスは精度を欠いて得点とはならない。
▽攻守が目まぐるしく入れ替わる展開になると、今度はバルセロナにチャンス。38分、中盤でボールを奪取したパウリ―ニョがボックス手前のメッシにパスを送る。しかし、メッシの左足でのシュートは得点とはならなかった。
▽ゴールレスで迎えた後半、ビジャレアルが早々にシュートを浴びせる。46分、ジャウメとのワンツーで左サイド深くまで侵攻したバカンブがニアを狙ってシュート。しかし、ボールは枠を外れた。
▽勢いの衰えないビジャレアルは、56分にはジャウメがクロスを供給。しかし、これはアントリンには合わない。逆に58分には、メッシとのパス交換から左サイドに抜け出したジョルディ・アルバがグラウンダーのクロス。しかし、これも途中出場のアルカセルには合わなかった。
▽58分には、再びジョルディ・アルバと連係を図ったメッシが自らシュートを放つも、枠外に。得点は生まれないものの徐々にバルセロナがチャンスを作っていく。すると60分、ビジャレアルに不運な出来事が。ブスケッツからボールを奪おうとスライディングタックルをしたアントリンがレッドカードを提示されて退場になってしまう。
▽相手が1人少なくなると、68分にもバルセロナに決定機が訪れる。再びジョルディ・アルバがクロスを上げると、ニアに飛び込んだのはスアレス。しかし、流し気味にファーを狙ったシュートは枠を外れた。
▽フィニッシュの精度を欠き嫌なムードが漂い始めるバルセロナだったが、72分に待望の瞬間が。ボックス手前でボールを持ったメッシが、スアレスに縦パスを当てる。スアレスがワンタッチでアルカセルとのワンツーを用いて裏に抜け出し、GKアセンホもかわしてネットを揺らした。
▽追う展開となったビジャレアルは、76分にトリゲロスがボックス手前からミドルシュート。アウト気味にかかった鋭いシュートが枠を捉えたが、GKテア・シュテーゲンが再び好守を披露した。
▽ビジャレアルに疲れが見え始めると、83分には不用意な失点を喫してしまう。中盤に送ったビクトル・ルイスのパスが、真っすぐにメッシの下へ。ドリブルでボックス内に侵攻すると、カバーに来たA・ゴンサレスはパスミスを犯したビクトル・ルイスと衝突して転倒。メッシは落ち着いて一対一を沈め、試合を決定付ける追加点とした。
▽結局、このままのスコアで試合が終了。この結果、バルセロナは2戦ぶりに勝利することに。良い入りをしながらもホームで敗北を喫したビジャレアルは、3連敗となっている。
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