スモールクラブの矜持…レガネス監督ガリターノ「スーツ、ネクタイは絶対に着用しない」
2017.10.09 00:50 Mon
フットボールクラブは、やはり拠を構える町を反映すべきなのだろうか。マドリード南部の町にあるレガネスで指揮を執るアシエル・ガリターノ監督は、試合でスーツを着用する必要性を感じていないという。
2013年に当時リーガエスパニョーラ2部B(実質3部)に所属していたレガネスの監督に就任し、クラブを1部にまで導いたガリターノ監督。同指揮官はたとえリーガ1部という大舞台にいようとも、レガネスが人口18万人の町を代表する存在でなくてはならないと考える。
スペインのフットボールカルチャーマガジン『パネンカ』とのインタビューに応じたバスク出身監督は、レガネスの指揮官がスーツとは無縁であるべきことを説いた。
「私にとってはそうだね。着用することがあってはならないと思う。私はマドリー南部の町、労働者、工場が多く存在する工業地域に属している。ここの監督として、道で目にするものを反映した姿でなくてはならず、ほかの何者にもなりたくない」
ガリターノ監督は、レガネスが地元の人々に近しい存在であり続ける重要性を強調した。
「人間はほかの人間と結び付いていくものだ。自分がどこにいるのかを自覚していれば、人々と心を通わせることは容易になる。けれども、ただ口にするだけでそうなるということでもない。それだけでなく、試合の入場料を把握する、チケット売り場に実際に赴く、妻と10歳の息子のために年間シートを購入する、また冬の一番寒い日も含め、毎日私たちを見に来る定年後の人たちのために練習を非公開としないことでそうなっていく」
「監督はいつも頭を悩ませているものだが、そこにいる人々、有している手段、さらには住んでいる町と、今あるものに適応する必要がある。それだって仕事の一部なのだから。自分一人が存在しているわけでも、選手たちだけがいるわけでもないんだよ」
提供:goal.com
2013年に当時リーガエスパニョーラ2部B(実質3部)に所属していたレガネスの監督に就任し、クラブを1部にまで導いたガリターノ監督。同指揮官はたとえリーガ1部という大舞台にいようとも、レガネスが人口18万人の町を代表する存在でなくてはならないと考える。
スペインのフットボールカルチャーマガジン『パネンカ』とのインタビューに応じたバスク出身監督は、レガネスの指揮官がスーツとは無縁であるべきことを説いた。
「私にとってはそうだね。着用することがあってはならないと思う。私はマドリー南部の町、労働者、工場が多く存在する工業地域に属している。ここの監督として、道で目にするものを反映した姿でなくてはならず、ほかの何者にもなりたくない」
ガリターノ監督は、レガネスが地元の人々に近しい存在であり続ける重要性を強調した。
「人間はほかの人間と結び付いていくものだ。自分がどこにいるのかを自覚していれば、人々と心を通わせることは容易になる。けれども、ただ口にするだけでそうなるということでもない。それだけでなく、試合の入場料を把握する、チケット売り場に実際に赴く、妻と10歳の息子のために年間シートを購入する、また冬の一番寒い日も含め、毎日私たちを見に来る定年後の人たちのために練習を非公開としないことでそうなっていく」
「監督はいつも頭を悩ませているものだが、そこにいる人々、有している手段、さらには住んでいる町と、今あるものに適応する必要がある。それだって仕事の一部なのだから。自分一人が存在しているわけでも、選手たちだけがいるわけでもないんだよ」
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