セリエAに新星現る! ジェノアFWペッレグリ(16)が史上最年少ドッピエッタを達成

2017.10.08 00:41 Sun
Getty Images
▽ジェノアのU-17イタリア代表FWピエトロ・ペッレグリ(16)が、2000年以降に誕生した選手として初めて、欧州5大リーグでドッピエッタを記録した。イギリス『BBC』が伝えた。
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▽2001年3月17日生まれのペッレグリは、ジェノアのチームマネージャーを務めているマルコ・ペッレグリ氏を父に持ち、同クラブの下部組織でキャリアをスタートさせた。2015年にユースチームからU-17チームへの昇格を果たすと、一足飛びにカテゴリーを駆け上がり、2016年12月22日に行われたセリエA第18節のトリノ戦でデビュー。1937年にアメデオ・アメデイ氏が打ち立てた記録と並び、最年少出場記録タイとなる15歳280日での出場だった。
▽そして、今年5月28日に行われた最終節では、初得点を記録。奇しくもその試合はローマとの対戦であり、キャリアの全てを同じクラブに捧げ、40歳までプレーしたフランチェスコ・トッティ氏のラストゲームでのゴールとなった。

▽プロデビューを昨年飾ったばかりでありながら、印象的なエピソードに彩られているペッレグリが、2017-2018シーズンに入り更なる記録を打ち立てた。第4節のラツィオ戦でベンチメンバーに入った同選手は、前半33分から途中出場。左ウイングに入ると積極的にボールに絡み、2得点をマークしてみせた。16歳112日でのドッピエッタとなり、1931年にシルヴィオ・ピエラ氏が達成した17歳104日での記録を、1年近く更新。これは、セリエA史上最年少記録でもあり、2000年以降に生まれた選手として初めての、欧州5大リーグでのドッピエッタだ。

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