ネイマール2G2A&PK獲得の大活躍でPSGが6発快勝!《リーグ・アン》

2017.08.21 06:12 Mon
Getty Images
▽リーグ・アン第3節のパリ・サンジェルマン(PSG)vsトゥールーズが20日に行われ、6-2でPSGが勝利した。
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▽開幕2連勝のPSGは3-0で勝利した前節のギャンガン戦からスタメンを1名のみ変更。マルキーニョスに代えてキンペンベを起用した。また、前節1G1Aで鮮烈なデビューを果たしたネイマールは引き続き[4-3-3]の最前線に入り、ディ・マリア、カバーニと共に3トップを形成した。
▽試合は序盤からPSGがボールを保持する展開が続いたものの、決定的な場面はなかなか訪れない。12分には、ボックス内に侵攻したクルザワからヒールパスを受け取ったネイマールがダイレクトシュートを放ったが、DFにブロックされた。直後の14分にも、ダニエウ・アウベスから供給されたパスに、走り込んだネイマールが右足で合わせたが、シュートはバーに嫌われた。

▽さらに18分、ネイマールのフライパスに抜け出したカバーニがGKとの一対一を迎えたが、シュートをミートすることができずに決定機を逸した。すると、直後のプレーでトゥールーズが貴重な先制点を奪うことに成功した。右サイドでボールを持ったケルビン・アミアンがクルザワを躱して深い位置まで侵攻。中央に折り返されたクロスを、ボックス内のグラネルがボレーで叩き込んだ。

▽それでも、既にPSGのエースとなりつつあるネイマールが試合をイーブンに戻した。31分、ボックス内左でボールを持ったネイマールは巧みなフェイントでDFを翻弄。時間を作ると、背後から駆け上がったカバーニへのパスを選択する。左サイド角度のない位置から放たれたカバーニのシュートはGKに弾かれたが、詰めていたネイマールが押し込んだ。
▽さらに直後の35分、ネイマールとのワンツーで相手を剥がしたラビオがボックス手前で右足を振り抜く。強烈なミドルシュートがネットに突き刺さり、わずか5分間で2得点を奪ったPSGが逆転することとなった。

▽圧倒した展開のまま試合を折り返したPSGは、後半に入るとややペースを緩めた。ヴェッラッティを起点にして、中盤での支配をさらに高めていく。しかし70分、盤石に試合を運んでいたPSGに不運な出来事が起こる。相手のバックパスを奪おうとしたヴェッラッティがDFと交錯。2枚目のイエローカードを提示され、退場となった。

▽中盤のキーマンを欠くこととなったPSGだったが、直後の75分にドリブルでボックス内に侵入したネイマールがDFに倒されてPKを獲得。キッカーのカバーニが確実に決め、追加点とした。しかし、勝利を諦めないトゥールーズは、78分にCKからジュリアンが得点を決めて点差を縮めた。

▽試合がオープンな展開になると、PSGが立て続けに得点を重ねた。82分には、途中出場のパストーレがボックス手前から右足一閃。ボールは弧を描いてゴール右上隅に吸い込まれた。続いて84分、左CKのキッカーをネイマールが務め、質の高いボールを供給。ボックス内でフリーになっていたクルザワがボレーで合わせ、チームの5得点目とした。

▽試合終了間際の92分には、ボックス手前中央でボールを持ったネイマールがドリブルを開始。DF4人を相手取りながらもシュートまで持ち込み、自身のこの試合2得点目で試合を締めくくった。

▽直後に笛が鳴り、試合は終了。先制点の献上やヴェッラッティの退場などPSGは苦しみながらも、終わってみれば6得点の大勝。開幕3連勝を飾った。

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