レーティング:レアル・マドリー 2-0(AGG:5-1) バルセロナ《スーペル・コパ》

2017.08.17 07:57 Thu
Getty Images
▽スーペル・コパ2ndレグ、レアル・マドリーvsバルセロナの“エル・クラシコ”が16日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、マドリーが2-0で勝利。この結果、2戦合計5-1としたマドリーが5年ぶり10度目の優勝を果たした。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
PR
▽レアル・マドリー採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ケイロル・ナバス 6.5
前半は難しい枠内シュートは皆無も、後半は再三のビッグセーブをみせ、対バルセロナで25戦ぶりのクリーンシート
DF
2 カルバハル 6.0
攻守のバランスを意識しながら、時に中央に入って良いボール捌きを見せた

5 ヴァラン 6.5
1stレグ同様に強さを活かした鉄壁の守備を見せた

4 セルヒオ・ラモス 6.0
相手の攻撃の精度もあり、無理を強いられる場面はほとんどなかった
12 マルセロ 6.5
2点目をアシスト。対面のセルジ・ロベルトに格の違いを見せ付けた

MF
10 モドリッチ 6.5
休養十分で身体のキレをみせ、攻守に絶大な存在感。相手の嫌がるプレーを続けた

23 コバチッチ 6.5
メッシへのマンマークという前回対戦とは異なる役割だったが、攻守に質の高さが目立った

(→カゼミロ 5.5)
与えられた試合をクローズする役目を完遂

8 クロース 6.5
ミスのないつなぎで相手のプレッシャーを完璧にいなした

(→ダニ・セバージョス -)

FW
17 L・バスケス 6.5
ポスト直撃のシュートなどゴールには恵まれなかったが、素早い攻守の切り替えやフリーランで持ち味を遺憾なく発揮

9 ベンゼマ 7.0
抜け目ない動き出しで試合を決める2点目を奪取。チャンスメークの質も高かった

20 アセンシオ 7.0
驚愕のゴラッソで相手の戦意を奪った。前回対戦に続きゴールを記録し、ビッグマッチでの勝負強さをまたしても発揮

(→テオ・エルナンデス -)

監督
ジダン 7.0
ターンオーバーが完璧に機能。2戦共に完成度の違いを見せ付けて、今季2つ目のタイトル獲得

▽バルセロナ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 テア・シュテーゲン 5.5
アセンシオのゴラッソに沈むが、後半に幾度か良いゴールキーピングも見せた

DF
14 マスチェラーノ 5.0
チームを鼓舞するプレーはほとんどなくもの足りないパフォーマンス

3 ピケ 5.0
淡白なプレーが目立ち、守備を締め切れなかった

(→ネウソン・セメド 5.5)
敗色濃厚の中で無難にプレー

23 ユムティティ 4.5
同胞ベンゼマに翻弄され、痛恨の失点に関与

MF
20 セルジ・ロベルト 5.0
マルセロとのマッチアップに完敗。去就に注目が集まる中、低調な出来に

4 ラキティッチ 5.0
攻守に献身性を見せたが、流れを変えるような仕事はできず

5 ブスケッツ 4.5
自陣での痛恨のボールロストから2失点目に関与。相手に狙われて難しい試合に…

21 アンドレ・ゴメス 4.5
幾度かゴール前に飛び出すプレーも見せたが、全体的に低調なプレー

18 ジョルディ・アルバ 4.5
カルバハルとバスケスのコンビに対して、終始劣勢を強いられた

(→ディーニュ -)

FW
10 メッシ 5.5
個で局面を打開したが、チームを勝利に導くことはできず

9 スアレス 5.0
チームの機能性の問題もあったが、ボックス付近で相手の脅威になれなかった。終盤痛めたヒザの状態も気がかり…

監督
バルベルデ 4.5
システム変更が全く機能せず、チームを鼓舞するマネジメントもなかった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ベンゼマ(レアル・マドリー)
▽圧巻ゴラッソで流れを引き寄せたアセンシオも見事だったが、試合を決める2点目に加え、巧みな動き出しや質の高いポストプレーで相手守備陣を翻弄したベンゼマをMOMに選出。

レアル・マドリー 2-0(AGG:5-1) バルセロナ
【レアル・マドリー】
アセンシオ(前4)
ベンゼマ(前39)

※レアル・マドリーが5年ぶり10度目の優勝!

PR
関連ニュース

「もっと何かを得るに値した」マドリー相手に惜敗…ソシエダ指揮官は「最終的にゴールが違いを生む」

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、強豪相手の惜敗を悔やんだ。スペイン『マルカ』が伝えている。 26日、ホームでのラ・リーガ第33節でレアル・マドリーを迎えたソシエダは、ターンオーバーを敢行した相手を押し込みながらも29分に失点。直後にMF久保建英のゴールで同点に追いついたかに思われたが、VARでFWアンデル・バレネチェアのファウルがとられて取り消しに。その後もチャンスは作りながらも最後までゴールを奪えず、0-1で試合を終えた。 惜しくも敗れる形となったイマノル監督はチームのパフォーマンス自体には満足感を示しつつ、だからこそ結果を得られなかったことを悔やんでいる。 「ヨーロッパでもっとも調子の良いチーム相手に、我々が成し遂げたことを嬉しく思うし、誇らしくも思っている。この相手に対してこれほどの試合をできるチームはほとんどいないだろう」 「だが、それと同時に私は幸せというわけでもない。我々はこの試合でもっと何かを得るに値したと思うのだ。だから、この結果には怒りと苛立ちを残すことになる」 「これがフットボールだ。最終的には、ゴールが違いを生む。だが重要なのは、チームが良いフットボールをすることだ。チームは多くの面で上手くやっていたと思うし、守備もマドリーをしっかり抑えていた」 「私は楽観的だ。チームの仕事ぶりや、選手のプレーぶりを見ているし、今日のようなプレーをすれば勝利に近づき、負けはしないだろう。今のチームはとても生き生きしていると言える」 2024.04.27 11:25 Sat

「彼はラ・レアルの選手」 リバプール関心報道の久保建英にイマノル監督がきっぱり

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が他クラブの関心取り沙汰される日本代表MF久保建英(22)に言及した。 2022年夏にソシエダ入りし、今や攻撃の中心と化す久保。今年2月にソシエダとの契約を2029年夏まで延長したばかりだが、リバプールから興味を持たれるなどとメディアを賑わせている。 現時点でまことしやかな報道ではあるが、スペイン『アス』によると、イマノル監督は26日にレアル・マドリーをホームに迎え撃ったラ・リーガ第33節後、その件を問う質問もあったようだ。 試合後の久保が自身の幻弾にチャンピオンズリーグ(CL)ならお咎めなしだったとの発言に「シェアするが、その件を話したくない」とすると、リバプール関心の夏移籍にもこう返した。 「彼はラ・レアルの選手であり、ここで続けたがっている。興味については知らない」 2024.04.27 11:15 Sat

「輝きと意欲を見せた」幻ゴールの久保建英、古巣レアル相手のパフォーマンスは現地でも評価「最も危険を生み出した」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がまずまずの評価を受けている。 26日、ラ・リーガ第33節でソシエダはレアル・マドリーと対戦した。 ホームにマドリーを迎えた一戦。久保にとっては古巣対決となり、先発出場を果たした。 試合はリーグ制覇を目指すマドリーをソシエダが押し込む展開に。それでも29分にアルダ・ギュレルのゴールでマドリーが先制する。 追う展開となったソシエダは32分にビッグチャンス。相手ボックス付近でアンデル・バレネチェアがボールを奪うと、こぼれ球を最後は久保が蹴り込み同点ゴール。しかし、オンフィールド・レビューの結果、バレネチェアのファウルが取られ、ゴールは取り消されることとなった。 その後はマドリーのペースとなる中で、80分には久保のスルーパスからミケル・オヤルサバルがシュートも枠を外すことに。久保は何度もチャンスを作ったがゴールが遠く、0-1で敗戦となった。 古巣相手に攻撃を牽引した久保に対し、スペイン『ElDesmarque』は久保に対して7点(10点満点)の評価を与えた。 「取り消されたゴールを除けば、非常に良かった。彼はレアル・マドリーの守備をいとも簡単に打ち破り、輝きと意欲を見せた」 また、スペイン『Noticias de Gipuzkoa』は6点(10点満点)の評価をつけた。 「再び違いを生み出す武器に。彼は何度も何度もチャレンジしたが、ベストのレベルには程遠い」 「彼のシュートがポストに当たってしまったことは残念だ。決して隠れることはなく、最も危険を生み出してきた人物」 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英が古巣・レアル相手にゴールも幻に…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="q6HIXYYXKiw";var video_start = 203;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.27 10:50 Sat

「最高の気分」ラ・リーガ初先発で決勝弾の活躍、ギュレルは「チャンスをくれた監督に感謝」

レアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルが、ラ・リーガでの活躍を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 ギュレルは敵地で26日に行われたラ・リーガ第33節のレアル・ソシエダ戦で先発。チームがチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのバイエルン戦を見据えたターンオーバーを敢行したことで、ラ・リーガ初先発のチャンスを得る形となった。 チームは押し込まれる展開からスタートしたものの、29分にボックス内へ走り込んだギュレルが先制ゴールを記録。チームは最後までこの得点を守り抜き、1-0で勝利した。 決勝弾で勝利に貢献したギュレルは喜びを露わにしつつ、チームメイトやチャンスを与えてくれたカルロ・アンチェロッティ監督への感謝を述べている。 「まずはチーム全体を称えたいし、今日の試合でこうしたチャンスを与えてくれた監督にも感謝したい。得点できたこと、そして勝利できたことをとても嬉しく思っているよ」 「ここは世界最高のクラブであり、そこでの得点は最高の気分になれるね。ここにいることができて、得点も決められるのがとても嬉しいよ。みんなに感謝したい」 「これがレアル・マドリーなんだ。選手の質は、信じられないほど素晴らしいものだと思う。僕たちはいつだってプレーする準備ができているし、今日もそれを示せたね」 「僕はフィジカル面だけでなく、メンタル面も鍛えているよ。辛抱強くチャンスを待っているし、今も毎日ハードワークしているんだ。メンタル面においては、常に向上し続けることに集中している」 2024.04.27 10:25 Sat

主力温存も勝利でラ・リーガ制覇近づくマドリー、アンチェロッティ監督「彼らは素晴らしい選手」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ラ・リーガでの勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 26日、レアル・ソシエダとのラ・リーガ第33節に臨んだマドリーは、4日後に控えたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのバイエルン戦を見据え、多くの主力がベンチスタートに。序盤は押し込まれる展開ながら、MFアルダ・ギュレルのゴールで先制すると、32分にはMF久保建英に同点ゴールを許すもVARで取り消しに。後半はこう着状態が続く中で最後までリードを守り抜き、1-0で勝利した。 首位快走が続くアンチェロッティ監督は難敵相手の勝利を喜びつつ、チームの献身性を称えている。 「レアル・ソシエダはとても良いプレーをするチームであり、激しくプレスをかける攻撃的なスタイルだ。ここで勝つのは簡単ではなく、これからの試合を考えればなおさらだっただろう。しかし、私のチームは素晴らしかった。我々は戦い、苦しみながら勝利したのだ。おかげでラ・リーガ優勝まであと勝ち点4となり、あと少しだ」 「選手は勝利への姿勢、欲望、そしてチームの好調を維持し続けようとする意欲を示してくれただろう。そうした意味でも、彼らは素晴らしい選手であり、私は感謝しなければならない」 「今日は誰もが良くやってくれた。良い姿勢を保ち、献身的に戦ってくれたと思う。その中で得点を決めたアルダは、将来的に非常に重要な選手となるだろう。彼が来年もここに残るのは間違いない。並外れたクオリティーと素晴らしい才能を持っているからね」 2024.04.27 10:10 Sat
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly