ポドルスキが対外試合デビュー! 渡邉が2ゴールの神戸がPK戦で仙台を下す《2017 ユアテック Wマッチ》
2017.07.22 20:40 Sat
▽22日、ユアテックスタジアム仙台で2017Jリーグプレシーズンマッチ、ベガルタ仙台vsヴィッセル神戸が行われ、90分間を終えて2-2のドロー。PK戦を2-4で制した神戸が勝利した。
▽「2017 ユアテック Wマッチ ─ユアスタ20周年記念─」と題された今回のフレンドリーマッチ。1週間後に再開される明治安田生命J1リーグを雨に行われた。
▽ホームの仙台は特別ユニフォームを着用。GKには関憲太郎を起用。[3-5-2-1]のシステムを採用し、大岩一貴、増嶋竜也、椎橋慧也が3バックを形成。ボランチに富田晋伍、三田啓貴を置き、右に蜂須賀孝治、左に中野嘉大を起用。2シャドーに石原直樹、佐々木匠を並べ、1トップにクリスランを置いた。
▽一方の神戸は、ネルシーニョ監督の67歳のバースデー。GKにキム・スンギュを起用し、[4-4-2]を採用。4バックは右から伊野波雅彦、岩波拓也、渡部博文、橋本和、ボランチに田中英雄と松下佳貴を置き、右に三原雅俊、左に小川慶治朗を配置。2トップに渡邉千真と、今夏加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキを起用。ポドルスキにとっては神戸でのデビュー戦となった。
▽神戸のキックオフで始まった試合。ファーストシュートはポドルスキだった。1分、橋本からの横パスを受けたポドルスキがボックス手前左から左足シュート。これは枠を大きく外す。
▽6分には、小川の浮き玉のパスに反応した渡邉が裏に抜け出すと、GK関をかわして角度のないところから無人のゴールへと決め、神戸が先制する。
▽ポゼッションを高めて主導権を握る神戸に対し、攻め手が見出せない仙台。すると13分に神戸が再び決定機を迎える。最終ラインの岩波からのロングフィードに渡邉が抜け出すと、最後はボックス内からシュート。しかし、これはなんとかブロックする。
▽14分にはポドルスキがボックス手前でパスを受けると、渡邉へのパスがブロック。しかし、こぼれ球を拾うとボックス内に侵入してシュートを放つが、枠外。21分に、神戸ばボックス手前でFKを得ると、田中が相手の裏をかいて直接狙うも、シュートはわずかに枠の左に外れる
▽防戦一方となる仙台は34分に再び失点。ハーフウェイライン付近でボールを持ったポドルスキが左足で丁寧なパス。これを渡邉が受けると、ボックス内右からシュート。左ポストを叩くもそのままラインを超え、神戸がリードを2点に広げる。
▽仙台は41分、背後にクリスランが飛び出すと、GKキム・スンギュがボックス外に出て対応。しかし、このタックルがファウルを取られ仙台がFKを獲得する。するとこのFKから三田がクロスを上げると、クリスランがヘッドで合わせて仙台が同点い追いつく。
▽さらに45分、ドリブルで持ち込んだ三田がボックス内左からシュート。しかし、これはクロスバーを叩きゴールとはならない。
▽神戸が1点をリードして迎えた後半、仙台はGK関に代えてシュミット・ダニエルを投入。一方の神戸はポドルスキに代えて安井拓哉を起用した。
▽56分、ボックス内右で小川からのパスを受けた渡邉がシュート。しかし、GKシュミット・ダニエルの足に当たってゴールとはならない。
▽仙台は59分に富田、石原、増嶋に代えて奥埜、西村、藤村を投入。神戸は60分に三原に代えてウエスクレイを投入した。
▽仙台は62分、右サイドからカットインした蜂須賀がシュート。しかし、これは左ポストを叩いてゴールとはならない。
▽神戸は66分に伊野波に代えて北本を、74分には田中に代えて2種登録の17歳MF佐々木を投入。仙台は79分にクリスランに代えて、特別指定選手の流通経済大学FWジャーメイン良を投入する。
▽すると直後にジャーメイン良がチャンスメイクに絡む。ボックス内でのルーズボールをジャーメイン良がヘディングで落とすと、西村がシュート。しかし、これは枠を外れる。
▽85分、大きなサイドチェンジをボックス内で受けた中野が切り返しから右足シュート。しかし、これはGKキム・スンギュが鋭い反応でセーブする。87分には中野のパスを受けたジャーメイン良がボックス内からシュート。しかし、これもGKキム・スンギュがセーブ。これで得たCKからフリーの西村がルーズボールを頭で押し込みに行くも、シュートは枠を捉えられない。
▽このまま神戸が勝利するかと思われたが92分、ジャーメイン良がドリブルを仕掛けると渡部がボックス内でファウルを犯しPKを献上。これをジャーメイン良が自ら蹴り込み、土壇場で仙台が追いつく。
▽PK戦は仙台が先攻に。しかし、1人目の茂木のシュートはGKキム・スンギュがセーブする。一方の神戸は渡邉が1人目を務めるとしっかりと成功。仙台は2人目にジャーメイン良を選択するが、このシュートもGKキム・スンギュがセーブ。神戸は2人目の北本がしっかりと決めてリードを広げる。
▽仙台の3人目は西村が務めると、これは成功。神戸の3人目を務める渡部は中央に豪快に決めて3人連続で成功となる。仙台は4人目の奥埜も成功しなんとか次に繋げるが、神戸は4人目の小川がしっかりと決めて勝負あり。フレンドリーマッチはPK戦を制した神戸が勝利を収めた。
ベガルタ仙台 2-2(2 PK 4) ヴィッセル神戸
【仙台】
クリスラン(前42)
ジャーメイン良(後47)【PK】
【神戸】
渡邉千真(前6、前34)
PK戦
1人目(仙台):× 茂木駿佑
1人目(神戸):○ 渡邉千真
2人目(仙台):× ジャーメイン良
2人目(神戸):○ 北本久仁衛
3人目(仙台):○ 西村拓真
3人目(神戸):○ 渡部博文
4人目(仙台):○ 奥埜博亮
4人目(神戸):○ 小川慶治朗
▽「2017 ユアテック Wマッチ ─ユアスタ20周年記念─」と題された今回のフレンドリーマッチ。1週間後に再開される明治安田生命J1リーグを雨に行われた。
▽一方の神戸は、ネルシーニョ監督の67歳のバースデー。GKにキム・スンギュを起用し、[4-4-2]を採用。4バックは右から伊野波雅彦、岩波拓也、渡部博文、橋本和、ボランチに田中英雄と松下佳貴を置き、右に三原雅俊、左に小川慶治朗を配置。2トップに渡邉千真と、今夏加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキを起用。ポドルスキにとっては神戸でのデビュー戦となった。
▽神戸のキックオフで始まった試合。ファーストシュートはポドルスキだった。1分、橋本からの横パスを受けたポドルスキがボックス手前左から左足シュート。これは枠を大きく外す。
▽ボールを握る神戸は5分、橋本から裏へ出されたボールに反応した渡邉がボックス内左からシュートも枠を外す。
▽6分には、小川の浮き玉のパスに反応した渡邉が裏に抜け出すと、GK関をかわして角度のないところから無人のゴールへと決め、神戸が先制する。
▽ポゼッションを高めて主導権を握る神戸に対し、攻め手が見出せない仙台。すると13分に神戸が再び決定機を迎える。最終ラインの岩波からのロングフィードに渡邉が抜け出すと、最後はボックス内からシュート。しかし、これはなんとかブロックする。
▽14分にはポドルスキがボックス手前でパスを受けると、渡邉へのパスがブロック。しかし、こぼれ球を拾うとボックス内に侵入してシュートを放つが、枠外。21分に、神戸ばボックス手前でFKを得ると、田中が相手の裏をかいて直接狙うも、シュートはわずかに枠の左に外れる
▽防戦一方となる仙台は34分に再び失点。ハーフウェイライン付近でボールを持ったポドルスキが左足で丁寧なパス。これを渡邉が受けると、ボックス内右からシュート。左ポストを叩くもそのままラインを超え、神戸がリードを2点に広げる。
▽仙台は41分、背後にクリスランが飛び出すと、GKキム・スンギュがボックス外に出て対応。しかし、このタックルがファウルを取られ仙台がFKを獲得する。するとこのFKから三田がクロスを上げると、クリスランがヘッドで合わせて仙台が同点い追いつく。
▽さらに45分、ドリブルで持ち込んだ三田がボックス内左からシュート。しかし、これはクロスバーを叩きゴールとはならない。
▽神戸が1点をリードして迎えた後半、仙台はGK関に代えてシュミット・ダニエルを投入。一方の神戸はポドルスキに代えて安井拓哉を起用した。
▽56分、ボックス内右で小川からのパスを受けた渡邉がシュート。しかし、GKシュミット・ダニエルの足に当たってゴールとはならない。
▽仙台は59分に富田、石原、増嶋に代えて奥埜、西村、藤村を投入。神戸は60分に三原に代えてウエスクレイを投入した。
▽仙台は62分、右サイドからカットインした蜂須賀がシュート。しかし、これは左ポストを叩いてゴールとはならない。
▽神戸は66分に伊野波に代えて北本を、74分には田中に代えて2種登録の17歳MF佐々木を投入。仙台は79分にクリスランに代えて、特別指定選手の流通経済大学FWジャーメイン良を投入する。
▽すると直後にジャーメイン良がチャンスメイクに絡む。ボックス内でのルーズボールをジャーメイン良がヘディングで落とすと、西村がシュート。しかし、これは枠を外れる。
▽85分、大きなサイドチェンジをボックス内で受けた中野が切り返しから右足シュート。しかし、これはGKキム・スンギュが鋭い反応でセーブする。87分には中野のパスを受けたジャーメイン良がボックス内からシュート。しかし、これもGKキム・スンギュがセーブ。これで得たCKからフリーの西村がルーズボールを頭で押し込みに行くも、シュートは枠を捉えられない。
▽このまま神戸が勝利するかと思われたが92分、ジャーメイン良がドリブルを仕掛けると渡部がボックス内でファウルを犯しPKを献上。これをジャーメイン良が自ら蹴り込み、土壇場で仙台が追いつく。
▽PK戦は仙台が先攻に。しかし、1人目の茂木のシュートはGKキム・スンギュがセーブする。一方の神戸は渡邉が1人目を務めるとしっかりと成功。仙台は2人目にジャーメイン良を選択するが、このシュートもGKキム・スンギュがセーブ。神戸は2人目の北本がしっかりと決めてリードを広げる。
▽仙台の3人目は西村が務めると、これは成功。神戸の3人目を務める渡部は中央に豪快に決めて3人連続で成功となる。仙台は4人目の奥埜も成功しなんとか次に繋げるが、神戸は4人目の小川がしっかりと決めて勝負あり。フレンドリーマッチはPK戦を制した神戸が勝利を収めた。
ベガルタ仙台 2-2(2 PK 4) ヴィッセル神戸
【仙台】
クリスラン(前42)
ジャーメイン良(後47)【PK】
【神戸】
渡邉千真(前6、前34)
PK戦
1人目(仙台):× 茂木駿佑
1人目(神戸):○ 渡邉千真
2人目(仙台):× ジャーメイン良
2人目(神戸):○ 北本久仁衛
3人目(仙台):○ 西村拓真
3人目(神戸):○ 渡部博文
4人目(仙台):○ 奥埜博亮
4人目(神戸):○ 小川慶治朗
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