G大阪、堂安ラストマッチを勝利で飾れず…一進一退の攻防も川崎Fとドロー決着《J1》
2017.06.25 21:00 Sun
▽明治安田生命J1リーグ第16節、ガンバ大阪vs川崎フロンターレが25日に市立吹田サッカースタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。
▽ここまで8勝4分け2敗で3位につけるG大阪(勝ち点28/1試合未消化)が、7勝4分け3敗で6位につける川崎F(勝ち点25/1試合未消化)を迎えた。前節のヴィッセル神戸戦を1-0で勝利し、暫定首位である柏レイソルとの勝ち点差を3に縮めたG大阪は、その一戦から先発メンバーを2人変更。初瀬とパトリックに代えて、井手口と長沢を起用した。また、23日にオランダのFCフローニンヘンに期限付き移籍することが決定した堂安は、[4-4-2]の2トップの一角に入った。
▽一方、前節のサンフレッチェ広島戦を1-0で勝利し、連敗を避けることができた川崎Fは、その一戦と同様のメンバーでこの一戦に臨んだ。また、古巣対決となる阿部は[4-2-3-1]の1トップで先発した。
▽21日に行われた天皇杯2回戦でターンオーバーを採用し、この一戦にほぼ万全な状態で迎えることができた両者の一戦は、立ち上がりからホームのG大阪が積極的に相手ゴールへと迫る展開となる。2分、ボックス右外からの遠藤のクロスを長沢が頭で合わせる。ファーサイドに流れたボールを堂安が左足でシュートを放つが、枠を捉えることができない。
▽対する川崎Fもボールを保持し始めると9分、ボックス左外で仕掛けた車屋のクロスをニアサイドで収めた登里がシュート。これはGK東口に阻まれる。さらに11分にもエドゥアルド・ネットがボックス手前やや左から左足を振り抜くが、今度はゴール右を逸れてしまう。
▽カウンターからチャンスを作るG大阪に対して、川崎FはG大阪ディフェンスを崩しきれず、決定機を作ることができない。古巣対決に燃える阿部が17分、20分に立て続けにボックス手前からミドルシュートを放つが、これも脅威とはならない。
▽その後、試合が落ち着き始め、時間の経過と共に川崎Fが敵陣へと侵攻する回数が増加
するものの、G大阪も良い形でシュートを打たせず、好機を与えない。
▽ボールを持たせても焦れないG大阪は44分、ボックス手前で遠藤のパスを受けた堂安がボックス内でのキープからラストパス。落としを受けた倉田がボックス手前から左足を振り抜いたが、わずかにゴール左を外れ、ゴールレスで試合を折り返した。
▽後半に入ると、前半終了間際に川崎Fゴールを脅かしたG大阪が仕掛ける。47分にはボックス右手前からオ・ジェソク、50分には堂安のパスを受けた倉田がボックス手前からシュートを放ったが、枠を捉えることができない。
▽しかし52分、ここまでやや押し込まれていた川崎FがG大阪の一瞬の隙を突いて先制する。ボックス右手前でパスを受けたエウシーニョがグラウンダーのクロスを供給。これをニアサイドに走り込んだ中村がスルーし、ボールはファーサイドへと抜ける。そこに走り込んでいた登里がシュートを打たず、スルーした中村へのラストパスを選択すると、中村が右足インサイドでプッシュ。ボールはカバーに入っていたファビオに当たってゴールへと吸い込まれた。
▽このゴールで勢いに乗った川崎Fは58分、車屋が阿部とのパス交換でボックス左外へ抜け出すと、ボックス手前の阿部へリターン。これを阿部が右足インサイドで丁寧に合わせたが、決めきることができない。
▽同点に追いつきたいG大阪は64分、この日がオランダ移籍前最後の試合となった堂安に代えてアデミウソンを投入。勇猛果敢に川崎Fゴールへと迫ったG大阪の至宝には会場内から大きな拍手が送られた。
▽するとその4分後、攻勢を強めるG大阪が同点ゴールを奪う。ボックス左外でパスを受けた井手口が右足でクロスを供給。これをボックス中央の長沢が頭で合わせ、ゴール右隅へと流し込んだ。
▽試合を振り出しに戻したG大阪が逆転へ攻勢を強め、立て続けにボックス右へ侵攻するが、決めきることができない。対する川崎Fは77分、途中出場の家長のクロスにゴール前の小林がヘディングシュートを放つが、GK東口の正面に飛んでしまう。
▽終盤に差し掛かると川崎Fが勝ち越しのチャンスを迎える。86分、右サイドを抜け出したエウシーニョがボックス右に侵攻し、グラウンダーのクロスを供給。ボックス中央に走り込んだ小林がフリーで右足を合わせるが、ミートすることができず、ゴール左へ外れてしまう。
▽絶好機をフイにしてしまった川崎Fは、その後も激しくゴールへ迫ったが、最後までG大阪の牙城を崩すことができず、試合終了。上位対決は1-1で勝ち点1を分け合う結果となった。
▽ここまで8勝4分け2敗で3位につけるG大阪(勝ち点28/1試合未消化)が、7勝4分け3敗で6位につける川崎F(勝ち点25/1試合未消化)を迎えた。前節のヴィッセル神戸戦を1-0で勝利し、暫定首位である柏レイソルとの勝ち点差を3に縮めたG大阪は、その一戦から先発メンバーを2人変更。初瀬とパトリックに代えて、井手口と長沢を起用した。また、23日にオランダのFCフローニンヘンに期限付き移籍することが決定した堂安は、[4-4-2]の2トップの一角に入った。
▽21日に行われた天皇杯2回戦でターンオーバーを採用し、この一戦にほぼ万全な状態で迎えることができた両者の一戦は、立ち上がりからホームのG大阪が積極的に相手ゴールへと迫る展開となる。2分、ボックス右外からの遠藤のクロスを長沢が頭で合わせる。ファーサイドに流れたボールを堂安が左足でシュートを放つが、枠を捉えることができない。
▽対する川崎Fもボールを保持し始めると9分、ボックス左外で仕掛けた車屋のクロスをニアサイドで収めた登里がシュート。これはGK東口に阻まれる。さらに11分にもエドゥアルド・ネットがボックス手前やや左から左足を振り抜くが、今度はゴール右を逸れてしまう。
▽序盤からオープンな展開になるとG大阪は13分、カウンターからパスを受けた堂安が仕掛けてボックス右からシュート。さらにこぼれ球に反応した倉田がボックス内から右足を振り抜くが、GKチョン・ソンリョンの攻守に阻まれる。
▽カウンターからチャンスを作るG大阪に対して、川崎FはG大阪ディフェンスを崩しきれず、決定機を作ることができない。古巣対決に燃える阿部が17分、20分に立て続けにボックス手前からミドルシュートを放つが、これも脅威とはならない。
▽その後、試合が落ち着き始め、時間の経過と共に川崎Fが敵陣へと侵攻する回数が増加
するものの、G大阪も良い形でシュートを打たせず、好機を与えない。
▽ボールを持たせても焦れないG大阪は44分、ボックス手前で遠藤のパスを受けた堂安がボックス内でのキープからラストパス。落としを受けた倉田がボックス手前から左足を振り抜いたが、わずかにゴール左を外れ、ゴールレスで試合を折り返した。
▽後半に入ると、前半終了間際に川崎Fゴールを脅かしたG大阪が仕掛ける。47分にはボックス右手前からオ・ジェソク、50分には堂安のパスを受けた倉田がボックス手前からシュートを放ったが、枠を捉えることができない。
▽しかし52分、ここまでやや押し込まれていた川崎FがG大阪の一瞬の隙を突いて先制する。ボックス右手前でパスを受けたエウシーニョがグラウンダーのクロスを供給。これをニアサイドに走り込んだ中村がスルーし、ボールはファーサイドへと抜ける。そこに走り込んでいた登里がシュートを打たず、スルーした中村へのラストパスを選択すると、中村が右足インサイドでプッシュ。ボールはカバーに入っていたファビオに当たってゴールへと吸い込まれた。
▽このゴールで勢いに乗った川崎Fは58分、車屋が阿部とのパス交換でボックス左外へ抜け出すと、ボックス手前の阿部へリターン。これを阿部が右足インサイドで丁寧に合わせたが、決めきることができない。
▽同点に追いつきたいG大阪は64分、この日がオランダ移籍前最後の試合となった堂安に代えてアデミウソンを投入。勇猛果敢に川崎Fゴールへと迫ったG大阪の至宝には会場内から大きな拍手が送られた。
▽するとその4分後、攻勢を強めるG大阪が同点ゴールを奪う。ボックス左外でパスを受けた井手口が右足でクロスを供給。これをボックス中央の長沢が頭で合わせ、ゴール右隅へと流し込んだ。
▽試合を振り出しに戻したG大阪が逆転へ攻勢を強め、立て続けにボックス右へ侵攻するが、決めきることができない。対する川崎Fは77分、途中出場の家長のクロスにゴール前の小林がヘディングシュートを放つが、GK東口の正面に飛んでしまう。
▽終盤に差し掛かると川崎Fが勝ち越しのチャンスを迎える。86分、右サイドを抜け出したエウシーニョがボックス右に侵攻し、グラウンダーのクロスを供給。ボックス中央に走り込んだ小林がフリーで右足を合わせるが、ミートすることができず、ゴール左へ外れてしまう。
▽絶好機をフイにしてしまった川崎Fは、その後も激しくゴールへ迫ったが、最後までG大阪の牙城を崩すことができず、試合終了。上位対決は1-1で勝ち点1を分け合う結果となった。
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