3発快勝の大宮が残留争い対決を制す! 広島は課題の決定力不足が露呈… 《J1》
2017.06.25 20:50 Sun
▽明治安田生命J1リーグ第16節、サンフレッチェ広島vs大宮アルディージャが25日に行われ、3-0で大宮が勝利した。
▽前節17位に転落した広島(勝ち点10)はリーグ戦ここ9試合で1勝と苦しい状況。21日に行われた天皇杯2回戦では、J3の鹿児島ユナイテッドFC相手に3-2で辛くも勝利した。その試合から森崎以外の10人をスタメン変更。千葉や水本、青山らが先発に復帰。鹿児島戦2得点の工藤はベンチスタートとなった。
▽対する16位の大宮(勝ち点11)は、公式戦2連勝中。前節のアルビレックス新潟戦、天皇杯のtonan前橋戦に続いて3連勝を目指したいところ。主力メンバーを温存して臨んだ前橋戦から11人全員をスタメン変更。和田や高山、江坂といったおなじみのメンバーが先発に起用された。
▽残留を争う2チームの直接対決となったこの試合、互いに相手の出方を窺う中、徐々に広島が攻勢に出る。10分、右サイドのミキッチがボックス手前中央にパスを送ると、アンデルソン・ロペスがスルーを選択。これに反応した柴崎が右足でシュートを狙うが、GKにセーブされる。これがこの試合のファーストシュートとなった。
▽攻め込まれる大宮も19分にゴールチャンス。パスワークからボックス左に侵入した茨田が、ゴール前に折り返す。抜ければゴールの場面だったが、DFの守備に遭い、シュートまで持ち込むことができない。その後は広島が青山や柏、ミキッチを中心に次々と大宮ゴールへ襲い掛かる。しかし、シーズンを通して決定力を欠くチームは、なかなかチャンスをモノにすることができない。
▽広島が再三の攻撃を形にできないでいると、虎視眈々と反撃のチャンスを窺っていた大宮がワンチャンスをモノにする。61分、江坂がドリブルでボックス左に侵入すると、そのまま左足を振り抜きゴール。前節2得点の江坂がこの試合でも決定力を見せつけ、大宮に先制点をもたらした。
▽まさかの失点を喫した広島は、さらに攻勢を強めて前に出る。しかし課題の決定力不足が露呈。85分、代わって入った工藤がゴール前での絶好のシュートチャンスを決めきれず。後半アディショナルタイムの5分は、広島にとってチャンスではなく悪夢の時間帯に。
▽アディショナルタイム4分、完全に守りに入っていた大宮だが、一瞬の隙を突いてマテウスがボックス外右から左足一閃。GK林の手の届かないコースで、ネットを揺らした。
▽さらに大宮はアディショナルタイム5分、オフサイドラインぎりぎりで抜け出した渡部がボックス左に侵入。思い切りよく左足を振り抜き、ダメ押しとなる3点目をもたらした。
▽試合はこのまま終了。幾度となく攻めた広島だったが、その決定力不足から得点を奪うことができず、これでリーグ3連敗。一方、少ないチャンスをモノにした大宮は効率よく得点を決め、残留争いとなった広島を3-0で下し、リーグ戦2連勝とした。
▽前節17位に転落した広島(勝ち点10)はリーグ戦ここ9試合で1勝と苦しい状況。21日に行われた天皇杯2回戦では、J3の鹿児島ユナイテッドFC相手に3-2で辛くも勝利した。その試合から森崎以外の10人をスタメン変更。千葉や水本、青山らが先発に復帰。鹿児島戦2得点の工藤はベンチスタートとなった。
▽残留を争う2チームの直接対決となったこの試合、互いに相手の出方を窺う中、徐々に広島が攻勢に出る。10分、右サイドのミキッチがボックス手前中央にパスを送ると、アンデルソン・ロペスがスルーを選択。これに反応した柴崎が右足でシュートを狙うが、GKにセーブされる。これがこの試合のファーストシュートとなった。
▽攻め込まれる大宮も19分にゴールチャンス。パスワークからボックス左に侵入した茨田が、ゴール前に折り返す。抜ければゴールの場面だったが、DFの守備に遭い、シュートまで持ち込むことができない。その後は広島が青山や柏、ミキッチを中心に次々と大宮ゴールへ襲い掛かる。しかし、シーズンを通して決定力を欠くチームは、なかなかチャンスをモノにすることができない。
▽無得点のまま迎えた後半も広島ペースが続く。50分にアンデルソン・ロペスが角度の無い所からシュートを打つが、枠を外してしまう。続く51分には森崎からの縦パスを受けた皆川が素早く体を反転させ、ボックス中央からシュートを狙うが、わずかに右にそれる。
▽広島が再三の攻撃を形にできないでいると、虎視眈々と反撃のチャンスを窺っていた大宮がワンチャンスをモノにする。61分、江坂がドリブルでボックス左に侵入すると、そのまま左足を振り抜きゴール。前節2得点の江坂がこの試合でも決定力を見せつけ、大宮に先制点をもたらした。
▽まさかの失点を喫した広島は、さらに攻勢を強めて前に出る。しかし課題の決定力不足が露呈。85分、代わって入った工藤がゴール前での絶好のシュートチャンスを決めきれず。後半アディショナルタイムの5分は、広島にとってチャンスではなく悪夢の時間帯に。
▽アディショナルタイム4分、完全に守りに入っていた大宮だが、一瞬の隙を突いてマテウスがボックス外右から左足一閃。GK林の手の届かないコースで、ネットを揺らした。
▽さらに大宮はアディショナルタイム5分、オフサイドラインぎりぎりで抜け出した渡部がボックス左に侵入。思い切りよく左足を振り抜き、ダメ押しとなる3点目をもたらした。
▽試合はこのまま終了。幾度となく攻めた広島だったが、その決定力不足から得点を奪うことができず、これでリーグ3連敗。一方、少ないチャンスをモノにした大宮は効率よく得点を決め、残留争いとなった広島を3-0で下し、リーグ戦2連勝とした。
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