ミラン、イタリア代表GKドンナルンマとの契約延長交渉の終了を発表

2017.06.16 02:26 Fri
Getty Images
ミランは15日、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(18)と契約延長を行わないことを発表した。

▽イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ミランは15日にマルコ・ファッソーネ最高経営責任者(CEO)とヴィンチェンツォ・モンテッラ監督、ドンナルンマの代理人を務めるミラ・ライオラ氏の三者で40分に渡る交渉を行ったという。

▽その後、マルコ・ファッソーネCEOは公式会見で以下のように説明した。
「ミランはドンナルンマと契約延長をしないことを決定した。我々は彼の活躍を評価し、給与面でも問題ない額を提示した。しかし、ミラ・ライオラは、ドンナルンマに契約延長を行なう意思はないと言った」

「ミランとしては、ドンナルンマを長期的な守護神として期待していただけにとてもショックだ。しかし、我々は前を向いて進まないといけない」
▽昨シーズンに16歳8カ月の若さでセリエAデビューして以降、ミランの絶対的守護神として評価を高めるドンナルンマは、今シーズンも正守護神としてリーグ戦全試合に出場した。また、2016年9月1日に行われたフランス代表戦でA代表デビューを飾ってドンナルンマは、同国の歴代最年少の代表GKとなっている。

▽なお、2018年6月に契約が満了を迎えるドンナルンマには、レアル・マドリーマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティなどヨーロッパの強豪が獲得に興味を示している。

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