フランスのファンがイギリス国歌を斉唱…ドーバー海峡を挟んだ両国が絆を見せる
2017.06.14 13:50 Wed
▽なんとも不思議な光景であり、心温まる光景がスタジアムで起こった。13日に行われた国際親善試合のフランス代表vsイングランド代表の一戦を前に、フランスのファンがイギリス国歌を歌った。『ESPN』が報じた。
▽通常であれば、両国国歌が流れ、選手やスタッフ、そしてスタジアムに駆けつけたファンが互いに自国の国歌を斉唱するだろう。しかし、スタッド・ドゥ・フランスで行われたこの一戦では、スクリーンにイギリス国歌の『ゴッド・セーブ・ザ・クイーン』の歌詞が表示され、数千人にものぼるフランスのファンがイギリス国歌を歌った。
▽この行動は、先日マンチェスターとロンドンでテロ事件が起こったことに対するもの。2015年11月にフランスのパリで起こったテロ事件に対し、ロンドンでの国際親善試合でイングランドのファンがフランス国歌『ラ・マルセイエーズ』を歌ったことへのアンサーとなった。
▽試合前には1分間の黙とうが行われ、選手たちはセンターサークルを囲んだ。また、フランス代表のディディエ・デシャン監督は、イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督に背番号1のフランス代表ユニフォームを手渡していた。
▽デシャン監督は「パリでのテロの後、ウェンブリーに来た時に彼らは我々をとても良く迎えてくれたんだ」とコメント。国境を超えた両者の絆を感じさせるシーンだった。
▽通常であれば、両国国歌が流れ、選手やスタッフ、そしてスタジアムに駆けつけたファンが互いに自国の国歌を斉唱するだろう。しかし、スタッド・ドゥ・フランスで行われたこの一戦では、スクリーンにイギリス国歌の『ゴッド・セーブ・ザ・クイーン』の歌詞が表示され、数千人にものぼるフランスのファンがイギリス国歌を歌った。
▽試合前には1分間の黙とうが行われ、選手たちはセンターサークルを囲んだ。また、フランス代表のディディエ・デシャン監督は、イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督に背番号1のフランス代表ユニフォームを手渡していた。
▽デシャン監督は「パリでのテロの後、ウェンブリーに来た時に彼らは我々をとても良く迎えてくれたんだ」とコメント。国境を超えた両者の絆を感じさせるシーンだった。
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