DFBポカール決勝で敗戦のフランクフルト指揮官ニコ・コバチ「ドルトムントに大きなリスペクトを抱いている」

2017.05.28 10:59 Sun
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フランクフルトを率いるニコ・コバチ監督は、2012年以来4度目のDFBポカール優勝を果たしたドルトムントを褒め称えた。ブンデスリーガの公式サイトが伝えている。

▽フランクフルトは27日、DFBポカール決勝でドルトムントと対戦した。試合は8分、スルーパスに抜け出されたO・デンベレにボックス右への侵攻を許し、切り返しから左足を振り抜かれて先制点を許してしまう。反撃に出るフランクフルトは29分、ショートカウンターからガシノビッチのスルーパスを受けたレビッチがボックス左へ侵攻。GKビュルキとの一対一を制し、試合を振り出しに戻した。ところが66分、ドルトムントのプリシッチにボックス内への侵攻を許してしまうと、GKフラデツキーが倒してしまい、PKを献上。オーバメヤンのチップキックシュートで勝ち越しを許してしまうと、フランクフルトは最後まで同点に追いつくことができず、あと一歩のところでタイトル獲得とはならなかった。
▽1988年以来となる5度目の優勝を目指しながらも破れたニコ・コバチ監督は試合後、自身のチームの健闘を称えつつ、ドルトムントに賛辞を贈った。

「ドルトムントには『おめでとう』という言葉を送りたい。ドルトムントは後半、我々よりも良いサッカーをし、主導権を握り続けていた。しかし、フランクフルトの選手たちも最後まで全力を出してくれた。彼らに対して、私は大きなリスペクトを抱いているよ」

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