レーティング:アヤックス 0-2 マンチェスター・ユナイテッド《EL》

2017.05.25 06:05 Thu
Getty Images
▽ヨーロッパリーグ(EL)決勝、アヤックスvsマンチェスター・ユナイテッドが24日にストックホルムのフレンズ・アレーナで開催され、ユナイテッドが2-0で勝利した。この結果、ユナイテッドの大会初優勝及び、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が決定した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
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▽アヤックス採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
24 オナナ 5.5
失点はノーチャンス。ただ、飛び出しの判断やコーチングの部分で甘さも見えた
DF
3 フェルトマン 5.5
中央に絞っての空中戦など、守備では堅実さを見せたが、ビルドアップの場面で貢献したかった

5 D・サンチェス 6.0
自身に当たったボールが失点となったが、出足鋭い対応や強靭なフィジカルで守備を締める

36 デ・リフト 5.5
17歳とは思えない落ち着きをみせ、ビルドアップの場面で積極的な持ち出しから変化を加えようとしていた
4 リードウォルド 5.0
自陣でのスローインをカットされて失点の一因に。幾つか際どいクロスは見せた

(→F・デ・ヨング -)

MF
10 クラーセン 5.0
ポグバとのマッチアップで完敗…フィジカル能力の差を埋める工夫がほしかった

20 シェーネ 4.5
フェライーニのマンマークに苦しみ、求められたパス回しの起点になれず

(→ファン・デ・ビーク 5.0)
無難にパスを捌くも、仕掛けのパスが出せなかった

22 ジイェフ 5.5
エレーラとのマッチアップで幾つか局面を打開するプレーを見せた

FW
9 トラオレ 6.0
相手のマンマーク戦術にチームが苦しんだ中、積極的な仕掛けで貴重な攻め手となった

25 ドルベア 4.0
パスコースを限定されたうえ、相手2センターバックの徹底監視に遭い、試合から完全に消された。サイドに流れるなど、臨機応変なプレーが必要だった

(→ネレス 5.5)
期待された局面を打開するプレーはほとんどなかった

11 ユーネス 5.0
バレンシアのソリッドな対応に苦しみ、持ち味の突破力は影を潜めた

監督
ボス 5.0
個の力の差を見せ付けられ、完敗。惜しむらくは硬かった試合の入りと、セットプレーから喫した2失点目

▽マンチェスター・ユナイテッド採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
20 ロメロ 5.5
難しい枠内シュートは少なかった。冷静に味方を動かした

DF
25 バレンシア 6.5
ユーネスを完封し、要所で良い攻撃参加を披露

12 スモーリング 6.5
2点目をアシスト。ブリントとうまくコミュニケーションを取り、ドルベアに仕事をさせず

17 ブリント 6.5
気の利いた対応を随所にみせ、古巣の可愛い後輩の前に立ちはだかった

36 ダルミアン 6.0
トラオレの対応に手を焼くが、最後の場面で集中した対応を続けた

MF
8 マタ 6.5
ムヒタリャンと共に守備の局面ではフリーマンとして味方をサポートし、攻撃でもきっちりチャンスに絡んだ

(→ルーニー -)

21 エレーラ 6.5
ジイェフをマンマークで抑え込み、繋ぎの場面でも正確だった

27 フェライーニ 7.0
攻守に躍動。守備では屈強なフィジカルで相手の起点を潰し、攻撃では空中戦の強さとシンプルな繋ぎで1アシストも記録

6 ポグバ 6.5
やや幸運な形だったが、値千金の先制点を奪取。攻守にダイナミズムを発揮

22 ムヒタリャン 6.5
アクロバティックなフィニッシュで1ゴール。守備ではファウルを辞さない泥臭い対応でチームを助けた

(→リンガード 5.5)
3点目のチャンスを逸したが、守備で貢献

FW
19 ラッシュフォード 5.5
前線で相手センターバックにプレッシャーをかけつつ、愚直にカウンターチャンスを狙った

(→マルシャル -)

監督
モウリーニョ 6.5
持ち味の組織的な守備で完全に相手のストロングを消し去り完勝。自身2度目のEL制覇で最低限のノルマである来季CL出場権を獲得

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
フェライーニ(マンチェスター・ユナイテッド)
▽指揮官のプランを完璧に遂行したチームの勝利だったが、攻守に抜群の存在感を放った偉丈夫をMOMに選出。今季批判を浴びることが多かった中、最後に値千金の仕事ぶりを見せた。

アヤックス 0-2 マンチェスター・ユナイテッド
【マンチェスター・ユナイテッド】
ポグバ(前18)
ムヒタリャン(後3)

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