ケヴィン・オリスの弾丸ミドルで京都が3戦ぶり白星! 逆転負けの東京Vは5戦ぶり敗戦でホーム初黒星…《J2》
2017.05.21 17:40 Sun
▽明治安田生命J2リーグ第15節の東京ヴェルディvs京都サンガF.C.が21日に味の素スタジアムで行われ、アウェイの京都が2-1で勝利した。
▽4戦無敗で4位に位置する東京Vと、7戦無敗で16位の京都による好調同士の対戦。前節、ジェフユナイテッド千葉とのオリジナル10対決に快勝の東京Vは、その一戦から先発3人を変更。出場停止のアラン・ピニェイロに代わって梶川、安西と中野に代わって高木大、ドウグラス・ヴィエイラが先発に入った。一方、前節水戸ホーリーホックと引き分け2戦連続ドロー中の京都は、先発2選手を変更。湯澤に代わって田村亮、イ・ヨンジェに代わって2試合の出場停止明けとなるケヴィン・オリスが復帰した。
▽30度近い猛暑のコンディションでスタートした3連戦最後の試合。オリス、田中マルクス闘莉王のツインタワーにボールを蹴り込む京都の攻撃が序盤こそ押し気味に試合を運ぶも、東京Vは開始6分に右サイドを持ち上がり中央に切り込んだ高木大の左足シュートで最初の決定機を作る。その後は2トップと後方が間延びする相手の中盤で主導権を握った東京Vは、波状攻撃からドウグラスや高木善、内田らが積極的にフィニッシュに絡んで行く。
▽前半終盤にかけてホームチームがボールを保持するもののややこう着状態が続く中、37分にはDF石櫃の右クロスから闘莉王に決定機も、ここは相手GK柴崎の好守に阻まれる。すると40分、左サイドで高い位置を取った平のクロスにDF下畠がかぶってゴール前のドウグラス・ヴィエイラにボールが渡ると、これを肩でトラップしたドウグラスがGK菅野の股間を抜くシュートで先制点を奪った。
▽迎えた後半、1点ビハインドの京都は望月に代えてDF染谷をハーフタイム明けに投入。この交代で下畠をボランチに上げ、染谷をセンターバックに置いた。さらに55分には田村亮を下げて、伊東俊をピッチに送り出した。
▽すると67分、ここまで前線へのロングボールとセットプレーに懸けてきた京都の攻めが結実する。ボックス手前中央で得たFKの場面でキッカーの石櫃がボックス左に浮き球のボールを入れると、ファーに走り込んだ本多が頭で右隅に流し込んだ。
▽警戒していたセットプレーから失点を喫した東京Vは、失点直後に安西、74分にはこれが今季初出場の二川をピッチに送り出し、勝ち越しゴールを目指す。
▽一方、追いついて息を吹き返した京都は、前線の個の力で逆転に成功する。80分、ロングカウンターから闘莉王のパスを受けて、バイタルエリア左でDFをかわしたケヴィン・オリスが右足を振り抜くと、弾丸シュートがゴール右隅に突き刺さった。
▽ホームで負けられない東京Vは最後の交代カードで中野を投入。試合終盤にかけてはリスクを冒して前に出るが、完全に引いた京都の守備を最後まで崩し切れず。セットプレー、前線の個の力で勝ち切った京都が、3試合ぶりの白星を掴み、8戦無敗とした。一方、5戦ぶり敗戦の東京Vは今季ホーム初黒星を喫した。
▽4戦無敗で4位に位置する東京Vと、7戦無敗で16位の京都による好調同士の対戦。前節、ジェフユナイテッド千葉とのオリジナル10対決に快勝の東京Vは、その一戦から先発3人を変更。出場停止のアラン・ピニェイロに代わって梶川、安西と中野に代わって高木大、ドウグラス・ヴィエイラが先発に入った。一方、前節水戸ホーリーホックと引き分け2戦連続ドロー中の京都は、先発2選手を変更。湯澤に代わって田村亮、イ・ヨンジェに代わって2試合の出場停止明けとなるケヴィン・オリスが復帰した。
▽前半終盤にかけてホームチームがボールを保持するもののややこう着状態が続く中、37分にはDF石櫃の右クロスから闘莉王に決定機も、ここは相手GK柴崎の好守に阻まれる。すると40分、左サイドで高い位置を取った平のクロスにDF下畠がかぶってゴール前のドウグラス・ヴィエイラにボールが渡ると、これを肩でトラップしたドウグラスがGK菅野の股間を抜くシュートで先制点を奪った。
▽迎えた後半、1点ビハインドの京都は望月に代えてDF染谷をハーフタイム明けに投入。この交代で下畠をボランチに上げ、染谷をセンターバックに置いた。さらに55分には田村亮を下げて、伊東俊をピッチに送り出した。
▽一方、後半も主導権を握りながらカウンターで追加点を狙う東京Vは、54分と58分に中央を持ち上がった高木善に続けてシュートチャンスも、いずれも相手DFのブロックに遭うなど、追加点を奪い切れない。
▽すると67分、ここまで前線へのロングボールとセットプレーに懸けてきた京都の攻めが結実する。ボックス手前中央で得たFKの場面でキッカーの石櫃がボックス左に浮き球のボールを入れると、ファーに走り込んだ本多が頭で右隅に流し込んだ。
▽警戒していたセットプレーから失点を喫した東京Vは、失点直後に安西、74分にはこれが今季初出場の二川をピッチに送り出し、勝ち越しゴールを目指す。
▽一方、追いついて息を吹き返した京都は、前線の個の力で逆転に成功する。80分、ロングカウンターから闘莉王のパスを受けて、バイタルエリア左でDFをかわしたケヴィン・オリスが右足を振り抜くと、弾丸シュートがゴール右隅に突き刺さった。
▽ホームで負けられない東京Vは最後の交代カードで中野を投入。試合終盤にかけてはリスクを冒して前に出るが、完全に引いた京都の守備を最後まで崩し切れず。セットプレー、前線の個の力で勝ち切った京都が、3試合ぶりの白星を掴み、8戦無敗とした。一方、5戦ぶり敗戦の東京Vは今季ホーム初黒星を喫した。
|
関連ニュース