途中出場のFW鈴木優磨が値千金の決勝弾! 2戦連続ウノゼロの鹿島が齋藤不在の横浜FMの連勝をストップ!《J1》
2017.03.10 21:40 Fri
▽明治安田生命J1リーグ第3節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスが10日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、ホームの鹿島が1-0で勝利した。
▽前節のヴァンフォーレ甲府戦では、レオ・シルバの移籍後初ゴールに、新守護神クォン・スンテの土壇場PKストップで今季のリーグ戦初勝利を挙げた鹿島。14日にホームで行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のブリズベン・ロアー戦を控える中で行われた今節では、甲府戦と同じスタメンを起用した。
▽一方、浦和レッズ、北海道コンサドーレ札幌を連破し、開幕2連勝で首位に立つ横浜FM。だが、昨季王者を相手に3連勝を目指すこの一戦に向けては、開幕2戦で圧巻の存在感を放った新10番の齋藤学が、ふくらはぎのケガで欠場。この緊急事態を受けて、モンバエルツ監督は前田を代役に起用したほか、1トップの富樫に代えて伊藤を今季初先発で起用した。
▽立ち上がりから拮抗した展開が続く中、ホームの鹿島が押し気味に試合を進めていく。だが、DF中澤を中心に粘り強く守る横浜FMの守備を崩し切るまでには至らない。すると14分、右サイドの松原のクロスの流れからボックス内でこぼれ球を拾った伊藤が左足で際どいシュートを放ち、アウェイチームが先にゴールに迫る。
▽その後もこう着状態が続く中、ややアタッキングサードで手数がかかる鹿島を尻目に、手数をかけないカウンターでゴールを狙う。37分には左サイドで仕掛けたマルティノスの浮き球パスに抜け出した伊藤がボックス左でシュートも、シュートはサイドネットを叩く。一方、なかなか決定機を作れない鹿島だったが、40分には土居が枠の右隅を捉えた見事なミドルシュートを放つ。しかし、このシュートはGK飯倉の好守に遭い、前半はゴールレスで終了した。
▽一方、徐々に相手に押し込まれる横浜FMは、59分に伊藤を下げて途中出場から2試合連発中のウーゴ・ヴィエイラを投入。この交代直後には左サイドから強引に中へ切り込んだマルティノスに決定機も、肝心のシュートは相手DFのブロックに遭う。すると64分には開幕から2戦連発中のダビド・バブンスキーに代えて、遠藤渓をピッチに送り出した。
▽時間の経過と共に攻撃の形を作れなくなってきた鹿島は、70分過ぎにペドロ・ジュニオール、小笠原を下げて鈴木と永木を続けて投入する。74分にはボックス手前右で遠藤が入れた浮き球パスにファーサイドの山本が反応するが、ダイレクトボレーは枠を捉えきれない。
▽試合終盤にかけてもこう着状態が続く中、鹿島の若武者が値千金の仕事を果たす。83分、右サイド深くに抜け出した伊東から絶妙なクロスがゴール前に上がると、これに抜群のタイミングで飛び込んだ鈴木がドンピシャのヘッドで流し込んだ。
▽先日のACLムアントン戦でのPK失敗を払拭する鈴木のゴールで待望の先制点を奪った鹿島は、その後横浜FMの反撃をきっちり無失点で凌ぎ切り、1-0で試合をクローズ。苦しみながらも2試合連続ウノゼロで連勝の昨季王者が、今季のホーム初勝利を手にした。
▽前節のヴァンフォーレ甲府戦では、レオ・シルバの移籍後初ゴールに、新守護神クォン・スンテの土壇場PKストップで今季のリーグ戦初勝利を挙げた鹿島。14日にホームで行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のブリズベン・ロアー戦を控える中で行われた今節では、甲府戦と同じスタメンを起用した。
▽立ち上がりから拮抗した展開が続く中、ホームの鹿島が押し気味に試合を進めていく。だが、DF中澤を中心に粘り強く守る横浜FMの守備を崩し切るまでには至らない。すると14分、右サイドの松原のクロスの流れからボックス内でこぼれ球を拾った伊藤が左足で際どいシュートを放ち、アウェイチームが先にゴールに迫る。
▽その後もこう着状態が続く中、ややアタッキングサードで手数がかかる鹿島を尻目に、手数をかけないカウンターでゴールを狙う。37分には左サイドで仕掛けたマルティノスの浮き球パスに抜け出した伊藤がボックス左でシュートも、シュートはサイドネットを叩く。一方、なかなか決定機を作れない鹿島だったが、40分には土居が枠の右隅を捉えた見事なミドルシュートを放つ。しかし、このシュートはGK飯倉の好守に遭い、前半はゴールレスで終了した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、立ち上がりから攻勢を強める鹿島は53分に絶好機。小笠原からの浮き球パスをボックス左の山本が頭でマイナスに落とし、これをワントラップした金崎がすかさず左足でシュートするが、ボールは惜しくもクロスバーを叩いた。
▽一方、徐々に相手に押し込まれる横浜FMは、59分に伊藤を下げて途中出場から2試合連発中のウーゴ・ヴィエイラを投入。この交代直後には左サイドから強引に中へ切り込んだマルティノスに決定機も、肝心のシュートは相手DFのブロックに遭う。すると64分には開幕から2戦連発中のダビド・バブンスキーに代えて、遠藤渓をピッチに送り出した。
▽時間の経過と共に攻撃の形を作れなくなってきた鹿島は、70分過ぎにペドロ・ジュニオール、小笠原を下げて鈴木と永木を続けて投入する。74分にはボックス手前右で遠藤が入れた浮き球パスにファーサイドの山本が反応するが、ダイレクトボレーは枠を捉えきれない。
▽試合終盤にかけてもこう着状態が続く中、鹿島の若武者が値千金の仕事を果たす。83分、右サイド深くに抜け出した伊東から絶妙なクロスがゴール前に上がると、これに抜群のタイミングで飛び込んだ鈴木がドンピシャのヘッドで流し込んだ。
▽先日のACLムアントン戦でのPK失敗を払拭する鈴木のゴールで待望の先制点を奪った鹿島は、その後横浜FMの反撃をきっちり無失点で凌ぎ切り、1-0で試合をクローズ。苦しみながらも2試合連続ウノゼロで連勝の昨季王者が、今季のホーム初勝利を手にした。
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