なでしこが終了間際の失点で10人のオランダに敗戦...高倉体制初の国際大会を6位で終える《アルガルベカップ2017》
2017.03.09 02:23 Thu
▽なでしこジャパン(日本女子代表)は6日、ポルトガルで開催されているアルガルベカップ2017の5位決定戦でオランダ女子代表と対戦し、2-3で敗れた。
▽グループBを2勝1敗の2位で終えたなでしこは、グループCを同じく2勝1敗の2位で終えたオランダ女子代表と激突した。今大会最後となる一戦になでしこは、6日のノルウェー女子代表戦からメンバーを4人変更。GK池田咲紀子と千葉園子、籾木結花らに代えて、GK山下杏也加と鮫島彩、長谷川唯らを起用した。
▽なでしこは開始直後にオランダに右サイドを突破され、いきなりゴール前に迫られるなど、不安定な立ち上がりを見せるが、その後は徐々に持ち直し始める。すると8分、なでしこがオランダゴールに迫る。中島がボックス右外からシュート性のクロスを供給すると、ファン・デル・グレースのクリアがバーに直撃した。
▽敵陣に侵攻する回数が増えてきたなでしこだが13分、オランダにセットプレーから先制点を許してしまう。左CKをGK山下杏也加が果敢な飛び出しでパンチングを試みるも、これを失敗。すると、ゴール前混戦からこぼれ球をデッカーに押し込まれる。さらに18分、ワンツーからファン・デ・サンデンに右サイドを突破されると、ボックス内への侵攻を許してしまう。最後はラストパスをマルテンスにゴールに流し込まれた。
▽立て続けに2失点してしまったなでしこは、すぐさま反撃に出る。19分、長谷川のパスを受けた横山がワンタッチで反転すると、ボックス手前から右足を振り抜く。このシュートがGKゲルツの頭上を越え、ゴールネットに突き刺さった。
▽後半開始から高倉監督は、高木と川村に代えて、宇津木と佐々木を投入。守備の修正を図る。この交代で安定感の増したなでしこに追い風が吹く。61分、相手最終ラインでパスを受けて反転した田中が倒されると、M・ファン・デン・ベルグが2枚目のイエローカードで退場となる。
▽数的有利となったなでしこは68分、左サイドを突破した鮫島からボックス左の田中が右足を振り抜いて、ゴールを脅かす。さらに74分、鮫島からのパスを受けた横山がボックス左手前からダイレクトでゴール右上隅を狙うもわずかに外れる。
▽その後も猛攻を仕掛け、オランダゴールに迫るなでしこは迎えた77分、サイド攻撃からオウンゴールを誘発する。途中投入の籾木が左サイドでパスを受けると、鋭いクロスを供給。すると途中投入のS・ファン・デン・ブルクがクリアしきれず、ボールはゴール右隅に吸い込まれた。
▽同点に追いついて以降、幾度もなくゴール前に迫るも、オランダ守備陣の牙城を崩せないなでしこ。すると、オランダに一瞬の隙を突かれる。後半アディショナルタイム2分、カウンターからミエデマが右サイドでボールを受けると、粘りながらもボックス右を突破。最後はゴール前で強引に左足を振り抜くと、ブロックに入ったなでしこDFに当たったボールがゴールラインを割った。
▽結局、試合はそのまま終了。数的有利の状況を活かせず、痛恨の劇的弾を浴びたなでしこが2-3で敗戦。高倉体制初の国際大会は6位で終了した。
▽グループBを2勝1敗の2位で終えたなでしこは、グループCを同じく2勝1敗の2位で終えたオランダ女子代表と激突した。今大会最後となる一戦になでしこは、6日のノルウェー女子代表戦からメンバーを4人変更。GK池田咲紀子と千葉園子、籾木結花らに代えて、GK山下杏也加と鮫島彩、長谷川唯らを起用した。
▽敵陣に侵攻する回数が増えてきたなでしこだが13分、オランダにセットプレーから先制点を許してしまう。左CKをGK山下杏也加が果敢な飛び出しでパンチングを試みるも、これを失敗。すると、ゴール前混戦からこぼれ球をデッカーに押し込まれる。さらに18分、ワンツーからファン・デ・サンデンに右サイドを突破されると、ボックス内への侵攻を許してしまう。最後はラストパスをマルテンスにゴールに流し込まれた。
▽立て続けに2失点してしまったなでしこは、すぐさま反撃に出る。19分、長谷川のパスを受けた横山がワンタッチで反転すると、ボックス手前から右足を振り抜く。このシュートがGKゲルツの頭上を越え、ゴールネットに突き刺さった。
▽1点を返して勢いづくなでしこは30分、ハーフウェイライン付近の阪口が右サイドに展開すると、中島が反応。ボックス右から侵攻し、GKとDFの間に鋭いクロスを送る。これに走りこんだ横山が合わせるも、ミートできず。好機を活かせなかったなでしこが1点ビハインドで試合を折り返す。
▽後半開始から高倉監督は、高木と川村に代えて、宇津木と佐々木を投入。守備の修正を図る。この交代で安定感の増したなでしこに追い風が吹く。61分、相手最終ラインでパスを受けて反転した田中が倒されると、M・ファン・デン・ベルグが2枚目のイエローカードで退場となる。
▽数的有利となったなでしこは68分、左サイドを突破した鮫島からボックス左の田中が右足を振り抜いて、ゴールを脅かす。さらに74分、鮫島からのパスを受けた横山がボックス左手前からダイレクトでゴール右上隅を狙うもわずかに外れる。
▽その後も猛攻を仕掛け、オランダゴールに迫るなでしこは迎えた77分、サイド攻撃からオウンゴールを誘発する。途中投入の籾木が左サイドでパスを受けると、鋭いクロスを供給。すると途中投入のS・ファン・デン・ブルクがクリアしきれず、ボールはゴール右隅に吸い込まれた。
▽同点に追いついて以降、幾度もなくゴール前に迫るも、オランダ守備陣の牙城を崩せないなでしこ。すると、オランダに一瞬の隙を突かれる。後半アディショナルタイム2分、カウンターからミエデマが右サイドでボールを受けると、粘りながらもボックス右を突破。最後はゴール前で強引に左足を振り抜くと、ブロックに入ったなでしこDFに当たったボールがゴールラインを割った。
▽結局、試合はそのまま終了。数的有利の状況を活かせず、痛恨の劇的弾を浴びたなでしこが2-3で敗戦。高倉体制初の国際大会は6位で終了した。
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