前半5発の浦和がFCソウルを蹴散らし、ACL2連勝を飾る《ACL2017》
2017.02.28 21:45 Tue
▽AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017・グループF第2節、浦和レッズvsFCソウル(韓国)が28日に埼玉スタジアム2002で行われ、5-2で浦和が勝利した。
▽21日に行われたACL第1節のウェスタン・シドニー戦で4-0と勝利し、好スタートを切った首位の浦和。今節は、第1節で上海上港に0-1と敗れ、黒星スタートとなった昨季のKリーグ王者・FCソウルをホームに迎えた。
▽2連勝を飾り、グループステージ突破に向けて優位に立ちたい浦和は、25日に行われた明治安田生命J1リーグ開幕節の横浜F・マリノス戦(2-3で敗北)から先発メンバーを4人変更。遠藤航、阿部勇樹、柏木陽介、ラファエル・シルバに代えて、那須大亮、関根貴大、武藤雄樹、李忠成を起用した。
▽ホームで勝ち点を落とすわけにはいかない浦和は、序盤から仕掛ける。9分、縦パスをハーフウェイライン付近で受けた興梠がワントラップで右サイドに開く。ボックス右外からクロスを供給すると、中央でフリーになった武藤がヘディングシュート。GKユー・ヒョンがブロックするも、ボールはゴールに吸い込まれた。さらに11分、敵陣中央右でボールを受けた関根がカットインからバイタルエリアに侵入し、ボックス中央にパス。これに反応した李が反転し、丁寧に左足を振り抜いて追加点を奪う。
▽いきなり2点ビハインドの展開を強いられたFCソウルは14分、ボックス左手前でFKを獲得。これをパク・チュヨンが右足で直接狙うと、ボールはゴール左隅に吸い込まれ1点を返す。
▽その後も攻防が続くと、両者球際の激しい展開となる。すると浦和は45分、ボックス手前でパスを受けた興梠から李を経由して走りこんだ駒井につなぐと、駒井がボックス中央からゴール左隅に流し込み、5-1と浦和が大量リードを得て試合を折り返す。
▽後半に入っても浦和の攻勢は続く。47分、敵陣中央でのパス回しから左サイドに展開すると、フリーの宇賀神がボックス左に侵入し、切り返しからシュート。しかし、これはバーに阻まれる。
▽一方のFCソウルは、大量リードで余裕のある浦和のディフェンスをなかなか崩すことができない。75分には、コ・ヨハンに代えてダムヤノビッチを投入し、攻撃の活性化を図る。
▽それでも集中したディフェンスで相手の反撃を許さない浦和は81分、長澤が右サイドから中央にパスを送ると、最後はラファエル・シルバがダイレクトシュート。これはゴールマウスを捉えるも、GKが鋭い反応で防ぎ得点には繫がらない。
▽一矢報いたいFCソウルは後半アディショナルタイム、左サイドを突破したキム・チウがボックス手前に送ると、走り込んだダムヤノビッチが左足を振り抜いてゴール。ダムヤノビッチはもう1度決定機を迎えるも、今度は得点とはならず試合終了。前半に5得点を奪った浦和がリードを守りきり、5-2で圧勝。ACL2連勝を飾った。
浦和レッズ 5-2 FCソウル
【浦和】
武藤雄樹(前9)
李忠成(前11)
関根貴大(前15)
宇賀神友弥(前21)
駒井善成(前45)
【FCソウル】
パク・チュヨン(前14)
ダムヤノビッチ(後45+2)
▽21日に行われたACL第1節のウェスタン・シドニー戦で4-0と勝利し、好スタートを切った首位の浦和。今節は、第1節で上海上港に0-1と敗れ、黒星スタートとなった昨季のKリーグ王者・FCソウルをホームに迎えた。
▽ホームで勝ち点を落とすわけにはいかない浦和は、序盤から仕掛ける。9分、縦パスをハーフウェイライン付近で受けた興梠がワントラップで右サイドに開く。ボックス右外からクロスを供給すると、中央でフリーになった武藤がヘディングシュート。GKユー・ヒョンがブロックするも、ボールはゴールに吸い込まれた。さらに11分、敵陣中央右でボールを受けた関根がカットインからバイタルエリアに侵入し、ボックス中央にパス。これに反応した李が反転し、丁寧に左足を振り抜いて追加点を奪う。
▽いきなり2点ビハインドの展開を強いられたFCソウルは14分、ボックス左手前でFKを獲得。これをパク・チュヨンが右足で直接狙うと、ボールはゴール左隅に吸い込まれ1点を返す。
▽1点を返された浦和だったが、その1分後、敵陣中央で李のフリックを受けた武藤がボックス手前に運ぶと、倒れながらボックス中央にパス。これを走りこんだ関根がダイレクトで右足を振り抜くと、GKユー・ヒョンが弾くも、ボールはゴール左に転がり追加点。さらに、21分にはカウンターから宇賀神が追加点を奪い、浦和が4-1とリードを広げる。
▽その後も攻防が続くと、両者球際の激しい展開となる。すると浦和は45分、ボックス手前でパスを受けた興梠から李を経由して走りこんだ駒井につなぐと、駒井がボックス中央からゴール左隅に流し込み、5-1と浦和が大量リードを得て試合を折り返す。
▽後半に入っても浦和の攻勢は続く。47分、敵陣中央でのパス回しから左サイドに展開すると、フリーの宇賀神がボックス左に侵入し、切り返しからシュート。しかし、これはバーに阻まれる。
▽一方のFCソウルは、大量リードで余裕のある浦和のディフェンスをなかなか崩すことができない。75分には、コ・ヨハンに代えてダムヤノビッチを投入し、攻撃の活性化を図る。
▽それでも集中したディフェンスで相手の反撃を許さない浦和は81分、長澤が右サイドから中央にパスを送ると、最後はラファエル・シルバがダイレクトシュート。これはゴールマウスを捉えるも、GKが鋭い反応で防ぎ得点には繫がらない。
▽一矢報いたいFCソウルは後半アディショナルタイム、左サイドを突破したキム・チウがボックス手前に送ると、走り込んだダムヤノビッチが左足を振り抜いてゴール。ダムヤノビッチはもう1度決定機を迎えるも、今度は得点とはならず試合終了。前半に5得点を奪った浦和がリードを守りきり、5-2で圧勝。ACL2連勝を飾った。
浦和レッズ 5-2 FCソウル
【浦和】
武藤雄樹(前9)
李忠成(前11)
関根貴大(前15)
宇賀神友弥(前21)
駒井善成(前45)
【FCソウル】
パク・チュヨン(前14)
ダムヤノビッチ(後45+2)
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