【2017 J1チーム診断】大久保など各ポジションに日本代表経験者を補強! 目指すは初のJ制覇《FC東京》

2017.02.21 20:00 Tue
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▽25日、2017シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。今シーズンは優勝賞金や分配金などクラブへ直接的に影響する部分で大幅な見直しが行われたことで、高みを目指した戦いにこれまで以上の激化が必至だ。

▽開幕を前に超ワールドサッカー編集部がJ1全18クラブを診断。今シーズンの展望や注目選手をピックアップした。今回は積極補強で初のJリーグ制覇に挑むFC東京編をお届けする。
◆大型補強で優勝争いできる陣容に
▽“多摩川クラシコ”のライバルでもある川崎フロンターレから獲得したFW大久保嘉人を筆頭に、中盤にFCソウルからMF高萩洋次郎、バックラインにフィテッセからDF太田宏介、守護神にサガン鳥栖からGK林彰洋を獲得。各ポジションに日本代表経験者を揃えた。リーグ制覇も夢ではない陣容を揃えただけに、篠田善之監督のマネジメント力が結果を左右することになるだろう。

◆2017年の注目ポイント
▽上記の補強以外にも名古屋グランパスからFW永井謙佑を獲得。また、今季も主力としての活躍が期待されるMF中島翔哉、MF東慶悟、さらに控えに10番を背負うMF梶山陽平、FW阿部拓馬など攻撃陣は多くの駒を揃えている。篠田監督が求めるポゼッションサッカーが浸透できれば、非常に面白い攻撃ユニットを形成できるだろう。

▽一方で、問題はバックライン。昨シーズンは固定できなかった左サイドバックに太田が復帰したことはポジティブな要素であり、DF徳永悠平、DF室屋成、DF小川諒也、DF橋本拳人とサイドバックの駒は揃った。それだけに、DF森重真人、DF丸山祐市に頼らざるを得ないセンターバックはケガや出場停止などをどのように乗り越えるかに注目だ。ただ、篠田監督は守備のスタイルとしてハードプレッシングを掲げているため、チームとして連動してボールを奪うディフェンスが機能できれば大崩れはないだろう。
◆予想フォーメーション[4-2-3-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:林彰洋
DF:室屋成、森重真人、丸山祐市、太田宏介
MF:高萩洋次郎、田邉草民
MF:永井謙佑、東慶悟、中島翔哉
FW:大久保嘉人
▽今季は[4-2-3-1]のフォーメーションを採用。1トップには、点取り屋のFW大久保嘉人が起用され、快速FWの永井謙佑、コンダクターのMF東慶悟、テクニックに秀でたアタッカーのMF中島翔哉が2列目でフォローする。新加入のMF高萩洋次郎はボランチ起用が濃厚で、相方として昨季同様にMF田邉草民がこのポジションを務める。バックラインでは固定できなかった左サイドバックにDF太田宏介が入り、GK秋元陽太が抜けたゴールマウスはGK林彰洋が守る。

◆期待の新戦力
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FW大久保嘉人(日本)
1982年6月9日(34歳)
2016シーズン(J1):33試合15得点
▽昨シーズンこそ得点ランキング4位タイに終わるも15得点をマーク。2013年、2014年、2015年には3シーズン連続で得点王に輝くなどゴールへの嗅覚は衰えを知らない。昨季のFC東京は総得点39点で10位タイと、得点力不足が上位進出を逃した要因だと言える。それだけに大久保にかかる期待は大きい。また、練習初日には「激しさが足りない」とダメ出しをするなど、ピッチ外でも早速チームへの影響力を示している。

◆キープレーヤー
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DF森重真人(日本)
1987年5月21日(29歳)
2016シーズン(J1):32試合4得点
▽日本代表でも主力として活躍するなど、キャリアの絶頂期を過ごす。クラブレベルでは、加入した2010年以降でタイトルは2011シーズンのJ2優勝のみ。それだけに大型補強に乗り出した今季は、J1でのタイトル獲得に燃えているだろう。昨季までは、守備だけでなく攻撃面での貢献も目立ったが、強力な前線が揃っただけに、本職でのさらなる活躍に期待がかかる。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C6xiLTcyJ6x/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">FC東京【公式】(@fctokyoofficial)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.05.10 23:35 Fri

神戸vs京都にみるVARの功罪/六川亨の日本サッカー見聞録

5月9日は今年3回目となるレフェリーブリーフィングがJFAハウスで開催された。テーマはJ1リーグ第10節までの反則数や、イエローカードとレッドカードの昨シーズンとの比較だ。進行役を務めた佐藤隆治(審判)マネジャーによると「反則は去年と変わらない。チーム平均も横ばい」とのことだった。 ただイエローカードは243から291に増加。そのうちラフプレーが119と最多で、次に反スポーツ行為が117、そのうちDOGSOが1から5に増加した。レッドカードは14から19で、やはりDOGSOが3から10に増加していた。 その原因について佐藤マネジャーは、攻撃的なチームが増えたこと。タテへの速い攻撃が、結果としてDOGSOの増加につながったのではないかと分析した。 確かに全盛時の川崎Fのように、圧倒的なポゼッションとワンタッチパスの交換で、対戦相手を徹底的に崩してからゴールを奪うスタイルではDOGSOの機会も少ないだろう。逆に昨シーズンの覇者である神戸や、今シーズン昇格して旋風を巻き起こしている町田のような、タテへの速い攻撃を武器にするチームとの試合ではDOGSOも生まれやすいかもしれない。そして神戸や町田に限らず、ロングパスからのカウンターはどのチームも戦術として採用しているのが今シーズンのJ1~J3の傾向と言えるのではないだろうか。 そしてブリーフィングの後半は、やはりVARに時間が割かれた。参照例に取り上げられたのは4月27日のJ1第10節、神戸対京都戦の大迫勇也のゴールシーンに関する2度のVARだった。 左サイドの初瀬亮のロングスローをニアサイドで宮代大聖が空中戦で競り、そのこぼれ球を背後にいた大迫が決めた。主審はゴールと認めたが、VARとOFRで宮代が競った際に大迫の足が出ていたとしてオフサイドの判定からゴールは取り消された。ところが再度VARとOFRが入り、宮代が競ったボールがマーカーの腕に当たっていたため、宮代のパスではないのでオフサイドは取り消され、ハンドによるPKが神戸に与えられた。 このPKを大迫は得意の走り出しから右下を狙ったものの、GKク・ソンユンに読まれてストップされ、試合も原大智のヘッドによるゴールで0-1と敗れた。 ジャッジに正確を期すために導入されたVARだが、大迫のゴールからPKに判定が覆るまでに要した時間は9分。その間に選手とベンチに加えて両チームのファン・サポーターも事態の成り行きを見守るしかなかった。 プロ野球とJリーグの違いは、瞬時に攻守が入れ替わる『スピード感』もその1つだと思う。しかしVARが導入されてからは、その『スピード感』が阻害されている気がしてならない。これまでも何回か書いてきたが「誤審もサッカーのうち」であり、マラドーナの「神の手」のように“伝説”を生むと思っているからだ。 主審の主観とは別に、VARはプレーの一瞬(反則)を映像として切り取る。それはハンドかもしれないが、前後の流れからハンドがあってもなくてもプレーと結果に影響を与えることがないのであれば、流してもいいのではないだろうか。VARはあまりに杓子定規の気がしてならない。 佐藤マネジャーは、U-23アジアカップには審判インストラクターとして参加した。そして試合後は、当該試合の主審のジャッジについてディスカッションしたそうだが、その後のジャッジに影響を与えてはいけないとアドバイスやサジェストは避けたという。まずは主審の主観によるジャッジを優先するためだったという。 そしてブリーフィングの最後、「いまのサッカーはVARが主役になっている。1月のアジアカップもU-23アジアカップも。その結果、アディショナルタイムが増えている」と警鐘を鳴らした。まさに同感である。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> <span class="paragraph-title">【動画】神戸vs京都、2度のVARチェックが入ったプレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="HorDFYo7ogk";var video_start = 183;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.10 15:00 Fri

「心が洗われる」「優しい世界」試合中に頭部が激突…磐田FWジャーメイン良と東京VDF林尚輝のSNSでのやり取りが称賛「本当に尊敬できる」

互いを思うJリーガー同士のSNS上でのやりとりが話題となっている。 そのやりとりを見せたのは、ジュビロ磐田のFWジャーメイン良と東京ヴェルディのDF林尚輝。6日に行われた明治安田J1リーグ第12節で対戦した両者だったが、2人はプレー中に接触していた。 試合では2-1で東京Vがリードして迎えた66分に、ボックス右からのブルーノ・ジョゼのクロスをジャーメイン良がヘッド。シュートは見事にネットを揺らし同点に追いついたが、クリアに入った林の頭部とジャーメイン良の顔面が激突。両者はそのまま倒れ込み、林は交代することとなっていた。 この衝突後もジャーメイン良はプレーを続けていたが、9日に左前額骨陥没骨折と診断されたことが発表。手術を受け、トレーニング合流まで1カ月程度は離脱することが発表された。 今シーズンはここまで12得点を記録し、得点ランキングトップを走っていたジャーメイン良。この報告に自身のX(旧ツイッター/@rukei13)を通じて、「悔しいですがもしあのシーンでこの怪我をするとわかっててもFWとしてあの1点を取りに飛び込んでたと思います!また復活してチームに貢献できるようにがんばります!土曜日の鳥栖戦絶対勝ちましょう!試合で衝突した東京ヴェルディの林選手、今のところ大事は無いということで早期の復帰を祈ってます」とコメント。自身の悔しさを滲ませながらも、衝突で交代した林の状態を気遣っていた。 すると、この投稿を引用する形で林が自身のX(@hayashi_naoki23)で反応。「ジャーメイン選手お心遣いありがとうございます。骨折と聞いてとても申し訳ない気持ちでした。そんな自分に「また復帰したらバチバチやりましょう」と言ってくれたことをとても感謝しています。また同じピッチに立てるように精進します。1日でも早く復帰できることを心から願っています」とし、先輩からの気遣いに感謝しつつ、ジャーメイン良の状態を心配した。 どちらも意図したプレーではなく、ケガは偶発的に起きてしまったもの。スポーツマンシップ溢れる2人のやりとりには「良い話」、「お互いをリスペクトし合う関係は素敵」、「本当に尊敬できる」、「お二人の漢気に感動」、「泣ける」、「2人ともかっこいいです」、「優しい世界」、「SNSの正しい使い方」、「心が洗われる」と称賛のコメントが寄せられている。 <span class="paragraph-title">【SNS】試合中に激突したジャーメイン良と林尚輝の心温まるやりとり</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">ジャーメイン選手<br>お心遣いありがとうございます。<br><br>骨折と聞いてとても申し訳ない気持ちでした。<br><br>そんな自分に<br>「また復帰したらバチバチやりましょう」<br>と言ってくれたことをとても感謝しています。<br><br>また同じピッチに立てるように精進します。<br><br>1日でも早く復帰できることを心から願っています。 <a href="https://t.co/YQ1xmkNr9H">https://t.co/YQ1xmkNr9H</a></p>&mdash; 林 尚輝 Hayashi naoki (@hayashi_naoki23) <a href="https://twitter.com/hayashi_naoki23/status/1788471976060997789?ref_src=twsrc%5Etfw">May 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.10 12:25 Fri
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