鹿島が2点差を追いつかれるも鈴木の決勝弾でシーズン最初のタイトルを獲得!!《FUJI XEROX SUPER CUP 2017》
2017.02.18 15:26 Sat
▽18日に日産スタジアムでFUJI XEROX SUPER CUPの鹿島アントラーズvs浦和レッズが行われ、3-2で鹿島が勝利した。
▽新シーズンの開幕を告げる一戦。昨季のJリーグと天皇杯を制した鹿島と、その鹿島が天皇杯を制したことで繰り上がりとなる年間順位2位の浦和が激突した。鹿島はGKクォン・スンテ、DF三竿雄斗、MFレオ・シルバ、FWペドロ・ジュニオールの新戦力4名を起用する[4-4-2]でスタート。対する浦和はDF槙野智章、MF柏木陽介、らはベンチ外となり、新戦力は菊池大介が左ウイングに入った。
▽両チームともにアウェイユニフォーム同士の対戦となった試合は、浦和がボールをキープする時間が長くなる。しかし4分、左サイドをオーバーラップした三竿の縦パスから金崎が土居とのワンツーで抜け出し、ボックス左からシュートを放つなど素早い攻撃から最初の決定機を作り出した。
▽すると徐々に鹿島が試合の主導権を握り、両サイドの裏を積極的に狙って浦和を押し込みにかかる。しかし浦和も13分、右サイドからカットインした駒井が左足で狙うも、シュートはDFに当ててしまった。こぼれ球を拾った青木もシュートを狙うが決めきれない。
▽鹿島は15分、左サイドで仕掛けた金崎が深い位置までボールを運んでマイナスのボールを入れると、ペドロ・ジュニオールが合わせる。しかし阿部がスライディングでブロックし、こちらも決定機を逸した。21分には金崎のパスカットから鹿島がカウンターを発動。レオ・シルバがボールを運ぶも、やや時間がかかってしまいペドロ・ジュニオールはシュートを打てず。しかし後方に戻されたボールを金崎がダイレクトで狙う。GK西川が何とか弾いたボールは後方にこぼれるもポストに当たって得点とはならなかった。
▽決定機を作りながらも決めきれない鹿島と、決定機を作れない浦和の構図で試合が進んでいくと39分、ついに試合が動く。ボックス手前の位置で遠藤航が相手選手を倒して鹿島がFKを獲得。ボールの後ろに小笠原、レオ・シルバ、遠藤康が構える中、レオ・シルバが助走に入るも意表をついて遠藤康が左足で狙う。ボールは壁を越えてゴールマウス右へと吸い込まれて鹿島が先制に成功した。
▽先制直後にはスルーパスに抜け出した土居がシュートを放つが、ここはクロスバーに阻まれた。しかし43分にはレオ・シルバのスルーパスからカウンターを仕掛けた鹿島が、金崎のシュートはポストを戦うも、跳ね返りを遠藤康が冷静に押し込んで2点目を奪った。結局前半は鹿島が2点のリードを手にして終えた。
▽2点を追う浦和はハーフタイムで李を下げて興梠を投入する。興梠はそのまま李のポジションへ入り、前半と同様にズラタンがワントップを務めることとなった。すると52分には浅い位置でのセットプレーから、ズラタンが落としたボールに興梠が合わせるなど浦和の攻撃が機能し始める。
▽60分にもズラタンが武藤とのパス交換から右足を振り抜くが、ボールはクロスバーを捉えきれずに決定機を逸した。18分には右サイドの駒井が上げた緩やかなクロスに、ズラタンが頭で合わせる。GKクォン・スンテは飛び出していたが、無人のゴールにボールを押し込むことはできなかった。
▽攻勢が続く浦和は直後に駒井と菊池を下げて、長澤と関根を投入。鹿島も金崎を下げて鈴木を送り出すなど、両チーム共に攻撃的なカードを切った。すると65分、鹿島は右サイドの高い位置まで入った西が入れたクロスに土居が頭で合わせるが、GK西川がパンチングではじき出す。鹿島はさらに69分に、中盤で存在感を放ったレオ・シルバを下げて永木を送り出した。
▽迎えた72分、裏に抜け出した興梠がボックス内で小笠原に倒されて浦和がPKを獲得。キッカーの興梠は右サイドを狙うと、GKクォン・スンテはコースを読むもボールを触れず、浦和が点差を縮めた。さらに75分、右サイドの関根が入れたクロスにズラタンが頭で合わせる。これはGKクォン・スンテが片手で弾くも、こぼれ球を拾った武藤が冷静に押し込み、あっという間に浦和が試合を振り出しに戻した。
▽鹿島は82分、三竿を下げて山本を送り出して交代カードを切り終える。すると直後の83分、裏に抜け出した鈴木にボールが出されるも、遠藤航が体を入れてブロック。遠藤はGK西川にバックパスを狙うも、これを狙っていた鈴木がボールを奪ってシュートを流しみ、鹿島が3-2と勝ち越しに成功した。
▽結局このゴールが決勝点となり、一度は2点差を追いつかれた鹿島が、鈴木の決勝ゴールで今季最初のタイトルを獲得した。
鹿島アントラーズ 3-2 浦和レッズ
【鹿島】
遠藤康(39)
遠藤康(43)
鈴木優磨(83)
【浦和】
興梠慎三(74)
武藤雄樹(75)
▽新シーズンの開幕を告げる一戦。昨季のJリーグと天皇杯を制した鹿島と、その鹿島が天皇杯を制したことで繰り上がりとなる年間順位2位の浦和が激突した。鹿島はGKクォン・スンテ、DF三竿雄斗、MFレオ・シルバ、FWペドロ・ジュニオールの新戦力4名を起用する[4-4-2]でスタート。対する浦和はDF槙野智章、MF柏木陽介、らはベンチ外となり、新戦力は菊池大介が左ウイングに入った。
▽すると徐々に鹿島が試合の主導権を握り、両サイドの裏を積極的に狙って浦和を押し込みにかかる。しかし浦和も13分、右サイドからカットインした駒井が左足で狙うも、シュートはDFに当ててしまった。こぼれ球を拾った青木もシュートを狙うが決めきれない。
▽鹿島は15分、左サイドで仕掛けた金崎が深い位置までボールを運んでマイナスのボールを入れると、ペドロ・ジュニオールが合わせる。しかし阿部がスライディングでブロックし、こちらも決定機を逸した。21分には金崎のパスカットから鹿島がカウンターを発動。レオ・シルバがボールを運ぶも、やや時間がかかってしまいペドロ・ジュニオールはシュートを打てず。しかし後方に戻されたボールを金崎がダイレクトで狙う。GK西川が何とか弾いたボールは後方にこぼれるもポストに当たって得点とはならなかった。
▽鹿島は28分にも決定機。左サイドで抜け出した金崎が入れた折り返しは中央のペドロ・ジュニオールには合わず。逆サイドの遠藤がこぼれ球を拾ってシュートを狙ったが今度も決めきれない。こぼれ球を拾った小笠原のミドルシュートもGK西川に止められた。
▽決定機を作りながらも決めきれない鹿島と、決定機を作れない浦和の構図で試合が進んでいくと39分、ついに試合が動く。ボックス手前の位置で遠藤航が相手選手を倒して鹿島がFKを獲得。ボールの後ろに小笠原、レオ・シルバ、遠藤康が構える中、レオ・シルバが助走に入るも意表をついて遠藤康が左足で狙う。ボールは壁を越えてゴールマウス右へと吸い込まれて鹿島が先制に成功した。
▽先制直後にはスルーパスに抜け出した土居がシュートを放つが、ここはクロスバーに阻まれた。しかし43分にはレオ・シルバのスルーパスからカウンターを仕掛けた鹿島が、金崎のシュートはポストを戦うも、跳ね返りを遠藤康が冷静に押し込んで2点目を奪った。結局前半は鹿島が2点のリードを手にして終えた。
▽2点を追う浦和はハーフタイムで李を下げて興梠を投入する。興梠はそのまま李のポジションへ入り、前半と同様にズラタンがワントップを務めることとなった。すると52分には浅い位置でのセットプレーから、ズラタンが落としたボールに興梠が合わせるなど浦和の攻撃が機能し始める。
▽60分にもズラタンが武藤とのパス交換から右足を振り抜くが、ボールはクロスバーを捉えきれずに決定機を逸した。18分には右サイドの駒井が上げた緩やかなクロスに、ズラタンが頭で合わせる。GKクォン・スンテは飛び出していたが、無人のゴールにボールを押し込むことはできなかった。
▽攻勢が続く浦和は直後に駒井と菊池を下げて、長澤と関根を投入。鹿島も金崎を下げて鈴木を送り出すなど、両チーム共に攻撃的なカードを切った。すると65分、鹿島は右サイドの高い位置まで入った西が入れたクロスに土居が頭で合わせるが、GK西川がパンチングではじき出す。鹿島はさらに69分に、中盤で存在感を放ったレオ・シルバを下げて永木を送り出した。
▽迎えた72分、裏に抜け出した興梠がボックス内で小笠原に倒されて浦和がPKを獲得。キッカーの興梠は右サイドを狙うと、GKクォン・スンテはコースを読むもボールを触れず、浦和が点差を縮めた。さらに75分、右サイドの関根が入れたクロスにズラタンが頭で合わせる。これはGKクォン・スンテが片手で弾くも、こぼれ球を拾った武藤が冷静に押し込み、あっという間に浦和が試合を振り出しに戻した。
▽鹿島は82分、三竿を下げて山本を送り出して交代カードを切り終える。すると直後の83分、裏に抜け出した鈴木にボールが出されるも、遠藤航が体を入れてブロック。遠藤はGK西川にバックパスを狙うも、これを狙っていた鈴木がボールを奪ってシュートを流しみ、鹿島が3-2と勝ち越しに成功した。
▽結局このゴールが決勝点となり、一度は2点差を追いつかれた鹿島が、鈴木の決勝ゴールで今季最初のタイトルを獲得した。
鹿島アントラーズ 3-2 浦和レッズ
【鹿島】
遠藤康(39)
遠藤康(43)
鈴木優磨(83)
【浦和】
興梠慎三(74)
武藤雄樹(75)
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