序盤のワイナルドゥム弾を守り切ったリバプールがシティとの上位対決制す! 4連勝で首位チェルシーを追走!《プレミアリーグ》
2017.01.01 04:40 Sun
▽プレミアリーグ第19節、リバプールvsマンチェスター・シティが12月31日にアンフィールドで行われ、リバプールが1-0で勝利した。
▽前節、ストーク・シティ相手に鮮やかな逆転勝利を飾り、リーグ戦3連勝で2位キープに成功したリバプール。そのストーク戦から中3日での開催となる今節では、強豪シティを相手に4連勝での2016年締めを目指した。ストーク戦からのメンバー変更は1点。オリジに代わってカンが中盤に入り、ポジションを1列上げたララナがフィルミノ、サディオ・マネと共に3トップを組んだ。
▽一方、リーグ戦3連勝で年内最後の一戦を迎えたシティは、前節のハル・シティ戦で復帰したフェルナンジーニョに続き、サスペンション明けのエースFWアグエロがノリートに代わってこのビッグマッチで復帰。そのほかのメンバー変更は、サーニャに代わって負傷明けのサバレタが起用された。また、前節負傷交代で欠場が噂されたストーンズもスタメンに名を連ねた。
▽上位対決らしい様子見の入りとなった中、ホームチームの好調なタレントが早々に試合を動かす。開始8分、左サイドで仕掛けたララナがゴール前に絶妙な左足のクロスを入れると、ややボールウォッチャーとなったDFコラロフの前にタイミング良く飛び込んだワイナルドゥムが、打点の高いヘディングシュートでゴール左を破った。
▽苦手のアンフィールドでいきなりビハインドを背負ったシティはすぐさま反撃に転じるが、ビルドアップの局面で相手の激しいプレッシャーに晒されて持ち味のショートパスを用いたパスワークは機能せず。背後を狙うアグエロに精度の低いフィードを送るか、サイドに開いたウイングに長いパスを送る以外にボールを前に運ぶ方法がない。
▽前半終盤にかけては中盤のギャップでボールを受けられるようになったシルバとデ・ブライネを起点にシティが攻め込む場面もあったが、コラロフとデ・ブライネのシュートはいずれも精度を欠き、前半はリバプールの1点リードで終了した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、前半同様に立ち上がりはリバプールの時間が続くも、時間の経過と共にビハインドを追うシティが押し返していく。相手の運動量の低下とプレスに慣れた影響で相手陣内でもボールを持てるようになったシティは、アンカー脇でボールを受けるシルバとデ・ブライネが良い仕掛けを見せる。55分過ぎにはアグエロ、シルバと続けてフィニッシュに持ち込むが、同点ゴールには繫がらない。
▽一方、守勢が続くリバプールは64分、接触プレーで足を気にしていたキャプテンのヘンダーソンを下げて、オリジを投入。この交代でララナが中盤に下がり、カンがアンカーに落ちた。それでも、この交代で前線の運動量とカウンターの切れ味が増したホームチームは、最前線に入ったオリジを起点に押し返すが、なかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。
▽後半半ばから終盤にかけても拮抗した渋い展開が続く中、互いに選手交代を行い、流れを引き寄せにかかるが、最後までチャンスらしいチャンスを作れないまま、試合はタイムアップ。開始直後のワイナルドゥムのゴールを最後まで守り切ったリバプールが、シティとの2016年最後のビッグマッチを1-0で勝利。リーグ4連勝のリバプールは、首位チェルシーとの勝ち点差6をキープして前半戦を終えた。一方、苦手アンフィールドでまたしても敗れたシティは、優勝戦線から一歩後退した。
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▽首位のチェルシー(勝ち点46)を追走する2位のリバプール(勝ち点40)と、3位のシティ(勝ち点39)が2016年最後のプレミアを締めくくる注目のビッグマッチ。▽一方、リーグ戦3連勝で年内最後の一戦を迎えたシティは、前節のハル・シティ戦で復帰したフェルナンジーニョに続き、サスペンション明けのエースFWアグエロがノリートに代わってこのビッグマッチで復帰。そのほかのメンバー変更は、サーニャに代わって負傷明けのサバレタが起用された。また、前節負傷交代で欠場が噂されたストーンズもスタメンに名を連ねた。
▽上位対決らしい様子見の入りとなった中、ホームチームの好調なタレントが早々に試合を動かす。開始8分、左サイドで仕掛けたララナがゴール前に絶妙な左足のクロスを入れると、ややボールウォッチャーとなったDFコラロフの前にタイミング良く飛び込んだワイナルドゥムが、打点の高いヘディングシュートでゴール左を破った。
▽苦手のアンフィールドでいきなりビハインドを背負ったシティはすぐさま反撃に転じるが、ビルドアップの局面で相手の激しいプレッシャーに晒されて持ち味のショートパスを用いたパスワークは機能せず。背後を狙うアグエロに精度の低いフィードを送るか、サイドに開いたウイングに長いパスを送る以外にボールを前に運ぶ方法がない。
▽一方、先制点の勢いを生かして守備の局面においても前向きなプレーが目立つリバプールは、やや奪った後の場面でミスも出たものの、マネやララナを起点としたサイドアタックでチャンスを創出。28分には左サイドでボールを持ったミルナーからボックス付近に走り込むフィルミノに絶妙なパスが出るが、ここはファーストタッチが大きくなり、追加点のチャンスを逃した。
▽前半終盤にかけては中盤のギャップでボールを受けられるようになったシルバとデ・ブライネを起点にシティが攻め込む場面もあったが、コラロフとデ・ブライネのシュートはいずれも精度を欠き、前半はリバプールの1点リードで終了した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、前半同様に立ち上がりはリバプールの時間が続くも、時間の経過と共にビハインドを追うシティが押し返していく。相手の運動量の低下とプレスに慣れた影響で相手陣内でもボールを持てるようになったシティは、アンカー脇でボールを受けるシルバとデ・ブライネが良い仕掛けを見せる。55分過ぎにはアグエロ、シルバと続けてフィニッシュに持ち込むが、同点ゴールには繫がらない。
▽一方、守勢が続くリバプールは64分、接触プレーで足を気にしていたキャプテンのヘンダーソンを下げて、オリジを投入。この交代でララナが中盤に下がり、カンがアンカーに落ちた。それでも、この交代で前線の運動量とカウンターの切れ味が増したホームチームは、最前線に入ったオリジを起点に押し返すが、なかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。
▽後半半ばから終盤にかけても拮抗した渋い展開が続く中、互いに選手交代を行い、流れを引き寄せにかかるが、最後までチャンスらしいチャンスを作れないまま、試合はタイムアップ。開始直後のワイナルドゥムのゴールを最後まで守り切ったリバプールが、シティとの2016年最後のビッグマッチを1-0で勝利。リーグ4連勝のリバプールは、首位チェルシーとの勝ち点差6をキープして前半戦を終えた。一方、苦手アンフィールドでまたしても敗れたシティは、優勝戦線から一歩後退した。
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