20分までに3発のインテルが10人のフィオレンティーナに逃げ切ってピオリ体制初勝利《セリエA》
2016.11.29 07:00 Tue
▽セリエA第14節インテルvsフィオレンティーナが28日に行われ、4-2でインテルが勝利した。インテルの長友はベンチ入りも出場機会はなかった。
▽一方、前節エンポリ戦をベルナルデスキとイリチッチのダブルドッピエッタで4-0と圧勝した8位フィオレンティーナ(勝ち点20)は、EL・PAOK戦では終了間際被弾で2-3と競り負けた。公式戦10試合ぶりの黒星となった中、PAOK戦のスタメンから5選手を変更。イリチッチやボルハ・バレロ、カリニッチといった主力が先発に復帰した。
▽テンション高く試合に入ったインテルは開始3分、左クロスのルーズボールをボックス中央のブロゾビッチがダイレクトでゴールへ叩き込み、幸先良く先制する。8分にベルナルデスキのミドルシュートがGKハンダノビッチを強襲したものの、直後の9分に加点する。ボックス左に侵入したペリシッチの折り返しをGKタタルサヌが弾いたルーズボールをカンドレーバが詰めた。
▽出足の鋭さでフィオレンティーナを圧倒するインテルは19分、カンドレーバの縦パスを受けてボックス右に侵入したイカルディがDF2人を巧みにかわしてシュートをねじ込み、3点目を奪いきってしまう。
▽嫌な流れになりつつあった中、インテルは追加タイム1分、イカルディが強引な突破を図るとゴンサロ・ロドリゲスがファウル。ダマト主審は独走しかけたイカルディを止めたとしてゴンサロ・ロドリゲスにレッドカードを提示した。
▽後半からインテルはコンドグビアに代えて同ポジションにジョアン・マリオを、10人のフィオレンティーナはミリッチに代えてトモビッチを投入した。トモビッチは3バックの中央に、ミリッチのいた左サイドにはベルナルデスキが入った。
▽そのフィオレンティーナに52分、イリチッチの右足ミドルでGKハンダノビッチを強襲されたものの、直後にはペリシッチの左クロスにバネガが合わせる決定機を演出。ゴール至近距離からのシュートだったが、GKタタルサヌの驚異的な反応に阻まれる。さらに58分にもバネガのラストパスを受けたペリシッチが左ポスト直撃の決定的なシュートを浴びせた。
▽凌いだフィオレンティーナは62分、ボックス左に侵入したイリチッチが左足を振り抜くと、GKハンダノビッチの前で1バウンドしたシュートがネットを揺らし、1点差に詰め寄った。
▽詰め寄られたインテルは69分にバネガに代えてメロを投入。守備の強度を上げて逃げ切りを図る中、80分にはカウンターから最後はジョアン・マリオがGKとの一対一を迎えるも、シュートを枠の上に外して決めきれない。それでも、終盤はフィオレンティーナの反撃を許さず、追加タイム1分にはカウンターから最後はイカルディが決めて4-2で勝利。上位を窺うための勝ち点3を手に入れ、ピオリ体制初白星とした。
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▽ピオリ監督の初陣となった前節ミランとのダービーを終了間際弾で2-2と引き分けた9位インテル(勝ち点18)。しかし、4日前に行われたヨーロッパリーグ(EL)のハポエル・ベエルシェバ戦では主力を投入した中、2点のリードから逆転負けを喫するまずい試合運びを見せた末、グループステージ敗退に終わった。そのハポエル戦のスタメンから4選手を変更。長友がベンチスタートとなり、ペリシッチやブロゾビッチが先発に戻った。▽テンション高く試合に入ったインテルは開始3分、左クロスのルーズボールをボックス中央のブロゾビッチがダイレクトでゴールへ叩き込み、幸先良く先制する。8分にベルナルデスキのミドルシュートがGKハンダノビッチを強襲したものの、直後の9分に加点する。ボックス左に侵入したペリシッチの折り返しをGKタタルサヌが弾いたルーズボールをカンドレーバが詰めた。
▽出足の鋭さでフィオレンティーナを圧倒するインテルは19分、カンドレーバの縦パスを受けてボックス右に侵入したイカルディがDF2人を巧みにかわしてシュートをねじ込み、3点目を奪いきってしまう。
▽20分を前に3点を追う展開となったフィオレンティーナは、22分にミリッチがGKハンダノビッチと一対一となるも止められてしまう。さらに33分のイリチッチの直接FKもハンダノビッチにセーブされた。それでも37分、バデリのロングフィードに抜け出したカリニッチがカンドレーバとの競り合いを制してボックス左に侵入。ハンダノビッチとの一対一を制して1点を返した。
▽嫌な流れになりつつあった中、インテルは追加タイム1分、イカルディが強引な突破を図るとゴンサロ・ロドリゲスがファウル。ダマト主審は独走しかけたイカルディを止めたとしてゴンサロ・ロドリゲスにレッドカードを提示した。
▽後半からインテルはコンドグビアに代えて同ポジションにジョアン・マリオを、10人のフィオレンティーナはミリッチに代えてトモビッチを投入した。トモビッチは3バックの中央に、ミリッチのいた左サイドにはベルナルデスキが入った。
▽そのフィオレンティーナに52分、イリチッチの右足ミドルでGKハンダノビッチを強襲されたものの、直後にはペリシッチの左クロスにバネガが合わせる決定機を演出。ゴール至近距離からのシュートだったが、GKタタルサヌの驚異的な反応に阻まれる。さらに58分にもバネガのラストパスを受けたペリシッチが左ポスト直撃の決定的なシュートを浴びせた。
▽凌いだフィオレンティーナは62分、ボックス左に侵入したイリチッチが左足を振り抜くと、GKハンダノビッチの前で1バウンドしたシュートがネットを揺らし、1点差に詰め寄った。
▽詰め寄られたインテルは69分にバネガに代えてメロを投入。守備の強度を上げて逃げ切りを図る中、80分にはカウンターから最後はジョアン・マリオがGKとの一対一を迎えるも、シュートを枠の上に外して決めきれない。それでも、終盤はフィオレンティーナの反撃を許さず、追加タイム1分にはカウンターから最後はイカルディが決めて4-2で勝利。上位を窺うための勝ち点3を手に入れ、ピオリ体制初白星とした。
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