途中出場の金子が勝ち越し弾! 9連勝で2位フィニッシュの清水が1年でJ1復帰《J2》

2016.11.20 16:56 Sun
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▽20日に鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われた明治安田生命J2リーグ第43節の徳島ヴォルティスvs清水エスパルスは、2-1で清水が勝利した。

▽前節終了時点で3位松本山雅FCと勝ち点で並び、得失点差「18」でリードする清水。首位の北海道コンサドーレ札幌の結果次第で、J2優勝の可能性もある最終節では、9位に位置する徳島とのアウェイゲームに臨んだ。
▽試合は29分に試合が動く。敵陣中央右で得たFKから大前がボックス内にクロスを入れると、これに犬飼が飛び込む。ダイビングヘッドで合わせたボールが、ゴール右隅に吸い込まれ、清水が待望の先制点を奪う。

▽31分にも角田のロングフィードに抜け出した枝村、鄭大世が立て続けにシュートを放ち徳島ゴールに迫る。追加点とはならなかったものの、先制した勢いそのままにJ1昇格に向かって突き進む。

▽しかし35分、左サイドで受けた大崎がボックス左手前の藤原にパスを送ると右足一閃。狙いすましたボールはバーを叩くもネットを揺らし、徳島が同点に追いつく。その後、一進一退の攻防が続くもそのまま試合を折り返す。
▽後半に入って攻めあぐねる時間帯が続いた清水は68分、大前に代えて金子を投入。すると73分、右サイドに抜け出した鄭大世がクロスを入り、フリーで走り込んだ金子が左足で合わせる。これがネットに突き刺さり、清水が勝ち越した。

▽結局、終盤に迎えたピンチを凌ぎ切った清水が2-1で勝利。この結果、9連勝を飾った清水は同時刻キックオフの試合で勝利した松本と勝ち点同数で並びながらも得失点差で2位を守り切り、1年でのJ1復帰を果たした。
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