互いに決定機を決めきれず…レスターとセインツの一戦はゴールレスドロー。岡崎は66分からプレーも吉田は出場機会なし《プレミアリーグ》

2016.10.03 00:10 Mon
Getty Images
▽2日にプレミアリーグ第7節のレスター・シティvsサウサンプトンがキング・パワー・スタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。レスターの日本代表FW岡崎慎司は66分からプレー。サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也はベンチ入りも出場機会はなかった。
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▽レスターは、9月27日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のポルト戦で公式戦の連敗を2で止めた。その試合と同様にサンサンプトン戦でもヴァーディとスリマニの2トップで臨み、日本代表FW岡崎慎司はベンチスタートとなった。
▽アウェイのサンサンプトンは29日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のベールシェヴァ戦でゴールレスドローに終わるも、公式戦の無敗記録は6試合に伸びた。同試合で先発出場を果たした日本代表DF吉田麻也だったが、レスター戦では再びベンチスタートとなっている。

▽お互いにバックラインでボールを繋ぎながら中盤を省略するロングボールを用いて試合に入ったため、立ち上がりは両ゴール前での攻防が見られる。しかし徐々にサウサンプトンが中盤もビルドアップに加わって崩しにかかる。レスターも前線から連動した守備を見せて高い位置でのショートカウンターでゴールを目指した。

▽7分委は右サイドのマフレズが高い位置でボールを奪うと、そのままカットインしてシュートまで持ち込む。しかしここはディフェンダーが体を張ってブロックし、シュートは枠に飛ばなかった。サウサンプトンも直後に右サイドのセドリクが入れたクロスにオースティンが頭で合わせる。しかしシュートはGKシュマイケルの正面を突いてしまった。
▽サウサンプトンはさらに15分に、ディフェンスラインの裏に抜けたオースティンがボックス右の角度がない位置から右足でうまく体をひねりながらシュート。逆サイドに飛んだシュートだったが、ポストを叩いてしまいゴールとはならず。

▽主導権を握ったサウサンプトンだったが、20分にアクシデント。セドリクがオルブライトンとの競り合いの際に右足のかかとを負傷。一度はピッチに戻ってプレーを続けたが、26分にはスパイクを脱いでプレーをやめてしまい、マルティナと交代でベンチへと下がった。

▽一方のレスターは、相手陣内までボールを運びながらフィニッシュまで持ち込めない時間が続く。それでも30分にヴァーディが相手のパスミスを奪いGKと一対一を迎えてシュート。こぼれ球をスリマニ、ヴァーディと立て続けに押し込みにかかるが決めきれなかった。結局前半はお互いにチャンスを作りながらもゴールレスで終えている。

▽お互いに交代なしで迎えた後半は立ち上がりから攻守が激しく入れ替わる展開となる。しかしどちらもファイナルサードでのフィニッシュの精度を欠いてゴールは遠い。

▽サウサンプトンは63分、ディフェンダーと入れ替わってスルーパスを呼び込んだオースティンがGKと一対一を迎える。ループシュートを選択するが、GKシュマイケルはよんでいてこのシュートをキャッチした。レスターも直後に、ドリンクウォーターがボックス左までボールを運んでシュートを放つが、サイドネットを揺らす。

▽するとレスターは66分にオルブライトンとヴァーディを下げてグレイと岡崎を投入。スルト75分には左サイドからのクロスに岡崎が難しい体勢ながらも頭で合わせる。しかしこのシュートは惜しくも右ポストを掠めていった。

▽試合終盤もお互いに決定機こそ作り出すが決めきれず。サウサンプトンは84分にスローインの流れからロングの折り返しをマルティナがダイレクトで合わせるが、ボールはクロスバーを越えてしまう。結局お互いにゴールネットを揺らすことはできずに試合は終了。勝ち点1を分け合う結果に終わった。

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