【セリエA移籍総括】王者ユーベが一人勝ちの充実補強
2016.09.07 18:00 Wed
◆ポグバ移籍も充実補強で戦力アップ~ユベントス~
▽6連覇を目指す王者ユベントスが他を寄せ付けない盤石の補強を行った。MFポグバが1億500万ユーロの歴代最高額でマンチェスター・ユナイテッドへの復帰が決まってしまったが、優勝を争うライバルのナポリからセリエAのシーズン最多ゴール記録を樹立したFWイグアインを9000万ユーロで、同じくライバルのローマからMFピャニッチを3200万ユーロでそれぞれ引き抜き、前人未踏の6連覇へ余念はない。
◆CL本選行き逃して補強は打ち止め~ローマ~
▽ユベントスの対抗馬に推したいローマだが、CL本選行きを逃したのが痛恨だった。自滅でポルトにプレーオフで敗れた昨季3位チームは、ピャニッチの代役としてフィオレンティーナのMFボルハ・バレロの獲得を考慮していたようだが、CL本選行きを逃したことで断念に至った。残留したMFナインゴランと、ケガからの完全復活が見込めるMFストロートマンでピャニッチの抜けた穴を埋めなければならない。
▽守備面に関してはマノラス以外に不安のあったバックラインにセンターバックと左サイドバックをこなせるDFヴェルメーレン、DFファン・ジェズスの両選手を加えた。一方でDFディーニュに代わる左サイドバックとして期待されたDFマリオ・ルイのケガによる長期離脱は痛いが、前述の両者でカバー可能なはずだ。右サイドバックには抜群のスピードを誇るDFブルーノ・ペレスを獲得し、質を高めている。攻撃陣に関しては昨季躍動したFWサラー、FWエル・シャーラウィを完全移籍で買い取った。あとは復活を期待したいゼコが完全移籍に見合う活躍を見せられるかどうかが鍵となる。
◆好補強もイグアインの穴は埋めきれない~ナポリ~
▽昨季ユベントスと優勝争いを繰り広げたナポリだったが、36ゴールのセリエA記録を樹立したイグアインの穴を埋めるのは不可能に近い。アヤックスからエールディビジ21ゴールのFWミリクを獲得したものの、守備の国イタリアで同等の数字を残せるとは考えにくい。得点力に優れるクロアチアの新星MFログも好タレントだが同様だ。
▽その他、MFジエリンスキやMFジャッケリーニといった機動力のあるアタッカー以外に、バックラインには2700万ユーロでDFマクシモビッチを、サッリ監督の教え子であるDFトネッリを迎え入れ、CLとの併用に耐えられるだけの陣容は揃えた。とはいえ、スクデット獲得の夢は昨季以上に遠い夢に終わりそうだ。
◆最後に方針転換でガビゴルとJ・マリオ獲得の混沌状態~インテル~
▽昨季前半戦を堅守で凌ぎ、首位に立っていたインテル。ただ、攻撃面でのクオリティ不足が顕著で終わってみれば4位でのフィニッシュに終わった。新シーズンに向けては優れたパサーであるMFバネガと、突破力のあるMFカンドレーバを加え、昨季のチームにテコ入れを図った。
▽ところが、開幕2週間を切ったところで補強方針のズレからマンチーニ監督が辞任に追い込まれた。混沌の中、新指揮官にはアヤックスで若手育成に尽力していたF・デブール監督を迎えたが、セリエA開幕から2試合で結果が出なかったことで結局、マンチーニ監督が獲得を望んでいたとされるガブリエウ・バルボサを2900万ユーロで、ジョアン・マリオを4000万ユーロで獲得と迷走状態が続いている。セリエA初挑戦の新指揮官が、混沌としているクラブの中で完成途上の選手の多いチームをうまくまとめ上げることができるかがCL出場権獲得に向けてのポイントとなる。
◆地味補強もモンテッラで復権目指す~ミラン~
▽8月に中国の投資グループに買収されることが基本合意したミランだが、今夏の移籍市場はビッグクラブとは思えない非常に地味なものとなった。獲得したのはDFグスタボ・ゴメス、MFソサ、MFマティアス・フェルナンデスと、補強とは言い難い選手たちだ。そんな中、期待したいのは新監督に招聘したモンテッラ監督だ。フィオレンティーナで実績を残し、明確なポゼッションサッカーを標榜する指揮官の就任は、現有戦力の底上げに一役買う可能性が高そうだ。モンテッラ監督の招聘が今夏のミランの最大の補強と言える。
◆名選手たちの2世に注目~ハジ、キエーザ、シメオネ~
▽その他、今季のセリエAで注目したいのが往年の名プレーヤーの2世選手たちの活躍だ。フィオレンティーナでは新シーズンより注目の2選手がトップチームに在籍する。まずは現役時代にバルセロナやレアル・マドリーなどで活躍し、東欧のマラドーナと称された元ルーマニア代表MFゲオルゲ・ハジ氏の息子であるヤニスだ。ハジ氏がオーナーを務めるルーマニアのヴィートルル・コンスタンツァからレンタルバックの形で今季からフィオレンティーナでプレーすることになった現在17歳のヤニスに対し、ハジ氏は1年前に自身が16歳の時よりも能力は上と息子に対して称賛を惜しまない。父親と同じ攻撃的MFのヤニスだが、ハジ氏いわく左足のみを使っていた自身とは違い、両足を器用に扱え、アシスト能力も高いとのことだ。
▽そして、フィオレンティーナでストライカーとして活躍した元イタリア代表FWエンリコ・キエーザ氏の息子であるフェデリコも今季からトップチームでプレーする。フィオレンティーナのプリマヴェーラ出身である現在18歳のフェデリコは右ウイングを主戦場とするアタッカー。既にセリエA開幕戦のユベントス戦で先発デビューしているフェデリコは父親譲りの得点感覚を持っているとのことだ。
▽最後にジェノアでは元アルゼンチン代表MFで現アトレティコ・マドリー監督のディエゴ・シメオネ氏の息子ジョバンニがプレーする。U-20南米選手権で得点王となり、リオ五輪のアルゼンチン代表に選出されていたジョバンニは泥臭い守備的MFだった父親とは違い、ストライカーを本職とする。2世選手たちが父親たちと同じようなサクセスストーリーを歩めるのか、彼らのデビューシーズンに注目だ。
IN ◀◀ | |||||
2016年8月 | |||||
MF | クアドラード | ◀ | チェルシー | レ | |
2016年7月 | |||||
FW | イグアイン | ◀ | ナポリ | 完 | |
FW | ピアツァ | ◀ | ディナモ・ザグレブ | 完 | |
DF | ベナティア | ◀ | バイエルン | レ | |
2016年6月 | |||||
DF | ダニエウ・アウベス | ◀ | バルセロナ | 完 | |
MF | ピャニッチ | ◀ | ローマ | 完 |
OUT ▶▶ | |||||
2016年8月 | |||||
FW | ザザ | ▶ | ウェストハム | レ | |
DF | ロベルト・ぺレイラ | ▶ | ワトフォード | 完 | |
DF | イスラ | ▶ | カリアリ | 完 | |
MF | ポグバ | ▶ | マンチェスター・ユナイテッド | 完 | |
MF | チェッリ | ▶ | SPAL | レ | |
2016年7月 | |||||
DF | リロラ | ▶ | サッスオーロ | レ | |
DF | マグヌソン | ▶ | ブリストル | 完 | |
MF | パドイン | ▶ | カリアリ | 完 | |
2016年6月 | |||||
DF | カセレス | ▶ | 未定 | 退 | |
FW | モラタ | ▶ | レアル・マドリー | 完 |
▽6連覇を目指す王者ユベントスが他を寄せ付けない盤石の補強を行った。MFポグバが1億500万ユーロの歴代最高額でマンチェスター・ユナイテッドへの復帰が決まってしまったが、優勝を争うライバルのナポリからセリエAのシーズン最多ゴール記録を樹立したFWイグアインを9000万ユーロで、同じくライバルのローマからMFピャニッチを3200万ユーロでそれぞれ引き抜き、前人未踏の6連覇へ余念はない。
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▽さらに高齢化が進むバックラインにはバイエルンからセリエAでの経験が豊富なDFベナティアを、右サイドには3バックと4バックの両システムで機能可能なバルセロナ不動の右サイドバックだったDFダニエウ・アウベスを迎え、選手層に厚みをもたしている。そしてクロアチアの新星ドリブラーであるMFピアツァを獲得した上、移籍期限最終日には昨季レンタルでチェルシーから加入していたMFクアドラードを引き続きレンタルで迎え入れ、攻撃のオプションを増やした。スクデット獲得は当然ながら、チャンピオンズリーグ(CL)制覇も現実味を増す充実のスカッドが完成した。IN ◀◀ | |||||
2016年8月 | |||||
DF | ブルーノ・ペレス | ◀ | トリノ | 完 | |
DF | ヴェルメーレン | ◀ | バルセロナ | レ | |
GK | シュチェスニー | ◀ | アーセナル | レ | |
DF | ファシオ | ◀ | トッテナム | レ | |
FW | サラー | ◀ | チェルシー | 完 | |
2016年7月 | |||||
DF | ファン・ジェズス | ◀ | インテル | レ | |
DF | マリオ・ルイ | ◀ | エンポリ | レ | |
GK | アリソン | ◀ | インテルナシオナル | 完 | |
2016年6月 | |||||
MF | ジェルソン | ◀ | フルミネンセ | 完 | |
FW | エル・シャーラウィ | ◀ | ミラン | 完 |
OUT ▶▶ | |||||
2016年8月 | |||||
DF | トロシディス | ▶ | ボローニャ | 完 | |
FW | サディク | ▶ | ボローニャ | レ | |
MF | ヴァンクール | ▶ | マルセイユ | レ | |
FW | セイドゥ・ケイタ | ▶ | アル・ジャイシュ | 完 | |
DF | ギョンベル | ▶ | ペスカーラ | レ | |
FW | ポンセ | ▶ | グラナダ | レ | |
2016年7月 | |||||
DF | ズカノビッチ | ▶ | アタランタ | レ | |
FW | リャイッチ | ▶ | トリノ | 完 | |
MF | ファルケ | ▶ | トリノ | レ | |
FW | サナブリア | ▶ | ベティス | 完 | |
GK | デ・サンクティス | ▶ | モナコ | 退 | |
DF | カスタン | ▶ | サンプドリア | レ | |
2016年6月 | |||||
FW | ドゥンビア | ▶ | バーゼル | レ | |
DF | マイコン | ▶ | 未定 | 退 | |
MF | ピャニッチ | ▶ | ユベントス | 完 |
▽ユベントスの対抗馬に推したいローマだが、CL本選行きを逃したのが痛恨だった。自滅でポルトにプレーオフで敗れた昨季3位チームは、ピャニッチの代役としてフィオレンティーナのMFボルハ・バレロの獲得を考慮していたようだが、CL本選行きを逃したことで断念に至った。残留したMFナインゴランと、ケガからの完全復活が見込めるMFストロートマンでピャニッチの抜けた穴を埋めなければならない。
▽守備面に関してはマノラス以外に不安のあったバックラインにセンターバックと左サイドバックをこなせるDFヴェルメーレン、DFファン・ジェズスの両選手を加えた。一方でDFディーニュに代わる左サイドバックとして期待されたDFマリオ・ルイのケガによる長期離脱は痛いが、前述の両者でカバー可能なはずだ。右サイドバックには抜群のスピードを誇るDFブルーノ・ペレスを獲得し、質を高めている。攻撃陣に関しては昨季躍動したFWサラー、FWエル・シャーラウィを完全移籍で買い取った。あとは復活を期待したいゼコが完全移籍に見合う活躍を見せられるかどうかが鍵となる。
◆好補強もイグアインの穴は埋めきれない~ナポリ~
IN ◀◀ | |||||
2016年8月 | |||||
DF | マクシモビッチ | ◀ | トリノ | 完 |
MF | ログ | ◀ | ディナモ・ザグレブ | レ |
MF | A・ディアワラ | ◀ | ボローニャ | レ |
MF | ジエリンスキ | ◀ | ウディネーゼ | 完 |
FW | ミリク | ◀ | アヤックス | 完 |
2016年7月 | |||||
MF | ジャッケリーニ | ◀ | サンダーランド | 完 |
2016年5月 | |||||
DF | トネッリ | ◀ | エンポリ | 完 |
OUT ▶▶ | |||||
2016年8月 | |||||
MF | ヴァルディフィオリ | ▶ | トリノ | レ | |
MF | ダビド・ロペス | ▶ | エスパニョール | 完 | |
2016年7月 | |||||
FW | イグアイン | ▶ | ユベントス | 完 | |
DF | スニーガ | ▶ | ワトフォード | レ |
▽昨季ユベントスと優勝争いを繰り広げたナポリだったが、36ゴールのセリエA記録を樹立したイグアインの穴を埋めるのは不可能に近い。アヤックスからエールディビジ21ゴールのFWミリクを獲得したものの、守備の国イタリアで同等の数字を残せるとは考えにくい。得点力に優れるクロアチアの新星MFログも好タレントだが同様だ。
▽その他、MFジエリンスキやMFジャッケリーニといった機動力のあるアタッカー以外に、バックラインには2700万ユーロでDFマクシモビッチを、サッリ監督の教え子であるDFトネッリを迎え入れ、CLとの併用に耐えられるだけの陣容は揃えた。とはいえ、スクデット獲得の夢は昨季以上に遠い夢に終わりそうだ。
◆最後に方針転換でガビゴルとJ・マリオ獲得の混沌状態~インテル~
IN ◀◀ | |||||
2016年8月 | |||||
FW | ガブリエウ・バルボサ | ◀ | サントス | 完 | |
MF | ジョアン・マリオ | ◀ | スポルティング | 完 | |
監 | フランク・デ・ブール | ◀ | アヤックス | - | |
MF | カンドレーバ | ◀ | ラツィオ | 完 | |
2016年7月 | |||||
DF | アンサルディ | ◀ | ジェノア | 完 | |
FW | カプラーリ | ◀ | エンポリ | 完 | |
MF | バネガ | ◀ | セビージャ | 完 | |
2016年6月 | |||||
DF | エルキン | ◀ | フェネルバフチェ | 完 |
OUT ▶▶ | |||||
2016年7月 | |||||
DF | エルキン | ▶ | ベシクタシュ | レ | |
FW | マナイ | ▶ | ペスカーラ | レ | |
2016年7月 | |||||
DF | ポパ | ▶ | サラゴサ | 完 | |
DF | ファン・ジェズス | ▶ | ローマ | レ | |
2016年6月 | |||||
MF | ラクサール | ▶ | ジェノア | 完 |
▽昨季前半戦を堅守で凌ぎ、首位に立っていたインテル。ただ、攻撃面でのクオリティ不足が顕著で終わってみれば4位でのフィニッシュに終わった。新シーズンに向けては優れたパサーであるMFバネガと、突破力のあるMFカンドレーバを加え、昨季のチームにテコ入れを図った。
▽ところが、開幕2週間を切ったところで補強方針のズレからマンチーニ監督が辞任に追い込まれた。混沌の中、新指揮官にはアヤックスで若手育成に尽力していたF・デブール監督を迎えたが、セリエA開幕から2試合で結果が出なかったことで結局、マンチーニ監督が獲得を望んでいたとされるガブリエウ・バルボサを2900万ユーロで、ジョアン・マリオを4000万ユーロで獲得と迷走状態が続いている。セリエA初挑戦の新指揮官が、混沌としているクラブの中で完成途上の選手の多いチームをうまくまとめ上げることができるかがCL出場権獲得に向けてのポイントとなる。
◆地味補強もモンテッラで復権目指す~ミラン~
IN ◀◀ | |||||
2016年8月 | |||||
MF | マティアス・フェルナンデス | ◀ | フィオンレンティーナ | レ | |
MF | パサリッチ | ◀ | チェルシー | レ | |
MF | ホソ・ソサ | ◀ | ベシクタシュ | 完 | |
DF | グスタボ・ゴメス | ◀ | ラヌース | 完 | |
2016年6月 | |||||
監 | モンテッラ | ◀ | サンプドリア | ||
FW | ラパドゥーラ | ◀ | ペスカーラ | 完 | |
DF | ヴァンヒオニ | ◀ | リーベル・プレート | 完 |
OUT ▶▶ | |||||
2016年8月 | |||||
FW | マトリ | ▶ | サッスオーロ | 完 | |
MF | ボアテング | ▶ | ラス・パルマス | 完 | |
2016年6月 | |||||
FW | エル・シャーラウィ | ▶ | ローマ | 完 | |
DF | メクセス | ▶ | 未定 | 退 | |
DF | アレックス | ▶ | 未定 | 退 | |
監 | ブロッキ | ▶ | ブレシア |
▽8月に中国の投資グループに買収されることが基本合意したミランだが、今夏の移籍市場はビッグクラブとは思えない非常に地味なものとなった。獲得したのはDFグスタボ・ゴメス、MFソサ、MFマティアス・フェルナンデスと、補強とは言い難い選手たちだ。そんな中、期待したいのは新監督に招聘したモンテッラ監督だ。フィオレンティーナで実績を残し、明確なポゼッションサッカーを標榜する指揮官の就任は、現有戦力の底上げに一役買う可能性が高そうだ。モンテッラ監督の招聘が今夏のミランの最大の補強と言える。
◆名選手たちの2世に注目~ハジ、キエーザ、シメオネ~
▽その他、今季のセリエAで注目したいのが往年の名プレーヤーの2世選手たちの活躍だ。フィオレンティーナでは新シーズンより注目の2選手がトップチームに在籍する。まずは現役時代にバルセロナやレアル・マドリーなどで活躍し、東欧のマラドーナと称された元ルーマニア代表MFゲオルゲ・ハジ氏の息子であるヤニスだ。ハジ氏がオーナーを務めるルーマニアのヴィートルル・コンスタンツァからレンタルバックの形で今季からフィオレンティーナでプレーすることになった現在17歳のヤニスに対し、ハジ氏は1年前に自身が16歳の時よりも能力は上と息子に対して称賛を惜しまない。父親と同じ攻撃的MFのヤニスだが、ハジ氏いわく左足のみを使っていた自身とは違い、両足を器用に扱え、アシスト能力も高いとのことだ。
▽そして、フィオレンティーナでストライカーとして活躍した元イタリア代表FWエンリコ・キエーザ氏の息子であるフェデリコも今季からトップチームでプレーする。フィオレンティーナのプリマヴェーラ出身である現在18歳のフェデリコは右ウイングを主戦場とするアタッカー。既にセリエA開幕戦のユベントス戦で先発デビューしているフェデリコは父親譲りの得点感覚を持っているとのことだ。
▽最後にジェノアでは元アルゼンチン代表MFで現アトレティコ・マドリー監督のディエゴ・シメオネ氏の息子ジョバンニがプレーする。U-20南米選手権で得点王となり、リオ五輪のアルゼンチン代表に選出されていたジョバンニは泥臭い守備的MFだった父親とは違い、ストライカーを本職とする。2世選手たちが父親たちと同じようなサクセスストーリーを歩めるのか、彼らのデビューシーズンに注目だ。
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