【前日会見】勝利が必要なタイ戦に向けてハリルホジッチ監督「もう少しリアリストに」《ロシアW杯アジア最終予選》
2016.09.05 17:45 Mon
▽日本代表は6日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦となるタイ代表戦をアウェイで行う。日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が前日記者会見に出席した。
▽1日に行われた初戦のUAE代表戦を1-2で落とした日本は、第2戦のタイ戦で今予選初勝利を目指して戦う。ハリルホジッチ監督はUAE戦について「敗戦は受け入れがたかった」とコメント。しかし、勝利を掴まなくてはいけないタイ戦に向けて「強い気持ちで勝ちにいかなければいけない」と抜かりない準備ができていると語った。
◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(日本代表)
「1試合目が終わり、かなり悲しんだが、そこから元気を取り戻さなければいけなかった。次の第2戦では強い気持ちを持って臨みたい。タイもサウジアラビア戦で凄く良い試合をしたと思う。敗北よりも違う結果をもらう資格があった。不正義な状態に陥ってしまったと思う」
「タイの観客は熱狂的であり、日本人もかなりタイに来てくれていると思う。今のところ日本代表の選手も元気な様子で、良いトレーニングができている。この試合で勝利を探しに行く準備ができている」
──タイはホームで、サポーターの後押しもあると思うが
「スタジアムの雰囲気もよく分かっている。試合のビデオも数試合見ましたし、サポーターの皆さんも凄く応援している。国内で良い試合ができるのが、タイ代表だと思っている。凄く早いプレーを見せるし、連続プレーも早い。日本も経験、クオリティがある。そして、試合をコントロールすることができる。気持ちも強く、しっかりと戦う準備ができている。最終予選は1つも簡単な試合はない。どこに行っても、強い気持ちで勝ちにいかなければいけない」
「我々はバルセロナではない。前回(UAE戦)は25本シュートを打った。13回得点チャンスがあった。16m以内では、17回シュートを打った。世界の色々な国を見てもらえれば分かるが、どの様な国にも劣らないぐらいチャンスを作った。ただ、仕留めるというところに問題があった。得点を奪ったにも関わらず、認められないことが時々ある。これが最後になってもらいたい」
「敗戦に関しては受け入れがたかった。ゲームの瞬間瞬間に、審判の笛により不正義な状況が起こってしまった。本当に時間をかけて準備したにも関わらず、我々の庭で(勝ち点を)盗まれてしまった。嬉しくない状況だ。ただ、人生は続くわけで、選手を批判するのではなく、励ますことに努めた」
「相手にFKとPKを与えてしまったが、選手をしっかり回復させること、励ますことに努めた。ホテルの横にある日本食レストランにも夕食を食べに出掛けた。時々は、日本食以外のものも食べてもらいたい。ポジティブな状況に持っていけるように努めた」
──タイの警戒する部分、またどのように抑えるか
「タイの守備の仕方、攻撃の仕方を研究した。タイがどういったプレーをするかは選手に伝えてある。攻撃は特有の展開をしてくるが、それも伝えた。ただ、ディテールについてはここでは触れられない。どの国も相手のことを研究して、知り尽くしていると思う」
「我々の戦術的な準備をして、どのように対応するかも準備している。守備をするためだけにここに来たわけではない。攻撃もしようと思う。我々のチームはもう少しリアリストになってほしい。特にオフェンス面で仕留める所だ」
──UAE戦はフィジカル面の調整は難しかったと思うが、今回はどこまで準備できているか
「この合宿は今までで最も調整が難しい合宿だった。3、4人以外はいつも何かが足りない状況で合宿に参加している。ゲームのプレー時間、パフォーマンス、疲労などだ。国内組に関しては、我々が求めるプレーリズムにはまだまだ足りない状況だ。その状態でパフォーマンスを上げるために少し休ませて、国内組も我々のリズムに段々適応してきたように思う」
「フィジカル面に関しては、1試合目よりもかなり良くなっていると思う。これから、メンタル面のコントロールをしなくてはいけない。UAE戦は我々を傷めつけたからだ。我々のキャラクターをしっかりと見せつけなければいけない」
「批判は受けるが、ヴァイッドに関して言ってもらいたい。私は何をすべきかは分かっているし、直すべきとは分かっているが、理想からはまだまだ遠い。ここ3カ月見ていたが、いくつかのことを忘れていたように感じる。我々のプレーの原則をどうするかということは選手に渡した。今はチームがより良い状態になっていると思う。答えをグラウンドで見たいと思う」
▽1日に行われた初戦のUAE代表戦を1-2で落とした日本は、第2戦のタイ戦で今予選初勝利を目指して戦う。ハリルホジッチ監督はUAE戦について「敗戦は受け入れがたかった」とコメント。しかし、勝利を掴まなくてはいけないタイ戦に向けて「強い気持ちで勝ちにいかなければいけない」と抜かりない準備ができていると語った。
「1試合目が終わり、かなり悲しんだが、そこから元気を取り戻さなければいけなかった。次の第2戦では強い気持ちを持って臨みたい。タイもサウジアラビア戦で凄く良い試合をしたと思う。敗北よりも違う結果をもらう資格があった。不正義な状態に陥ってしまったと思う」
「タイの観客は熱狂的であり、日本人もかなりタイに来てくれていると思う。今のところ日本代表の選手も元気な様子で、良いトレーニングができている。この試合で勝利を探しに行く準備ができている」
──タイはホームで、サポーターの後押しもあると思うが
「スタジアムの雰囲気もよく分かっている。試合のビデオも数試合見ましたし、サポーターの皆さんも凄く応援している。国内で良い試合ができるのが、タイ代表だと思っている。凄く早いプレーを見せるし、連続プレーも早い。日本も経験、クオリティがある。そして、試合をコントロールすることができる。気持ちも強く、しっかりと戦う準備ができている。最終予選は1つも簡単な試合はない。どこに行っても、強い気持ちで勝ちにいかなければいけない」
──UAE戦はプレースピードが上がらずに苦しんだが、選手のコンディションは上がってきたのか。初戦の敗退のショックはどれぐらい残っているか
「我々はバルセロナではない。前回(UAE戦)は25本シュートを打った。13回得点チャンスがあった。16m以内では、17回シュートを打った。世界の色々な国を見てもらえれば分かるが、どの様な国にも劣らないぐらいチャンスを作った。ただ、仕留めるというところに問題があった。得点を奪ったにも関わらず、認められないことが時々ある。これが最後になってもらいたい」
「敗戦に関しては受け入れがたかった。ゲームの瞬間瞬間に、審判の笛により不正義な状況が起こってしまった。本当に時間をかけて準備したにも関わらず、我々の庭で(勝ち点を)盗まれてしまった。嬉しくない状況だ。ただ、人生は続くわけで、選手を批判するのではなく、励ますことに努めた」
「相手にFKとPKを与えてしまったが、選手をしっかり回復させること、励ますことに努めた。ホテルの横にある日本食レストランにも夕食を食べに出掛けた。時々は、日本食以外のものも食べてもらいたい。ポジティブな状況に持っていけるように努めた」
──タイの警戒する部分、またどのように抑えるか
「タイの守備の仕方、攻撃の仕方を研究した。タイがどういったプレーをするかは選手に伝えてある。攻撃は特有の展開をしてくるが、それも伝えた。ただ、ディテールについてはここでは触れられない。どの国も相手のことを研究して、知り尽くしていると思う」
「我々の戦術的な準備をして、どのように対応するかも準備している。守備をするためだけにここに来たわけではない。攻撃もしようと思う。我々のチームはもう少しリアリストになってほしい。特にオフェンス面で仕留める所だ」
──UAE戦はフィジカル面の調整は難しかったと思うが、今回はどこまで準備できているか
「この合宿は今までで最も調整が難しい合宿だった。3、4人以外はいつも何かが足りない状況で合宿に参加している。ゲームのプレー時間、パフォーマンス、疲労などだ。国内組に関しては、我々が求めるプレーリズムにはまだまだ足りない状況だ。その状態でパフォーマンスを上げるために少し休ませて、国内組も我々のリズムに段々適応してきたように思う」
「フィジカル面に関しては、1試合目よりもかなり良くなっていると思う。これから、メンタル面のコントロールをしなくてはいけない。UAE戦は我々を傷めつけたからだ。我々のキャラクターをしっかりと見せつけなければいけない」
「批判は受けるが、ヴァイッドに関して言ってもらいたい。私は何をすべきかは分かっているし、直すべきとは分かっているが、理想からはまだまだ遠い。ここ3カ月見ていたが、いくつかのことを忘れていたように感じる。我々のプレーの原則をどうするかということは選手に渡した。今はチームがより良い状態になっていると思う。答えをグラウンドで見たいと思う」
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