【ハリル選手評~FW編~】「金崎に関してはまだ少し疑問がある」「浅野は将来の代表のことを考えて選んでいる」

2016.05.26 19:31 Thu
Getty Images
▽日本サッカー協会(JFA)は26日、6月3日と7日に行われるキリンカップサッカー2016に臨む日本代表メンバーを発表した。日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督は代表発表の際、一人ひとりに関してコメントを残した。指揮官の選手評(FW)は以下のとおり。

FW
本田圭佑(ミラン/イタリア)
小林悠(川崎F)
宇佐美貴史(G大阪)
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)
金崎夢生(鹿島)
浅野拓磨(広島)
「本田は長年いる選手。良いシーズンを送った。彼とも話をしてきたし、信頼している。難しいクラブでプレーしているが、先発で出続けている。彼も、伸ばすためにもっと話が必要だ。ミランと代表では違うポジションでプレーしている。我々はFW、ゴールゲッターとして考えている。できるだけ早く考えを変えてほしい。本田、香川とも話をしてきたが、1年前はみんなが失望していた。どのように改善しなければいけないかを話した。今からは野心を持って新しい若さを持って次のワールドカップへ向かう。本田の世代、香川の世代はこれが最後の年代になるかもしれない。そこを含めて彼らを信頼している」

「小林は、リーグ1位の川崎にいる。良いシーズンを過ごしている。チームには大久保がゴールを決めるところにいる。小林はフィニッシュしたりさせたりできるクオリティがある選手だ。ただ、ディフェンスはまだわかっていない。すでに話をしたが、競争もしていかないといけない。それでも彼は代表に入る資格がある。右サイドもできるし、2トップの際には真ん中もできる。フィジカルが上がれば攻撃のアイデアがあるので面白い選手だ」

「宇佐美は数回呼んでいるし、話している。付け加えることもないが、クラブは難しい状況だ。ただ、彼は国内で最も能力ある選手。彼にとっては我慢が必要で、もっとやってほしい。私の期待を知っているはずだ」
「原口は中盤でも競争しなければいけない。昨日はたくさん話した。以前、右サイドバックで入れた時はそこでのプレーを理解していなかった。もう一度話して分かってもらえた。わかるまでに数カ月かかった。原口はシーズンの最後に難しい状況だった。メンタル面も疲れているだろう」

「岡崎は、本当であれば今日の夜に帰って来いと言っていた。今はいろいろなところに旅行している。旅行からイングランドに戻ってこっちに戻る。どういうフィジカル状況かわからない。プレーできるかわからないが、彼を祝福したいと思っている。日本人が、イングランドで優勝したのは素晴らしいことだ。日本のサポーターも選手も彼を誇りに思っていい。祝福したい。ただ、代表ではクラブと別の役割がある。彼には冗談も言ったが、代表の役割はクラブとまったく違う」

「金崎に関してはまだ少し疑問がある。ケガもするし、病気もある。何が起こっているのか。ただ、クオリティはある。スピード、パワー、ファウルも誘うことができ、得点も取る。しかしそれはコンスタントではない。風邪をひいて試合に出られないこともあった。もっと話をしたい。代表に入るためには定期的なパフォーマンスが必要だ。彼には説明を求めたい」

「浅野を初めて見た時、国内で一人だけ背後に飛び出せる選手だと感じた。彼の試合を見たが、背後に走る動き出し、パワー、スピードある。まだまだ伸ばせるところがある。東アジア選手権に連れて行った頃はリーグでスタメンではなかった。勝利に絶対に必要だと考えていた中で、リスクも負った。その時には記者からの質問にも答えた。将来を考えて彼を選んでいる」

「彼は明日到着する予定だ。代表の合宿に参加してもらう。ただ、五輪の代表チームで短い期間に3試合やっている。フィジカル面での問題もあり、海外からの移動もある。ケガのリスクがかなり高まる。長所はあるが短所もある。それでもまだ若い選手で、ゴールゲッターになるすべての道具が揃っている。日本では数少ないゴールゲッターだ。大きな伸び代がある。私との時間はまだ少ないので、もっと話して説明してトレーニングさせたい。そして自分のクラブでやる日常のトレーニングが大事になる。クラブではもっと先発で出てほしい。広島は昨シーズンのチャンピオンであり、彼のおかげで勝てたような試合もあった。五輪にもいくだろう。こういう大会で伸びる選手であり、成熟して経験して伸びていく。彼の事は楽観的に見ている」

「最終予選では少ないチャンスで得点を取る選手を見つけなければいけない。各国、数名のゴールゲッターがいる。ゴールゲッターがいない国は高いところに行けない。ゴールゲッターを探すトライしているところだ」

「付け加えになるが、いろいろなチームを見てきた。ビッグクラブだけでなく小さなクラブも見た。小林の磐田も2部にいた。直接見たが良いクオリティがある。大宮の家長も能力はかなりある選手だ。数回見たが、いつも同じ分析になる。ボールを持った時に違いを作れるが、ボールがない時に止まっている。すでに代表でプレーしおり、本田と同じ年代で過去に天才と呼ばれた選手。日本にはこういう選手が多い。能力が多く代表に入る可能性がある選手たちだ」

「過去の話も聞いて良いなと感じている。その時に良いパフォーマンス出せれば35歳でも代表に呼ぶ。その際はしっかりトレーニングしなければいけない。ケガした選手もいる。宮市だ。最終節を見たが、1年半経ってようやく先発で出場し素晴らしい試合をした。点を取ってアシストもした。そんな彼を仲間が祝福していた。そして彼は速い。さらに身長も180センチあって、相手の背後を取れる選手だ。これからも追跡していかなければいけない」

「こういう選手はまだいる。しかし若い世代がまだ足りない。若い選手に可能性を与えたい。ユナイテッドでは18歳の選手がイングランド代表に選ばれた。日本ではいないが私は見たいと思っている。間違えるかもしれないが、18歳で30歳よりも上手いかもしれない。家長はすでに良い年齢にきている。他の選手は若い。ある試合ではどちらが良いか。その時に良い選手を呼ぶ」
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