“小さな魔法使い”ベロン、ユナイテッド退団を後悔…「残るべきだった」
2016.04.20 10:30 Wed
▽現役時代にアルゼンチン代表などで“小さな魔法使い"との愛称で親しまれたフアン・セバスチャン・ベロン氏が、プレミアリーグでの後悔として、マンチェスター・ユナイテッドからチェルシーの移籍を挙げた。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。
▽現在、現役時代にアルゼンチン代表としても名を馳せた父のフアン・ラモン・ベロン氏とともにエストゥディアンテスで役職に就くベロン氏は、ユナイテッド時代を振り返り、2003年のチェルシー移籍を悔やんだ。
「私は、ユナイテッドがどれだけ偉大なクラブであるかを知っていた。私の父は1986年のインターコンチネンタルカップの決勝で彼らと対戦したことがあって、ジョージ・ベスト、デニス・ロー、ボビー・チャールトンについて教えてくれていたからね」
「私は、オールド・トラフォードにある博物館でエストゥディアンテスのエンブレムが飾られていたのを見たことがある。あと、私の父の顔が描かれた絵もね。それはエモーショナルだった。まるで父の軌跡を歩んでいるように感じたよ」
「けど、私はフットボールの面での順応に手を焼いたし、1シーズンにおける試合数の多さにも苦しんだ。試合中は常に激しくて、戦術的で守備的なイタリアとは大違いだったよ。イングランドはオープンで、ボールを奪って縦に仕掛ける。よりフィジカル的だったね」
「(2003年に移籍したが?)当時の自分に欠点があったとすれば、それはシーズンごとのパフォーマンスにムラがあったこと。シーズンを通して、ハイレベルを維持できなかったんだ。けれど、今振り返ると、ユナイテッドに残るべきだったね。離れるべきじゃなかった」
PR
▽2001年の夏に移籍金2800万ポンドでラツィオからマンチェスター・ユナイテッド入りした当時26歳のベロン氏は、在籍2年間で公式戦77試合11ゴール9アシストを記録。2003年の夏にチェルシーへと活躍の場を移した。「私は、ユナイテッドがどれだけ偉大なクラブであるかを知っていた。私の父は1986年のインターコンチネンタルカップの決勝で彼らと対戦したことがあって、ジョージ・ベスト、デニス・ロー、ボビー・チャールトンについて教えてくれていたからね」
「私は、オールド・トラフォードにある博物館でエストゥディアンテスのエンブレムが飾られていたのを見たことがある。あと、私の父の顔が描かれた絵もね。それはエモーショナルだった。まるで父の軌跡を歩んでいるように感じたよ」
「(プレミア)リーグへの適応はうまくいっていたけど、プレシーズン中の準備はイタリアと全く異なるものだった。イングランドでは、とにかく毎日走っていたよ。練習中の雰囲気も好きだったし、仲間も良かった。ライアン・ギグスらも親切にしてくれた」
「けど、私はフットボールの面での順応に手を焼いたし、1シーズンにおける試合数の多さにも苦しんだ。試合中は常に激しくて、戦術的で守備的なイタリアとは大違いだったよ。イングランドはオープンで、ボールを奪って縦に仕掛ける。よりフィジカル的だったね」
「(2003年に移籍したが?)当時の自分に欠点があったとすれば、それはシーズンごとのパフォーマンスにムラがあったこと。シーズンを通して、ハイレベルを維持できなかったんだ。けれど、今振り返ると、ユナイテッドに残るべきだったね。離れるべきじゃなかった」
PR
|
関連ニュース