強かなユーベが逆転勝利で首位固め 本田途中交代のミランは5戦勝ちなし《セリエA》
2016.04.10 05:49 Sun
▽セリエA第32節、ミランvsユベントスが9日にサン・シーロで行われ、1-2でアウェイのユベントスが勝利した。ミランの本田は73分までプレーしている。
▽対する首位のユベントス(勝ち点73)は前節、マンジュキッチ弾でエンポリに1-0で勝利し、同節で敗れた2位のナポリとの勝ち点差を 6に広げた。5連覇の偉業が迫りつつある中、アレッグリ監督はエンポリ戦から3人を入れ替え。出場停止明けのアレックス・サンドロに加え、ルガーニとアサモアが先発に入った。
▽セリエAアンセム後にサン・シーロ全体が亡くなったチェーザレ・マルディーニ氏を盛大な拍手で称えて試合はキックオフ。立ち上がりからユベントスが押し気味に試合を進めるが、ミランも球際で負けずに応戦し、徐々に敵陣へ侵攻していく。すると13分、ボナヴェントゥーラがボックス手前左の好位置でFKを獲得。これをバロテッリが直接狙うと、壁を越えて鋭く落ちたボールがゴール左隅を捉えたが、抜群の反応を見せたGKブッフォンに右手一本で防がれた。
▽決定機を逸したミランだったが、攻撃面で存在感を放つバロテッリが先制点をもたらす。18分、自身のボール奪取から右CKを獲得したバロテッリが良質なボールをボックス中央に送ると、これをアレックスが頭で合わせてゴール左上に突き刺した。
▽そして攻め立てたユベントスは27分、ブッフォンのフィードをマンジュキッチが競り勝つと、ボールを受けたモラタのパスからボックス中央に抜け出したマンジュキッチがゴール左隅に右足のシュートを流し込んだ。その後は最後まで緊迫感が続き、前半は1-1のまま終了する。
▽迎えた後半、先にチャンスを作ったのはミラン。50分、モントリーボのパスをボックス中央で収めたバッカが反転シュートを放つと、これはGKブッフォンの好守に遭う。このこぼれ球に反応したバロテッリのシュートはクロスバーの下を叩くもゴールラインを割らず、跳ね返りをバロテッリが手で押し込んでしまいハンドの判定を取られた。
▽ミランの攻勢を凌いだユベントスは59分、ボックス手前の好位置で得たFKをポグバが直接狙うも、左ポストに跳ね返される。それでも、徐々に圧力を強めていくと、ミランが苦手なセットプレーから勝ち越しに成功した。65分、マルキジオの左CKをファーサイドで収めたポグバが右足で地面に叩き付けたシュートをゴール左に流し込んだ。この際にポグバがマークしていたアバーテを押したかのようだったが、プッシングの判定とはならない。
▽逆転されたミランは73分、本田を下げてルイス・アドリアーノを投入。続く77分にはバロテッリに代えてK・ボアテングを送り出し、バッカとルイス・アドリアーノの2トップ、K・ボアテングをトップ下に置く[4-3-1-2]に変更する。しかし、持ち前の巧みな試合運びでクローズしにかかるユベントスにチャンスを作らせてもらえない。
▽結局、ミランは反発力を見せられずにタイムアップ。試合巧者のユベントスが逆転勝利を収め、首位固めに成功した。一方のミランは2戦連続の逆転負けを喫し、5戦未勝利となっている。
PR
▽前節のアタランタに逆転負けを喫し、4戦未勝利と苦境が続いている6位のミラン(勝ち点49)は、7位のサッスオーロに勝ち点1差 まで迫られ、アタランタ戦後にイタリア恒例の合宿を実施した。何とか結果が欲しいミハイロビッチ監督は、アタランタ戦からスタメンを4人変更。負傷明けの本田とクツカが先発に復帰し、2トップの一角にバロテッリが起用された。▽セリエAアンセム後にサン・シーロ全体が亡くなったチェーザレ・マルディーニ氏を盛大な拍手で称えて試合はキックオフ。立ち上がりからユベントスが押し気味に試合を進めるが、ミランも球際で負けずに応戦し、徐々に敵陣へ侵攻していく。すると13分、ボナヴェントゥーラがボックス手前左の好位置でFKを獲得。これをバロテッリが直接狙うと、壁を越えて鋭く落ちたボールがゴール左隅を捉えたが、抜群の反応を見せたGKブッフォンに右手一本で防がれた。
▽決定機を逸したミランだったが、攻撃面で存在感を放つバロテッリが先制点をもたらす。18分、自身のボール奪取から右CKを獲得したバロテッリが良質なボールをボックス中央に送ると、これをアレックスが頭で合わせてゴール左上に突き刺した。
▽先行されたユベントスは、すぐさま怒涛の反発力を見せる。22分にボックス右に抜け出したモラタの折り返しからリヒトシュタイナーがGKドンナルンマに好守を強いるシュートを放てば、25分にはボックス手前のマルキジオが左足で強烈なミドルシュート。さらに26分、右サイドのポグバが入れた高速クロスにマンジュキッチが飛び込むなど、幾度もミランのゴールを襲っていく。
▽そして攻め立てたユベントスは27分、ブッフォンのフィードをマンジュキッチが競り勝つと、ボールを受けたモラタのパスからボックス中央に抜け出したマンジュキッチがゴール左隅に右足のシュートを流し込んだ。その後は最後まで緊迫感が続き、前半は1-1のまま終了する。
▽迎えた後半、先にチャンスを作ったのはミラン。50分、モントリーボのパスをボックス中央で収めたバッカが反転シュートを放つと、これはGKブッフォンの好守に遭う。このこぼれ球に反応したバロテッリのシュートはクロスバーの下を叩くもゴールラインを割らず、跳ね返りをバロテッリが手で押し込んでしまいハンドの判定を取られた。
▽ミランの攻勢を凌いだユベントスは59分、ボックス手前の好位置で得たFKをポグバが直接狙うも、左ポストに跳ね返される。それでも、徐々に圧力を強めていくと、ミランが苦手なセットプレーから勝ち越しに成功した。65分、マルキジオの左CKをファーサイドで収めたポグバが右足で地面に叩き付けたシュートをゴール左に流し込んだ。この際にポグバがマークしていたアバーテを押したかのようだったが、プッシングの判定とはならない。
▽逆転されたミランは73分、本田を下げてルイス・アドリアーノを投入。続く77分にはバロテッリに代えてK・ボアテングを送り出し、バッカとルイス・アドリアーノの2トップ、K・ボアテングをトップ下に置く[4-3-1-2]に変更する。しかし、持ち前の巧みな試合運びでクローズしにかかるユベントスにチャンスを作らせてもらえない。
▽結局、ミランは反発力を見せられずにタイムアップ。試合巧者のユベントスが逆転勝利を収め、首位固めに成功した。一方のミランは2戦連続の逆転負けを喫し、5戦未勝利となっている。
PR
|
関連ニュース