サラーを筆頭にトリデンテが大活躍! フィオレンティーナを一蹴したローマが7連勝で3位確保《セリエA》
2016.03.05 06:55 Sat
▽セリエA第28節、勝ち点53で並ぶ3位のローマと4位のフィオレンティーナが4日にスタディオ・オリンピコで激突し、ホームのローマが4-1で勝利した。
▽対するフィオレンティーナは前節、ナポリと好勝負を演じて1-1のドローに終わった。パウロ・ソウザ監督は、そのナポリ戦からスタメンを3人変更。バデリ、M・フェルナンデス、テージョに代えて、ティノ・コスタ、イリチッチ、ベルナルデスキを起用した。
▽注目の上位対決は、立ち上がりから主導権の奪い合い。アウェイのフィオレンティーナは、普段のように[4-2-3-1]で守備ブロックを敷きつつ、攻撃時には左サイドバックのマルコス・アロンソに高い位置を取らせる[3-4-2-1]でビルドアップを行っていく。13分には右サイドに抜け出したイリチッチがカットインから左足でシュートを放ったが、惜しくも枠の上を越えた。
▽一方のローマは、偽9番の役割を担うペロッティがフリーマンとしてボールに関わり、右サイドのサラーを起点に打開を図る。すると22分、ピャニッチのスルーパスからサラーがボックス右へ完璧に抜け出し、ゴール前に折り返されたボールをエル・シャーラウィが押し込んだ。
▽サラーを対処しきれずにあっさりと2点を奪われたフィオレンティーナは、反撃に出ようとするも、立て続けにアクシデントに見舞われる。29分に負傷したボルハ・バレロに代えてテージョの投入を余儀なくされると、34分にもそけい部を痛めたヴェシーノに代えてバデリを送り出した。
▽混乱が続くフィオレンティーナに対し、ローマが3点目を奪う。38分、ドリブルでゴンサロ・ロドリゲスをかわしたエル・シャーラウィがボックス左からゴール前に折り返すと、これをペロッティが左足で押し込んだ。
▽3点差をつけられたフィオレンティーナは、前半のラストプレーで何とか1点を返す。前半アディショナルタイム2分、ボックス右で仕掛けたテージョがディーニュに倒されてPKを獲得。このPKをイリチッチがゴール右に沈め、フィオレンティーナが2点差に縮めて前半を終えた。
▽迎えた後半、開始早々の48分にロンカーリアが強烈なミドルシュートで相手ゴールを強襲したフィオレンティーナだったが、その後はローマの守備ブロックを攻略できず、度々カウンターを受けてしまう。するとローマは58分、ピャニッチのフィードから完全に最終ラインの裏を取ったサラーが独走。最後はGKタタルサヌの股を抜くシュートでゴールに流し込んだ。
▽再び3点差としたローマは61分、CLレアル・マドリーを見据えてペロッティを下げ、ヴァンクールを投入。ピャニッチを偽9番の位置に上げる。その後も意気消沈したフィオレンティーナに全く反撃を許さず試合を進めると、76分にはエル・シャーラウィを下げ、騒動以降で初の出番となるトッティを投入。オリンピコが王子の登場に盛大な歓声を送った。
▽85分に殊勲のサラーを下げてゼコを投入したローマは追加タイム1分、ボックス手前でFKを獲得したトッティが自ら直接狙うも、右足で放たれた鮮やかな軌道のボールは惜しくも左ポストを掠めてタイムアップ。直接対決を制したローマは連勝を7に伸ばし、暫定で2位のナポリに勝ち点2差と迫った。
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▽前節のエンポリ戦をエル・シャーラウィのドッピエッタなどで制したローマは、破竹の6連勝を達成した。4日後にマドリッドでCLレアル・マドリー戦が控える中、スパレッティ監督はエンポリ戦からスタメンを2人変更。マイコンとズカノビッチに代わり、フロレンツィとマノラスを先発に戻した。また、ゼコとトッティが引き続きベンチスタートとなっている。▽注目の上位対決は、立ち上がりから主導権の奪い合い。アウェイのフィオレンティーナは、普段のように[4-2-3-1]で守備ブロックを敷きつつ、攻撃時には左サイドバックのマルコス・アロンソに高い位置を取らせる[3-4-2-1]でビルドアップを行っていく。13分には右サイドに抜け出したイリチッチがカットインから左足でシュートを放ったが、惜しくも枠の上を越えた。
▽一方のローマは、偽9番の役割を担うペロッティがフリーマンとしてボールに関わり、右サイドのサラーを起点に打開を図る。すると22分、ピャニッチのスルーパスからサラーがボックス右へ完璧に抜け出し、ゴール前に折り返されたボールをエル・シャーラウィが押し込んだ。
▽先制したローマは直後の25分、右サイドからカットインしたサラーがペロッティとパス交換して左足を振り抜くと、アストーリに当たって弾道が変わったボールがゴール左上にうまく決まった。一気にリードを広げたローマは、27分にもアストーリの短いバックパスを突いたペロッティがGKと一対一を迎えたが、シュートは左ポストに嫌われる。
▽サラーを対処しきれずにあっさりと2点を奪われたフィオレンティーナは、反撃に出ようとするも、立て続けにアクシデントに見舞われる。29分に負傷したボルハ・バレロに代えてテージョの投入を余儀なくされると、34分にもそけい部を痛めたヴェシーノに代えてバデリを送り出した。
▽混乱が続くフィオレンティーナに対し、ローマが3点目を奪う。38分、ドリブルでゴンサロ・ロドリゲスをかわしたエル・シャーラウィがボックス左からゴール前に折り返すと、これをペロッティが左足で押し込んだ。
▽3点差をつけられたフィオレンティーナは、前半のラストプレーで何とか1点を返す。前半アディショナルタイム2分、ボックス右で仕掛けたテージョがディーニュに倒されてPKを獲得。このPKをイリチッチがゴール右に沈め、フィオレンティーナが2点差に縮めて前半を終えた。
▽迎えた後半、開始早々の48分にロンカーリアが強烈なミドルシュートで相手ゴールを強襲したフィオレンティーナだったが、その後はローマの守備ブロックを攻略できず、度々カウンターを受けてしまう。するとローマは58分、ピャニッチのフィードから完全に最終ラインの裏を取ったサラーが独走。最後はGKタタルサヌの股を抜くシュートでゴールに流し込んだ。
▽再び3点差としたローマは61分、CLレアル・マドリーを見据えてペロッティを下げ、ヴァンクールを投入。ピャニッチを偽9番の位置に上げる。その後も意気消沈したフィオレンティーナに全く反撃を許さず試合を進めると、76分にはエル・シャーラウィを下げ、騒動以降で初の出番となるトッティを投入。オリンピコが王子の登場に盛大な歓声を送った。
▽85分に殊勲のサラーを下げてゼコを投入したローマは追加タイム1分、ボックス手前でFKを獲得したトッティが自ら直接狙うも、右足で放たれた鮮やかな軌道のボールは惜しくも左ポストを掠めてタイムアップ。直接対決を制したローマは連勝を7に伸ばし、暫定で2位のナポリに勝ち点2差と迫った。
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