粘る琉球を振り払い、札幌が今大会初勝利《ニューイヤーカップ》
2016.01.30 13:54 Sat
▽2016年Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップ沖縄ラウンド第3戦の琉球vs札幌が、30日に沖縄県総合運動公園陸上競技場で行われ、札幌が4-2で勝利した。
▽ここまで1勝1分けの琉球と2敗の札幌が激突した一戦。先に主導権を握ったのは優勝がかかるホームの琉球だった。5分にスローインの流れから細かくパスを繋ぐと、最後は富所がシュートを放ったがここは惜しくも決めきれない。17分にはボックス手前からワンツーで抜けだした富樫がシュートに持ち込むも、ここも決めきれなかった。
▽一方、3連敗は避けたい札幌は右サイドのマセードを起点に攻撃を仕掛けるが、目立ったチャンスを作れずに時間が経過していく。それでも徐々に流れを引き寄せると迎えた33分、左サイドのスローインを受けた都倉が相手を背負った状態から反転。そのままボックス左に侵入し、GKのニアサイドを射抜く強烈なシュートを突き刺して札幌が先制した。
▽さらに札幌は39分に右CKのチャンスから、この試合が加入後初となる対外試合の増川が頭で合わせる。しかしシュートはGKの正面に飛んでしまい、そのまま1-0で試合を折り返した。
▽後半は開始から圧力を強める札幌がチャンスを作っていく。すると49分には高い位置でのパスカットからシュートカウンターに持ち込み、最後は中原が冷静に流し込んで2点目を奪う。2点を追いかける琉球は濱田が左サイドの深い位置まで侵攻してゴール前にクロスを入れるも、飛び込んだ富所はボールに触れられず。すると63分には山内に変えてパブロを投入するなど攻撃的な采配に出た。
▽しかし琉球も食い下がり、78分にパブロがボックス手前右の位置から右足でミドルシュートを突き刺す。札幌も85分、CKを凌ぐと相手のミスを突いてそのままカウンターでイルファンが独走。最後はGKとの一対一を制して再び2点差とした。試合終盤は琉球が攻め込む場面が多く見られたが、札幌はこれを守り抜いて終了のホイッスル。札幌が今大会初勝利を飾り、琉球は優勝の可能性が潰えた。
琉球 2-4 札幌
【得点者】
札幌 都倉賢 前33
札幌 中原彰吾 前49
琉球 田中恵太 後22
札幌 進藤亮佑 後27
琉球 パブロ 後33
札幌 イルファン 後40
【スタメン】
◆琉球
GK
21 今野太祐
DF
16 山内達朗(9 パブロ 後半18分)、2 増谷幸祐、24 瀧澤修平、22 濱田克大
MF
4 知念雄太朗(7 田中恵太 後半0分)、14 朴利基、6 田辺圭佑、8 藤澤典隆
FW
10 富所悠、18 富樫佑太
◆東京V
GK
30 杉山哲
DF
5 櫛引一紀(37 内山裕貴 後半34)、36 増川隆洋(29 永坂勇人 後半0分)、24 福森晃斗(37 内山裕貴 後半0分)
MF
23 マセード(44 小野伸二 後半26分)、17 稲本潤一(20 上里一将 後半0分)、10 宮澤裕樹(38 前寛之 前半35分)、6 前貴之、27 荒野拓馬(22 イルファン 後半0分)
FW
32 中原彰吾、9 都倉賢(28 神田夢実 後半0分)
▽ここまで1勝1分けの琉球と2敗の札幌が激突した一戦。先に主導権を握ったのは優勝がかかるホームの琉球だった。5分にスローインの流れから細かくパスを繋ぐと、最後は富所がシュートを放ったがここは惜しくも決めきれない。17分にはボックス手前からワンツーで抜けだした富樫がシュートに持ち込むも、ここも決めきれなかった。
▽さらに札幌は39分に右CKのチャンスから、この試合が加入後初となる対外試合の増川が頭で合わせる。しかしシュートはGKの正面に飛んでしまい、そのまま1-0で試合を折り返した。
▽後半は開始から圧力を強める札幌がチャンスを作っていく。すると49分には高い位置でのパスカットからシュートカウンターに持ち込み、最後は中原が冷静に流し込んで2点目を奪う。2点を追いかける琉球は濱田が左サイドの深い位置まで侵攻してゴール前にクロスを入れるも、飛び込んだ富所はボールに触れられず。すると63分には山内に変えてパブロを投入するなど攻撃的な采配に出た。
▽すると67分、パブロの高さを活かして押し込みにかかる琉球は、67分にボックス外でこぼれ球を拾った田中が左足でネットを揺らして1点を返した。札幌は71分、マセードに変えて小野を投入し、中盤に厚みを持たせる。すると72分、右CKのチャンスから小野が入れたボールを進藤が頭で押し込み、スコアは1-3となる。
▽しかし琉球も食い下がり、78分にパブロがボックス手前右の位置から右足でミドルシュートを突き刺す。札幌も85分、CKを凌ぐと相手のミスを突いてそのままカウンターでイルファンが独走。最後はGKとの一対一を制して再び2点差とした。試合終盤は琉球が攻め込む場面が多く見られたが、札幌はこれを守り抜いて終了のホイッスル。札幌が今大会初勝利を飾り、琉球は優勝の可能性が潰えた。
琉球 2-4 札幌
【得点者】
札幌 都倉賢 前33
札幌 中原彰吾 前49
琉球 田中恵太 後22
札幌 進藤亮佑 後27
琉球 パブロ 後33
札幌 イルファン 後40
【スタメン】
◆琉球
GK
21 今野太祐
DF
16 山内達朗(9 パブロ 後半18分)、2 増谷幸祐、24 瀧澤修平、22 濱田克大
MF
4 知念雄太朗(7 田中恵太 後半0分)、14 朴利基、6 田辺圭佑、8 藤澤典隆
FW
10 富所悠、18 富樫佑太
◆東京V
GK
30 杉山哲
DF
5 櫛引一紀(37 内山裕貴 後半34)、36 増川隆洋(29 永坂勇人 後半0分)、24 福森晃斗(37 内山裕貴 後半0分)
MF
23 マセード(44 小野伸二 後半26分)、17 稲本潤一(20 上里一将 後半0分)、10 宮澤裕樹(38 前寛之 前半35分)、6 前貴之、27 荒野拓馬(22 イルファン 後半0分)
FW
32 中原彰吾、9 都倉賢(28 神田夢実 後半0分)
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