セルヒオ・ラモス「会長はキングで、僕らはポーン」
2015.12.21 17:04 Mon
▽レアル・マドリーに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、20日に行われたリーガエスパニョーラ第16節、10-2で大勝したラージョ戦を振り返り、コメントを残した。
▽試合後、この大勝劇について問われたセルヒオ・ラモスは、「9人のチームを評価することはフェアじゃない。僕は、ベルナベウでパーソナリティを示したラージョと彼らの指揮官を称えたい」とライバルに敬意を表し、物議を醸しているレフェリーの判定については次のような見解を示した。
「最初のレッドカードは明らかだ。タックルが遅れていた。PKにつながった僕に対するファウル? ゴールを阻もうとするファウルに対する笛だった。ただ、誰も退場にならないで済むのなら、その方が良かったと思っている」
▽また、求心力の低下が報じられているラファエル・ベニテス監督との関係については、「全員が監督を支持している。彼は自身のアイディアをチームに持ち込もうとしているし、僕らもそれぞれのやり方でそれを学ぼうとしている。それが必ずしも成功するとは限らないけど、僕らはピッチ上で全力を尽くさなければいけない」と述べ、問題がないことを強調した。
▽スタンドからのブーイングに対しては、「ベルナベウで10分が経過したときに負けていたら選手たちのリアクションを促す必要がある」と理解を示した一方で、「一部の人は僕らが負けていたかもしれないと言うけれど、間違いなく逆転していたと僕は思っている」とも主張。ラージョに退場者が出なくても逆転勝利を収めていたとの考えを示した。
▽さらに、痛めていた肩の状態については、「100%の状態ではないけれど、ほとんど気にならない。試合勘を取り戻すまでにはもう少し時間がかかるだろう」とコメント。同日に来季からバイエルンの指揮を執ることが発表されたカルロ・アンチェロッティ前監督には、「とてもうれしいよ、彼は素晴らしい友人だからね。素晴らしい監督に相応しいビッグクラブだ」と祝福のコメントを送っている。
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▽ホームにラージョを迎えたレアル・マドリーは、試合開始早々に先手を奪ったものの、12分までに2点を失って逆転を許す苦しい立ち上がりとなる。しかし、ラージョは14分にDFティトが一発レッドで退場になると、同点に追いつかれて迎えた28分にMFバエナがボックス内でセルヒオ・ラモスを倒してPKを献上。さらにバエナに2枚目のイエローカードが提示され、9人となったラージョ相手にレアル・マドリーがゴールラッシュを見せて大勝を飾った。「最初のレッドカードは明らかだ。タックルが遅れていた。PKにつながった僕に対するファウル? ゴールを阻もうとするファウルに対する笛だった。ただ、誰も退場にならないで済むのなら、その方が良かったと思っている」
▽また、求心力の低下が報じられているラファエル・ベニテス監督との関係については、「全員が監督を支持している。彼は自身のアイディアをチームに持ち込もうとしているし、僕らもそれぞれのやり方でそれを学ぼうとしている。それが必ずしも成功するとは限らないけど、僕らはピッチ上で全力を尽くさなければいけない」と述べ、問題がないことを強調した。
▽そして、フロレンティーノ・ペレス会長が、ベニテスが「解決策」だと語っていた事についても言及。「会長がそう言ったのなら、それ相応の理由があるはずだ。ここでは彼がキングであり、僕らはただのポーン(将棋の歩に相当)だからね」と、その関係性をチェスの駒に例えて表現した。
▽スタンドからのブーイングに対しては、「ベルナベウで10分が経過したときに負けていたら選手たちのリアクションを促す必要がある」と理解を示した一方で、「一部の人は僕らが負けていたかもしれないと言うけれど、間違いなく逆転していたと僕は思っている」とも主張。ラージョに退場者が出なくても逆転勝利を収めていたとの考えを示した。
▽さらに、痛めていた肩の状態については、「100%の状態ではないけれど、ほとんど気にならない。試合勘を取り戻すまでにはもう少し時間がかかるだろう」とコメント。同日に来季からバイエルンの指揮を執ることが発表されたカルロ・アンチェロッティ前監督には、「とてもうれしいよ、彼は素晴らしい友人だからね。素晴らしい監督に相応しいビッグクラブだ」と祝福のコメントを送っている。
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