レーティング:リーベル・プレート 0-3 バルセロナ《クラブW杯2015》

2015.12.20 21:51 Sun
▽クラブ・ワールドカップ(CWC)決勝、南米王者のリーベル・プレート(アルゼンチン)vs欧州王者のバルセロナ(スペイン)が20日に横浜国際総合競技場で行われ、バルセロナが3-0で勝利した。4年ぶりにCWCを制したバルセロナは、同大会歴代最多3度目の優勝となった。超WSの選手採点結果は以下のとおり。
PR
▽リーベル・プレート採点
GK
1 バロベロ 6.0
11分にメッシのシュートをファインセーブしたほか、好守で失点を最小限にとどめる
DF
25 メルカド 4.5
緩慢な守備でネイマールらに翻弄された

2 マイダナ 5.5
身体能力の高さを生かして、自身にできる仕事をした

3 バランタ 5.5
タイトな守備を続け、世界最高の3トップ相手に気迫を見せた
21 ヴァンヒオニ 5.0
自サイドで堅い守備を築くことはできず

MF
8 C・サンチェス 5.5
準決勝と同様にしっかり戦うも、効力は小さかった

5 クラネビッテル 5.5
1月にアトレティコ入りするため、ラストマッチ。押し込まれる中で広島戦よりも持ち味の守備力が生きた

23 ポンシオ 5.5
準決勝よりも守備的にプレー。目立てなかった

(→L・ゴンサレス 5.5)
多くの仕事はできなかった

19 ビウデス 5.0
機動力と走力を生かしたが、決定的なプレーはできず

(→ドリウッシ 5.5)
交代選手らしく積極性を見せた

FW
7 モラ 5.0
守備のタスクも多く、脅威にはなれなかった

(→マルティネス 6.0)
終盤に強烈なミドルシュートでゴールに迫った

13 アラリオ 6.0
明らかに広島戦よりも調子が上がっており、空中戦から見せ場をつくる

監督
ガジャルド 5.5
力負け。コンディションやインテンシティなど、あらゆる面で広島戦を上回るパフォーマンス

▽バルセロナ採点
GK
13 ブラーボ 6.5
後半に2つの素晴らしいセーブを見せてクリーンシート

DF
6 ダニエウ・アウベス 6.0
精力的な働き。クロスでメッシの先制点に絡んだ

3 ピケ 6.5
安定した守備と質の高いビルドアップを見せた

14 マスチェラーノ 6.0
古巣対決。高い危険察知能力と瞬発力を発揮した

(→ヴェルメーレン -)

18 ジョルディ・アルバ 5.5
良いオーバーラップを何度か見せて攻撃に厚みを加える

MF
4 ラキティッチ 5.5
軽率なパスミスもあったが、コンディション自体は悪くなかった

(→セルジ・ロベルト 5.5)
バランスを取りながら無理なくプレー

5 ブスケッツ 6.5
完璧なスルーパスでスアレスのゴールをお膳立て。厳しいプレスに遭うも崩れず

8 イニエスタ 6.0
要所でさすがのテクニックを見せ、チームの距離感を整えた

FW
10 メッシ 6.0
先制点を記録。ギアを入れた際には鋭いキレを見せた

9 スアレス 6.5
前半はスペースを消されて苦しむも、相手が疲れ始めた後半に脅威となり、2ゴールを奪う

11 ネイマール 6.0
試合が進むにつれてパフォーマンスを上げ、2アシストを記録。軽傷の模様も、終盤に負傷交代

(→マテュー -)

監督
ルイス・エンリケ 6.5
油断なし。ベストメンバーで試合に臨み、5冠を達成

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
スアレス(バルセロナ)
▽準決勝のハットトリックに続いて2得点を記録。大会5ゴールで優勝に大きく貢献した。

リーベル・プレート 0-3 バルセロナ
【バルセロナ】
メッシ(前36)
スアレス(後4)
スアレス(後23)


PR
関連ニュース

リーベル、一部サポーターの行為でメッシに謝罪 「いかなる暴力も拒絶する」

リーベル・プレートは、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに対する一部サポーターの一連の言動を謝罪した。<br><br>バルセロナは20日に行われたクラブ・ワールドカップ(W杯)の決勝でリーベルを3-0で下し、クラブ世界一に輝いた。だが帰国の際に成田空港で優勝を逃したリーベルの一部サポーターがメッシに暴言を吐き、つばを吐いた者もいたことが伝えられており、心を痛めてスペインに戻ることとなった。<br><br>リーベルは、そのようなサポーターの行為がクラブの姿勢を表すものではないとして、メッシとバルセロナに対して謝罪している。クラブ公式サイトを通じて以下のような正式声明を出した。<br><br>「成田空港でメッシが受けた攻撃的行為に関して、リーベルはいかなる暴力も拒絶することと、選手とバルセロナに対する謝意を表明します」<br><br>「また、リーベルはクラブW杯のタイトルを獲得したバルセロナを心から祝福したいと思っています」<br><br><br>提供:goal.com 2015.12.22 20:30 Tue

リーベルファンが空港で醜態…メッシ、マスチェラーノに侮辱的発言も…

▽20日に行われたFIFAクラブ・ワールドカップ 2015の決勝でリーベル・プレート相手に3-0で勝利し、世界一になったバルセロナ。一夜明け、バルセロナの選手たちはスペインへの帰路に着こうとしたが、残念な事件が起こってしまった。スペイン『マルカ』が報じている。 ▽帰路に着くべく、羽田空港へ現れたバルセロナの選手たち。しかし、そこには決勝で対戦したリーベル・プレートの数人のファンが居たとのこと。バルセロナの選手たちと相手ファンが出国審査で鉢合わせると、同じアルゼンチン人のリオネル・メッシに対して、侮辱的な言葉と共にツバを浴びせたという。 ▽なお、その場に居合わせたルイス・エンリケ監督やその他の選手たちが、騒ぎを収めるために仲裁に入ったとのことだが、リーベルのファンは、かつてリーベルに所属していたハビエル・マスチェラーノを見つけると、「彼は誰が食べ物を与えていたのか忘れてしまった」という侮辱的な言葉を浴びせていたという。 ▽広島との準決勝の前日(15日)には、大阪の道頓堀に約6000人のファンが集結し、19日にはバルセロナとの決勝を前に代々木公園に集まって盛り上がっていたリーベル・プレートファン。熱い応援と、チームの勝利を願う熱意は褒められたものだったが、最後に醜態を晒してしまったことは残念でならない。 2015.12.21 10:27 Mon

2得点で広島を3位に導いたFWドウグラス「プレゼント、恩返しができて良かった」《クラブW杯2015》

▽FIFAクラブ・ワールドカップ 2015の3位決定戦が20日、横浜国際総合競技場で行われ、開催国王者の広島とアジア王者の広州恒大が激突した一戦は、ドウグラスの2ゴールにより広島が2-1で勝利した。 ▽この試合で同点ゴール、そして逆転ゴールと2得点の活躍を見せた広島FWドウグラスが、試合後に喜びのコメントを残している。 ──ヒーローに相応しい活躍でした 「すごく嬉しいですし、チームに貢献できたことが何よりも嬉しいです。3位になれたことは本当に良かったと思います」 ──逆転ゴールを決めた時の気持ちは 「こぼれ球が来ると信じて入ったのが良かったです。ブラジルに居る家族へのメッセージを込めたゴールでした」 ──サポーターへ3位になったことを報告しましたが 「この1年間、サポーターの皆さんが後押ししてくれたお陰でこの舞台に立つことができました。みなさんにプレゼント、恩返しができて良かったです」 2015.12.21 07:17 Mon

バルサに完敗のガジャルド監督「敗北感に打ちのめされている」《クラブW杯2015》

▽FIFAクラブ・ワールドカップ 2015の決勝が20日、横浜国際総合競技場で行われ、リーベル・プレートはバルセロナに3-0で敗戦。初の大会制覇を逃し準優勝に終わった。 ▽リーベル・プレートのマルセロ・ガジャルド監督は試合後の会見に臨み、バルセロナを称えながらも試合を振り返った。 ──試合を振り返って 「まずはバルセロナにおめでとうと言いたい。とても強い相手だった。自分たちのプランは、メッシに先制点を決められる35分までできていた。そこから少しバランスが崩れてしまった。そこまでは、やりたいことができていたと思う。バルセロナに簡単にプレーさせていなかった。そこから攻撃に力を入れた」 「後半に関しては前半よりもラインを上げてプレーしようとした。しかし、5分後にゴールを入れられてしまった。バルサに対してスペースを与えてしまい、2点目を決められてしまった。その後の我々のプレーはカウンターを狙ったが、あまりうまくいかなかった」 ──今年はタイトルも獲り、チームは歴史的にも高いレベルにあると思うが 「今は本当に残念な気持ちだ。敗北感に打ちのめされている。この半年間については、ポジティブなことがあった。多くの目標を達成できたと思う。この大会はデザートのイチゴの様なもので、この大会に参加できるということは、我々にとって重要なことだった。自分たちがシーズンのピークではなかったが、大会に参加できたことが重要だ」 「後半にゴールを許し、厳しい状態に追い込まれてしまった。バルサの素晴らしい選手、メッシ、ネイマール、スアレス…個人だけでなく、チームとしても良くプレーするチームだ。自分たちのやりたいことを成し遂げる選手たちなので、非常に苦しめられてしまった」 ──日本まで足を運んだリーベルファンに向けて 「本当に素晴らしいファンたちだった。ガッカリさせてしまったことは本当に申し訳ないと思う。傷つけてしまったと思う」 「我々にここ(日本)までついてきてくれ、非常に希望を持って大会に臨んでくれた。チームに対する期待感もあったと思う。また、腹を立てたり、傷ついたファンも居るかもしれない。ただ、バルサの様な素晴らしいチームと対戦するときは、この様なこともあるという覚悟をする必要がある」 「我々はできる限りの努力をしたが、報われなかった。ただ、自分たちが行ったことには名誉を感じている。我々は最善を尽くした」 2015.12.21 00:48 Mon

ルイス・エンリケ監督、最多3度目の大会制覇に「どのようにタイトルを獲得するかが重要」《クラブW杯2015》

▽FIFAクラブ・ワールドカップ 2015の決勝が20日、横浜国際総合競技場で行われ、バルセロナが3-0で勝利した。4年ぶりにCWCを制したバルセロナは、同大会歴代最多3度目の優勝となった。 ▽優勝したバルセロナのルイス・エンリケ監督が試合後記者会に出席。試合を振り返ると共に、クラブ・ワールドカップ制覇を喜んだ。 ──クラブ・ワールドカップを制した感想は 「とてもハッピーだ。家を出発してからかなり時間が経っているが、バルセロナに帰って、家族と共にクリスマスのお祝いをしたいと思う。この勝利もね」 ──これで今年5つ目のタイトルとなったが 「サッカーというのは将来を見通すことが難しい。将来像は実際に前に進んでみないと分からない。昨シーズンに関しては、色々なタイトルを獲得した。自分たちにとって、目標に挙げたタイトルを次々に獲れたので、非常に満足している」 「これから先は、家族と時間を過ごし、その後はピッチでまたプレーしていきたいと思う。挑戦すべき目標は色々あるが、その目標に対して日々前進していきたいと思っている。我々はとにかく勝つことを目指しているし、前進することを目指している」 ──このタイトルは通過点となるのか 「今日の選手を見ても分かるように、我々は次々にタイトルを獲得してきた。タイトルを獲得するだけでなく、どのようにそのタイトルを獲得するかが重要だ。その過程を重要としている」 ──選手は高いレベルのプレーを見せていた。クラブとしての成熟度は?クラブとして前進しているのか 「今よりもレベルアップすることはできると思う。素晴らしいレベルの選手が居て、これらの選手が出入りするチームでもある。ただ、バルサ、バルサの下部組織は同じアイデンティティでプレーしている。バルサが強いのは、そういった同じ目標を目指して練習しているからだと思う。サッカーだけでなく、人間としての成長も我々のクラブでは達成できると思う」 「ネイマールは8日前ケガをしていた。軽いものだったが、彼自身が試合に出たいと強い意志を持っていたので、今日はそれが現実のものとなった」 ──世界中に居るバルサファンについてはどう考えているか 「バルサのファンは世界の様々なところに居ると思う。ベストプレーヤーが居るだけでなく、バルサというクラブはサッカーの良さをファンにアピールするチームだからだと思う」 「我々は世界のどの国のファンも大切にしているし、様々なところで応援してもらっている事を力強く感じている」 ──圧倒的な勝利だったが、リーベル・プレートの印象は。また、マスチェラーノが交代した理由は 「マスチェラーノについては、本人から筋肉に問題があるというサインが出されていた。選手が負傷するリスクを冒したくなかったので、本人のサインを尊重した」 「リーベル・プレートは非常に勇敢に戦っていたと思う。ガジャルド監督は非常に優秀な監督だ。チャンスもあったとは思うが、我々は相手が何処であろうと圧倒的な勝利を収めていたと思う。非常に素晴らしい相手だった」 ──クオリティだけでなく、メッシの勝利に対する欲が良かったのでは 「メッシは我々のベストプレーヤーだ。2日前にプレーできるかはわからなかったが、本人の意志が固く、絶対に試合に出場したいと言っていた。みんなが満足する結果になって良かった」 「とにかく勝ちたいという意志は重要だと思う。彼のそういった強い意志は、他の選手にも良い影響を与えたと思う」 2015.12.21 00:25 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly