バルセロナが4年ぶり3度目の優勝で5冠を達成《クラブW杯2015》
2015.12.20 21:50 Sun
▽クラブ・ワールドカップ(CWC)決勝、南米王者のリーベル・プレート(アルゼンチン)vs欧州王者のバルセロナ(スペイン)が20日に横浜国際総合競技場で行われ、バルセロナが3-0で勝利した。4年ぶりにCWCを制したバルセロナは、同大会歴代最多3度目の優勝となった。
▽リーベルが前からボールを奪いにいく積極的な立ち上がりを見せたため、序盤はオープンな展開で進む。その中で、ボールを保持することによって徐々に相手を押し込み始めたバルセロナは、先に決定機を創出する。11分、ゴール前でイニエスタからの縦パスを受けたメッシが素早く左足を振る。鋭いシュートがゴール右隅に飛んだが、広島戦でも好守を連発したGKバロベロのセーブに遭う。
▽ハーフタイムにかけては、バルセロナが攻勢を強める。メッシの直接FKなどでゴールを脅かすバルセロナは、35分に試合を動かした。右サイドからダニエウ・アウベスが上げたクロスをボックス左のネイマールが折り返す。これに反応したメッシが左足のアウトサイドでゴール右隅にシュートを決めて、バルセロナが先行した。
▽ハーフタイム明け、2選手を交代させたリーベルに対して、バルセロナは早い時間帯に2点目を奪う。49分、ブスケッツのスルーパスで最終ライン裏に抜け出したスアレスが、冷静にGKとの一対一を制す。スアレスの今大会4得点目で、バルセロナがスコアを2-0とした。
▽それでもバルセロナは、ラキティッチに代えてセルジ・ロベルトを入れた直後の68分に3点目を挙げる。ボックス左手前からネイマールが入れたセンタリングをスアレスがヘッド。これがゴール左に決まり、スアレスの大会5得点目でバルセロナがリードを広げた。
▽終盤、ややギアを落としたバルセロナは、84分にゴンサロ・マルティネスに強烈なミドルシュートを浴びる。それでも、素晴らしい反応を見せたGKブラーボが何とか触ったボールがポストに直撃し、失点を回避する。結局、そのまま試合を終わらせたバルセロナが4年ぶり3度目のCWC制覇を達成。リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップに続く5冠を達成した。
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▽初のCWC決勝に進出したリーベル・プレートは、1-0で勝利した準々決勝の広島戦から先発を1人変更。一方、スアレスのハットトリックで広州恒大を下したバルセロナは、2選手を入れ替えた。ルイス・エンリケ監督は、左足内転筋を痛めていたネイマールと、腎疝痛(じんせんつう、※腎結石による腰・背中の痛み)で広州恒大戦のメンバーから外れたメッシを先発に復帰させた。▽ハーフタイムにかけては、バルセロナが攻勢を強める。メッシの直接FKなどでゴールを脅かすバルセロナは、35分に試合を動かした。右サイドからダニエウ・アウベスが上げたクロスをボックス左のネイマールが折り返す。これに反応したメッシが左足のアウトサイドでゴール右隅にシュートを決めて、バルセロナが先行した。
▽ハーフタイム明け、2選手を交代させたリーベルに対して、バルセロナは早い時間帯に2点目を奪う。49分、ブスケッツのスルーパスで最終ライン裏に抜け出したスアレスが、冷静にGKとの一対一を制す。スアレスの今大会4得点目で、バルセロナがスコアを2-0とした。
▽2点のリードを手にしたバルセロナは、その後も押し気味に試合を進める。58分にもスアレスが最終ラインの裏に抜け出したが、ここは素早く飛び出してきたGKバロベロの好守を受けてチャンスを逸する。
▽それでもバルセロナは、ラキティッチに代えてセルジ・ロベルトを入れた直後の68分に3点目を挙げる。ボックス左手前からネイマールが入れたセンタリングをスアレスがヘッド。これがゴール左に決まり、スアレスの大会5得点目でバルセロナがリードを広げた。
▽終盤、ややギアを落としたバルセロナは、84分にゴンサロ・マルティネスに強烈なミドルシュートを浴びる。それでも、素晴らしい反応を見せたGKブラーボが何とか触ったボールがポストに直撃し、失点を回避する。結局、そのまま試合を終わらせたバルセロナが4年ぶり3度目のCWC制覇を達成。リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップに続く5冠を達成した。
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