広島と対戦するリーベル・プレート監督「相手の有利な点と不利な点は…」
2015.12.15 22:32 Tue
クラブ・ワールドカップ(W杯)の準決勝で16日、南米代表のリーベル・プレートと開催国代表のサンフレッチェ広島が対戦する。リーベル・プレートは、Jリーグチームとの決勝進出を懸けた対戦に、相当の気合いを入れて臨む。
南米代表として今大会に臨むリーベル・プレートにとって、準決勝は今大会初戦となる。15日の会見でマルセロ・ガジャルド監督は、対する広島がすでに2試合をこなしていることに、アドバンテージと不利な点とがあると指摘した。
「最近多くの試合をしているチームとの対戦だ。これは相手にとってアドバンテージになるが、一方で彼らはもっと疲れることにもなる」
勝ち進めば、もう一つの準決勝に臨むヨーロッパ代表のバルセロナか、アジア代表の広州恒大と対戦することになる。かつてガジャルド監督は、今大会にも出場するバルセロナのFWリオネル・メッシから「非常に賢い監督」と評されたことがある。
「正直に言って、過去最高のサッカー選手から称賛されるのは素晴らしいことだよ。そのような選手に認めてもらえるのは、いつだってポジティブなことだね。でも、今はそういうことを考えてはいられない。今は力のある日本のチームとの対戦に集中しているからね」
リーベル・プレートには、勝たなければならない理由がある。自分たちのため、そしてファンのために勝たねばならない。
「リーベル・プレートのファンが、いかに情熱的かを指摘しておきたい。素晴らしく、感動的なファンなんだ。日本へと自分たちのチームを追いかける可能性のためだけに、借金さえもするだろう。そうしてやって来た人々の努力と、夢見ながら日本に来られなかった人々のことを、しっかり頭に入れなければならない」
試合は16日、横浜で19時半にキックオフとなる。
提供:goal.com
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