元銀行員のナポリ監督をかつての“同僚”が語る 「自分自身に賭け、文句なく勝利した」
2015.11.08 16:40 Sun
▽ナポリを率いるマウリツィオ・サッリ監督をかつての“同僚”が語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
▽指揮官として成功を収めつつあるサッリ監督は、銀行員時代にフィレンツェで働いていたとのこと。その当時の同僚の1人であるグラツィアーノ・モンチーニ氏は、同監督の働きぶりが銀行員時代と変わっていないと語っている。
「会社で私たちはチームとして働いていた。その中で彼(サッリ)はリーダーだったよ。カルチョにも彼のカリスマ性と冷静さを持ち込んでいるね。金融市場において、決定はすぐになされなければならない。冷徹で合理的でなければならない。選手が負傷すれば、すぐに解決する必要があるようにね」
「彼は銀行で懸命に働いていたし、私たちは目標を持って取り組んでいた。彼は常に感情を抑え、会社では喜ぶ顔を見なかったよ。退社した後でさえね。おそらく、彼がクルヴァ(ゴール裏)を走る回ることはないだろう」
「彼は自分自身に賭け、文句なく勝利した。私たちは1980年1月7日に銀行で一緒に働き始めたけど、その後は違う道に進んだの。彼は誠実で、少し内気だった。ちょっとしか心を開いてくれないけど、カルチョのことしか話さない人ではないのよ」
「彼はとてもエレガントな人。スマートじゃないという理由で、(ミランの副会長)アドリアーノ・ガッリアーニが彼と契約をしなかったのが本当なら、ざまあみろって感じだわ。私はフィオレンティーナを応援しているけど、いつの日か彼がここに戻ってきてくれると信じている」
▽なお、前節のジェノア戦をゴールレスドローで終えたナポリは8日、セリエA第12節でウディネーゼを本拠地のサン・パオロに迎える。
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▽昨シーズンのエンポリや今シーズンのナポリを指揮して見事な手腕を披露しているサッリ監督だが、指揮官になる前は銀行員だったという。やり手のバンカーとして順風満帆のキャリアを積んでいたものの、指導者の魅力に取りつかれたサッリ監督は、銀行員として働きながらアマチュアリーグでの指導を開始。ついには2000年に銀行に辞表を提出し、セリエDに属するサンソヴィーノで本業としての監督業をスタートさせた。「会社で私たちはチームとして働いていた。その中で彼(サッリ)はリーダーだったよ。カルチョにも彼のカリスマ性と冷静さを持ち込んでいるね。金融市場において、決定はすぐになされなければならない。冷徹で合理的でなければならない。選手が負傷すれば、すぐに解決する必要があるようにね」
「彼は銀行で懸命に働いていたし、私たちは目標を持って取り組んでいた。彼は常に感情を抑え、会社では喜ぶ顔を見なかったよ。退社した後でさえね。おそらく、彼がクルヴァ(ゴール裏)を走る回ることはないだろう」
▽また、同じく同僚のフィオレッラ・デトラッティ氏は、ミランが関心を寄せながらもサッリ監督を招へいしなかったことに関して彼女自身の見解を述べている。
「彼は自分自身に賭け、文句なく勝利した。私たちは1980年1月7日に銀行で一緒に働き始めたけど、その後は違う道に進んだの。彼は誠実で、少し内気だった。ちょっとしか心を開いてくれないけど、カルチョのことしか話さない人ではないのよ」
「彼はとてもエレガントな人。スマートじゃないという理由で、(ミランの副会長)アドリアーノ・ガッリアーニが彼と契約をしなかったのが本当なら、ざまあみろって感じだわ。私はフィオレンティーナを応援しているけど、いつの日か彼がここに戻ってきてくれると信じている」
▽なお、前節のジェノア戦をゴールレスドローで終えたナポリは8日、セリエA第12節でウディネーゼを本拠地のサン・パオロに迎える。
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