勝ち点10差で迎えた天王山はゴールレスドロー、チェルシーが優勝へ前進《プレミアリーグ》
2015.04.27 02:22 Mon
▽26日に行われたプレミアリーグ第34節のアーセナルとチェルシーによるビッグロンドン・ダービーは、0-0で終了した。
▽一方、首位のチェルシーは前節のマンチェスター・ユナイテッド戦を含めてリーグ戦4連勝中。その4試合では全て1点差と持ち前の勝負強さで着実に勝ち点を積み重ねている。今回のアーセナル戦に勝利すればリーグ優勝に王手をかけることができるチェルシーは、前節のスタメンから2選手を変更。負傷者が続出する1トップにはオスカルが入った。
▽試合は立ち上がりから攻守が目まぐるしく入れ替わる展開となる。そのなかで最初にチャンスを迎えたのは、アウェイのチェルシー。16分、自陣の右サイドからセスクが前線へロングボールを送ると、これにオスカルが反応。相手の最終ラインを抜けだしたオスカルが相手GKとの一対一を迎えたが、ループシュートはゴールライン際で見せたベジェリンの好カバーに阻まれた。
▽立ち上がりから守から攻への素早い切り替えを一貫するチェルシーは、相手の攻撃をしっかりと凌ぎつつ、38分にも決定機を演出。ドリブルでボックス手前まで持ち込んだウィリアンがエリア内のスペースに走りこんだラミレスへパス。しかし、ラミレスのシュートはGKオスピナの正面を突いた。
▽ゴールレスで折り返したダービーマッチは、後半に入っても目まぐるしく攻守が入れ替わる展開が続く。そのなか、徹底したカウンター戦術を貫くチェルシーは、後半の頭から前半途中にオスピナと交錯したオスカルに代えてドログバを投入。FWを本職とするドログバを入れて攻勢に出たいところだったが、後半はホームのアーセナルが圧倒的にペースを掴む。
▽65分に左サイドを駆け上がったモンレアルのクロスからサンチェスがゴールに迫ったアーセナルは、76分にもチャンスメーク。左サイドでこぼれ球を拾ったコシエルニーのクロスボールからカソルラに千載一遇のチャンスが訪れたが、ボックス左からフリーで放ったシュートはゴール右外へ。さらに82分には、カウンターに転じたエジルのワンタッチパスから、途中出場のダニー・ウェルベックにもチャンス。しかし、この場面も得点につなげられない。
▽この試合を勝ち点1でも良しとするチェルシーは、終盤にズマやクアドラードをピッチに送り出して、そのまま逃げ切りに成功。ビッグロンドン・ダービーは0-0で終了を迎えた。この結果、アーセナルとの10ポイント差を維持したチェルシーが、5年ぶり5度目の優勝へ向けて大きく前進した。
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▽目下のところリーグ戦8連勝中と絶好調のアーセナルは、ミッドウィークに行われたFAカップでも決勝に勝ち進んでおり、チームのムードも良い。大逆転優勝への望みをつなぎたいアーセナルは、直近のレディング戦で温存していたジルーやモンレアルら4人が先発復帰。ヴェンゲル監督は磐石の布陣をチェルシー戦へ送り込んだ。▽試合は立ち上がりから攻守が目まぐるしく入れ替わる展開となる。そのなかで最初にチャンスを迎えたのは、アウェイのチェルシー。16分、自陣の右サイドからセスクが前線へロングボールを送ると、これにオスカルが反応。相手の最終ラインを抜けだしたオスカルが相手GKとの一対一を迎えたが、ループシュートはゴールライン際で見せたベジェリンの好カバーに阻まれた。
▽立ち上がりから守から攻への素早い切り替えを一貫するチェルシーは、相手の攻撃をしっかりと凌ぎつつ、38分にも決定機を演出。ドリブルでボックス手前まで持ち込んだウィリアンがエリア内のスペースに走りこんだラミレスへパス。しかし、ラミレスのシュートはGKオスピナの正面を突いた。
▽序盤から試合をコントロールしながらも決定機を生みだせずにいたアーセナルは、44分にようやくチャンスをつくりだす。右サイドを駆け上がったベジェリンの折り返しからボックス内での混戦を生み出すが、こぼれ球を拾ったエジルのシュートはGKクルトワの正面。結局、決定機を生かせなかった両者の一戦は0-0で試合を折り返した。
▽ゴールレスで折り返したダービーマッチは、後半に入っても目まぐるしく攻守が入れ替わる展開が続く。そのなか、徹底したカウンター戦術を貫くチェルシーは、後半の頭から前半途中にオスピナと交錯したオスカルに代えてドログバを投入。FWを本職とするドログバを入れて攻勢に出たいところだったが、後半はホームのアーセナルが圧倒的にペースを掴む。
▽65分に左サイドを駆け上がったモンレアルのクロスからサンチェスがゴールに迫ったアーセナルは、76分にもチャンスメーク。左サイドでこぼれ球を拾ったコシエルニーのクロスボールからカソルラに千載一遇のチャンスが訪れたが、ボックス左からフリーで放ったシュートはゴール右外へ。さらに82分には、カウンターに転じたエジルのワンタッチパスから、途中出場のダニー・ウェルベックにもチャンス。しかし、この場面も得点につなげられない。
▽この試合を勝ち点1でも良しとするチェルシーは、終盤にズマやクアドラードをピッチに送り出して、そのまま逃げ切りに成功。ビッグロンドン・ダービーは0-0で終了を迎えた。この結果、アーセナルとの10ポイント差を維持したチェルシーが、5年ぶり5度目の優勝へ向けて大きく前進した。
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