イングランド7部で劇的ドラマ! 途中出場の監督が同点ゴール&急造GKとしてPKセーブでチームは逆転勝利!
2015.03.10 22:00 Tue
▽古い格言に「if you want something done right, do it yourself(十分にして欲しければ自分でせよ)」というものがあるが、この言葉はイングランド7部リーグに所属するチームの監督のための言葉だったようだ。
▽均衡した展開で進んでいた試合だったが、前半終了間際の45分に立て続けに2失点を喫し、2点リードを許していたグレイズ・アスレティック。不甲斐ない状況を鑑みたベントレー監督は、後半開始から2枚替えを行い、チームの活性化を図った。48分に1点を返し、チームは息を吹き返すと、56分にはベントレー監督が最後の交代枠を使い、自らピッチに立つ。
▽そして、“選手”となったベントレー監督は、交代から10分後に大きな仕事をやってのける。右サイドからのCKを豪快にヘディングで合わせると、シュートはゴールネットを揺らし、チームは見事同点に追いついた。
▽勢いに乗って逆転を目指したいグレイズ・アスレティックだったが、ここでまさかの事態が。守護神のコナー・ゴフが相手選手と揉め、乱闘に発展したためレッドカードをもらい退場に。交代枠を使い切り、控えGKを起用できないベントレー監督は、自らGKユニフォームに着替え、ゴールマウスに立った。
▽しかし、この話はここでは終わらない。2-2のまま時計は進み、引き分けかと思われた90分にドラマが待っていた。ロングパスを受けたMFジョアン・カルロスが逆転ゴールを記録。そのまま試合は終了し、グレイズ・アスレティックは見事な逆転勝利を飾った。
▽2点差をつけられての選手交代、自らピッチに立ち同点ゴール、GKの退場で急造GKを務めPKストップと、大車輪の活躍が報われたベントレー監督。まさに、冒頭の格言を体現したと言えるだろう。
[写真は“選手”としてプレーしていたジリンガム時代のベントレー監督]
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▽イングランド7部に相当する、イスミアンフットボールリーグ・プレミアディビジョン所属のグレイズ・アスレティック。2015年からチームの選手兼監督に就任したマーク・ベントレー(37)は、5日に行われたハンプトン&リッジモンド・ボロFC戦で大仕事をやってのけた。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。▽そして、“選手”となったベントレー監督は、交代から10分後に大きな仕事をやってのける。右サイドからのCKを豪快にヘディングで合わせると、シュートはゴールネットを揺らし、チームは見事同点に追いついた。
▽勢いに乗って逆転を目指したいグレイズ・アスレティックだったが、ここでまさかの事態が。守護神のコナー・ゴフが相手選手と揉め、乱闘に発展したためレッドカードをもらい退場に。交代枠を使い切り、控えGKを起用できないベントレー監督は、自らGKユニフォームに着替え、ゴールマウスに立った。
▽同点ゴールを決めながらも、急造GKとしてプレーすることになったベントレー監督だったが、この日の苦難はここでは終わらなかった。GKについてから8分後、なんと味方DFが相手選手を倒してPKを献上。自らのゴールで勝ち点獲得に手が掛ったものの、窮地に立たされたベントレー監督だったが、ここでまさかのPKセーブ。自らの手で勝ち点を手繰り寄せた。
▽しかし、この話はここでは終わらない。2-2のまま時計は進み、引き分けかと思われた90分にドラマが待っていた。ロングパスを受けたMFジョアン・カルロスが逆転ゴールを記録。そのまま試合は終了し、グレイズ・アスレティックは見事な逆転勝利を飾った。
▽2点差をつけられての選手交代、自らピッチに立ち同点ゴール、GKの退場で急造GKを務めPKストップと、大車輪の活躍が報われたベントレー監督。まさに、冒頭の格言を体現したと言えるだろう。
[写真は“選手”としてプレーしていたジリンガム時代のベントレー監督]
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