【日本代表プレビュー】連覇への船出《アジアカップ2015・パレスチナ代表戦》
2015.01.12 12:00 Mon
▽日本代表は12日(月)、オーストラリアのニューカッスル・スタジアムで行われるAFCアジアカップ2015の初戦で、パレスチナ代表と対戦する。アジアカップ連覇へ向け、順風満帆な船出を飾ることはできるのか――。
◆未知のチーム
▽王者として今大会に臨む日本が初戦で対峙するのが、予選(AFCチャレンジカップ)を勝ち上がってきたパレスチナだ。ただ、その当時のチームを率いていた監督はすでに退任しており、現在のアル・ハッサン監督が指揮官に就任したのは約3カ月前。就任期間だけを見れば、アギーレ監督よりも短い。さらに、主将DFハイサム・シェーブがチームに合流できず22名で大会に臨むことがきまっている。しかし、油断は禁物だ。
▽日本は前回大会、初戦のヨルダン戦で苦戦(終了間際のゴールで引き分ける)を強いられた経験があり、パレスチナは日本にとって、対戦経験のない“未知のチーム”でもある。そのパレスチナの試合をビデオで確認したMF長谷部は、試合前日の会見で「全員でコンパクトに守り、ボールを奪って素早く攻める」と印象を語った。その言葉を聞く限りは、堅い守りから前線の個を生かしたカウンターを狙う、典型的な中東のチームと言えそうだ。
◆カウンターのケア
▽試合展開は、日本がボールを保持する形となるだろう。無論、不用意なボールの失い方をしないこと、シュートで攻撃を終えることは重要になってくる。それと同時に、カウンターもケアしなければならない。慎重になりすぎるのは良くないが、初戦であること、相手の力量がわからないことを鑑みれば、立ち上がりは、より慎重に入るべきだ。その後、様子を見ながら徐々にギアを上げていけばいい。
▽また、相手がロングボールを蹴ってきたとしても、全体をコンパクトに保つことができていれば大きな問題にはならないだろう。アギーレ監督が練習を通して意識付けしていた攻守の切り替えを早くし、セカンドボールを支配したい。そして、守備を固められた場合には、ミドルシュートやサイドからのクロスなどでゴールに迫り、そこから生まれる綻びを突いていきたいところだ。
▽こういった国際大会では、初戦の入り方が大事になる。未知のチームとは言え、同グループの中で最も力が落ちる相手であることは間違いない。戦略面、体力面、精神面、どの側面から見ても、今回の一戦で勝ち点3を奪い、その後の2試合(イラク代表戦、ヨルダン代表戦)に備えることが重要となってくるだろう。注目の一戦は、日本時間の16時キックオフだ。
◆未知のチーム
▽王者として今大会に臨む日本が初戦で対峙するのが、予選(AFCチャレンジカップ)を勝ち上がってきたパレスチナだ。ただ、その当時のチームを率いていた監督はすでに退任しており、現在のアル・ハッサン監督が指揮官に就任したのは約3カ月前。就任期間だけを見れば、アギーレ監督よりも短い。さらに、主将DFハイサム・シェーブがチームに合流できず22名で大会に臨むことがきまっている。しかし、油断は禁物だ。
◆カウンターのケア
▽試合展開は、日本がボールを保持する形となるだろう。無論、不用意なボールの失い方をしないこと、シュートで攻撃を終えることは重要になってくる。それと同時に、カウンターもケアしなければならない。慎重になりすぎるのは良くないが、初戦であること、相手の力量がわからないことを鑑みれば、立ち上がりは、より慎重に入るべきだ。その後、様子を見ながら徐々にギアを上げていけばいい。
▽また、相手がロングボールを蹴ってきたとしても、全体をコンパクトに保つことができていれば大きな問題にはならないだろう。アギーレ監督が練習を通して意識付けしていた攻守の切り替えを早くし、セカンドボールを支配したい。そして、守備を固められた場合には、ミドルシュートやサイドからのクロスなどでゴールに迫り、そこから生まれる綻びを突いていきたいところだ。
◆まずは初戦
▽こういった国際大会では、初戦の入り方が大事になる。未知のチームとは言え、同グループの中で最も力が落ちる相手であることは間違いない。戦略面、体力面、精神面、どの側面から見ても、今回の一戦で勝ち点3を奪い、その後の2試合(イラク代表戦、ヨルダン代表戦)に備えることが重要となってくるだろう。注目の一戦は、日本時間の16時キックオフだ。
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