ローマが最下位に完敗し、ユーベの3連覇が決定《セリエA》
2014.05.04 23:58 Sun
▽セリエA第36節が4日に開催され、カターニャvsローマは4-1でカターニャが勝利を収めた。この結果、翌日に試合を控えるユベントスの優勝が決まった。
▽怒涛の9連勝を飾るローマだが、今節で引き分け以下に終わると、翌日に試合を控えるユベントスの結果を待たずして王者の3連覇を許してしまう状況だった。対するカターニャは今節で勝利を逃せば、同時刻に試合を行う17位ボローニャや16位キエーボの結果次第で降格が決定する。ローマはスクデット、カターニャは残留という互いの目標に僅かな望みをつなげるためにも勝利が求められた。
▽カターニャがホーム席の一部を5ユーロ(約700円)で開放したことで、まずまずの観客がスタンドに入った一戦。そのホームチームがサポーターの後押しを受けて立ち上がりから積極的な動きを見せる。対するローマは落ち着いてボールを動かし、試合のペースを握りにかかった。
▽集中した守備でローマの攻撃を凌ぐカターニャは26分、勢い抜群のカウンターでローマゴールをこじ開けた。自陣でボールを奪って縦に素早くボールを運ぶと、最後はレトのヒールでの落としを受けたイスコが左足のシュートをゴール右隅に突き刺してカターニャが先制した。
▽待望の先制点を奪ったカターニャの勢いは止まらない。34分、再びカウンターでL・カストロが左サイドを持ち上がると、右アウトサイドで入れたクロスを中央のベルヘッシオがフリックし、このボールに反応したイスコがシュートを突き刺してリードを広げた。
▽2点ビハインドを追う状況となったローマだが、すぐさま1点を返す。37分、デ・ロッシのフィードからボックス左に抜け出したフロレンツィが頭で中央に折り返すと、これをフリーで受けたトッティが確実にネットを揺らした。さらにガルシア監督は、このゴールの直後にタッデイを下げてジェルビーニョを投入。フロレンツィをトップ下に移した[4-2-3-1]の布陣で同点を目指したが、試合はカターニャの1点リードでハーフタイムを迎えた。
▽迎えた後半、1点のリードを得るカターニャがローマの攻撃を抑えて得点を奪いにいく。すると56分、ボックス手前からレトが左足で放った強烈なシュートはGKデ・サンクティスに防がれたが、こぼれ球をベルヘッシオが押し込んで3点目を奪った。
▽1月のユベントス戦以来となる今季のセリエAで2度目の3失点を喫したローマ。苦しい展開を迎えたガルシア監督は、カスタンとリャイッチを下げてベナティアとバストスをピッチに送り出し、何とかこの苦境を跳ね返しにかかった。66分にはボックス手前からバストスが強烈なミドルシュートを放ったが、これはGKフリスンのファインセーブに止められる。
▽ジェルビーニョの突破からチャンスを見出すローマだが、ゴールをこじ開けることができない。そして79分、ボックス手前からバリエントスに素晴らしいミドルシュートを決められて4失点目を喫した。結局、試合はこのまま終了。リーグ最小失点を誇るローマが、4失点で最下位に完敗した。この結果、ユベントスの3連覇が決定している。一方のカターニャは奇跡の残留に向けて弾みの付く金星。次節に勝ち点5差の17位ボローニャとの直接対決を迎える。
▽怒涛の9連勝を飾るローマだが、今節で引き分け以下に終わると、翌日に試合を控えるユベントスの結果を待たずして王者の3連覇を許してしまう状況だった。対するカターニャは今節で勝利を逃せば、同時刻に試合を行う17位ボローニャや16位キエーボの結果次第で降格が決定する。ローマはスクデット、カターニャは残留という互いの目標に僅かな望みをつなげるためにも勝利が求められた。
▽カターニャがホーム席の一部を5ユーロ(約700円)で開放したことで、まずまずの観客がスタンドに入った一戦。そのホームチームがサポーターの後押しを受けて立ち上がりから積極的な動きを見せる。対するローマは落ち着いてボールを動かし、試合のペースを握りにかかった。
▽集中した守備でローマの攻撃を凌ぐカターニャは26分、勢い抜群のカウンターでローマゴールをこじ開けた。自陣でボールを奪って縦に素早くボールを運ぶと、最後はレトのヒールでの落としを受けたイスコが左足のシュートをゴール右隅に突き刺してカターニャが先制した。
▽待望の先制点を奪ったカターニャの勢いは止まらない。34分、再びカウンターでL・カストロが左サイドを持ち上がると、右アウトサイドで入れたクロスを中央のベルヘッシオがフリックし、このボールに反応したイスコがシュートを突き刺してリードを広げた。
▽2点ビハインドを追う状況となったローマだが、すぐさま1点を返す。37分、デ・ロッシのフィードからボックス左に抜け出したフロレンツィが頭で中央に折り返すと、これをフリーで受けたトッティが確実にネットを揺らした。さらにガルシア監督は、このゴールの直後にタッデイを下げてジェルビーニョを投入。フロレンツィをトップ下に移した[4-2-3-1]の布陣で同点を目指したが、試合はカターニャの1点リードでハーフタイムを迎えた。
▽迎えた後半、1点のリードを得るカターニャがローマの攻撃を抑えて得点を奪いにいく。すると56分、ボックス手前からレトが左足で放った強烈なシュートはGKデ・サンクティスに防がれたが、こぼれ球をベルヘッシオが押し込んで3点目を奪った。
▽1月のユベントス戦以来となる今季のセリエAで2度目の3失点を喫したローマ。苦しい展開を迎えたガルシア監督は、カスタンとリャイッチを下げてベナティアとバストスをピッチに送り出し、何とかこの苦境を跳ね返しにかかった。66分にはボックス手前からバストスが強烈なミドルシュートを放ったが、これはGKフリスンのファインセーブに止められる。
▽ジェルビーニョの突破からチャンスを見出すローマだが、ゴールをこじ開けることができない。そして79分、ボックス手前からバリエントスに素晴らしいミドルシュートを決められて4失点目を喫した。結局、試合はこのまま終了。リーグ最小失点を誇るローマが、4失点で最下位に完敗した。この結果、ユベントスの3連覇が決定している。一方のカターニャは奇跡の残留に向けて弾みの付く金星。次節に勝ち点5差の17位ボローニャとの直接対決を迎える。
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