リードを守ったエスポラーダ北海道が準決勝進出《PUMA CUP 2013》

2013.03.15 14:19 Fri
▽代々木第一体育館で15日に行われたPUMA CUP 2013(第18回全日本フットサル選手権大会)、準々決勝第一試合のエスポラーダ北海道vsデウソン神戸は、6-3でエスポラーダ北海道が勝利した。Fリーグに所属するチーム同士の一戦は、前半11分に左サイドでボールを受けたFP水上がGKとの一対一を制してエスポラーダ北海道が先制する。すると、20秒後にはエスポラーダ北海道が高い位置でボールを奪うとFP鈴木がネットを揺らしてリードを広げた。劣勢となったデウソン神戸だったが、12分にFP西谷が華麗なステップワークから相手をかわしてシュートを決め、1点差に詰め寄った。

▽迎えた後半は、激しい点の奪い合いとなる。後半2分にFP岡崎のゴールでデウソン神戸が同点とする。しかし、その30秒後に鈴木のゴールでエスポラーダ北海道が勝ち越しに成功すると、4分にはFP室田祐のゴールでエスポラーダ北海道が4-2と再び2点差とした。10分には山蔦のゴールでデウソン神戸が1点差に詰め寄るも、16分にエスポラーダ北海道の鈴木がハットトリックを達成。直後にデウソン神戸はGK冨金原をFP江藤に代えてパワープレーを行ったが、逆に水上にこの日2点目のゴールを許して勝利あり。試合はそのまま終了し、北海道が一度もリードを許すことなく6-4で勝利して準決勝進出を決めた。
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ヴィッセル神戸でも活躍し、ガンを患うも復帰したデウソン神戸の鈴村拓也が現役引退「全ての方々に本当に感謝しています」

▽19日にSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第33節のデウソン神戸vs府中アスレティックFCがグリーンアリーナ神戸で行われ、1-4で府中が勝利した。 ▽試合後、ヴィッセル神戸でもプレーし、その後フットサルに転向。日本代表としてもプレーし、2012年に上咽頭ガンを患うも現役復帰を果たしたFP鈴村拓也が引退セレモニーを行った。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/fnews20170219_9_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)DEUCAO KOBE<hr></div><span style="font-weight:700;">◆FP鈴村拓也(デウソン神戸)</span> 「今日は多くの方々に来ていただき本当にありがとうございます。最終節がプレーオフを争う府中との試合にできればと思っていましたが、府中の方が一枚上手でこのようなかたちになり、今日も結果は残念ながら負けてしまいました。府中の皆様、プレーオフ頑張ってください」 「ぼくが神戸に来たのは、高校卒業後サッカーでヴィッセル神戸へ入団をした20年前の2月、神戸に住むことになりました」 「その後、サッカー選手からフットサル選手になり、フットサル日本代表にも選んでいただき、またフットサルのスペインリーグでも4シーズンプレーすることができました。そして、また神戸へ戻ってくることができ本当に嬉しく思っています」 「デウソン神戸でプレーする中、2012年に上咽頭ガンになりました。復帰を目指して頑張るの一言を自分自身にずっと言い続けて、また思ってきました。その復帰の舞台を作ってくださったのは、デウソン神戸をはじめFリーグ、フットサル、サッカー、フットボールファミリーが僕に戻る場所を作ってくれました。僕は目標に突き進むだけだと心に誓い、全力で自分のやるべきことに取り組むことができました。その場所を作ってくださった、デウソン神戸の選手、スタッフ、関わる全ての方々に本当に感謝しています。ありがとうございました」 「僕のプロサッカー選手としてのキャリアのスタートは、隣のユニバー競技場でJリーグデビューをさせていただきました。フットサルに転向をして初めてフットサルシューズを履いてプレーしたのは、ここグリーンアリーナでした。ガンから復帰後プレーしたのもここグリーンアリーナ。そして今日、最終戦を迎えたのもグリーンアリーナです。ぼくにとってはここが聖地です。ここから始まり、ここでリスタートし、そして最後を迎えられました。たくさんの方々のご協力、支え、声援、皆様の力があったからこそ今の僕がいます。最後になりましたが、本当に長い現役生活を支えていただき、応援していただき本当にありがとうございました」 2017.02.19 21:19 Sun

がんを乗り越えプレーを続けた元フットサル日本代表のデウソン神戸FP鈴村拓也が今シーズン限りで現役引退《ゼビオFリーグ》

▽Fリーグのデウソン神戸は3日、元フットサル日本代表FP鈴村拓也(38)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。 ▽鈴村は、四日市中央工業高校出身で、1997年にヴィッセル神戸に入団。2年間プレーし、J1で6試合に出場した。 ▽退団後は合同トライアウトを受けたものの契約に至らず。2000年にフットサル選手に転向。すぐさま日本代表に招集された。 ▽フットサル転向後もキャリアを積むと、2005年にスペイン2部リーグでプレー。4シーズンプレーし、2009年にデウソン神戸へと移籍した。 ▽情熱的なプレースタイルで、デウソン神戸でもチームを牽引するも、2012年12月に上咽頭がんであることを告白。治療を行いながらトレーニングを続けると、2013年9月に実戦復帰。2014年9月にはFリーグ史上88人目の100試合出場を達成するなど、デウソン神戸の主力として活躍した。 ▽鈴村は引退について、クラブを通じてコメント。感謝の気持を述べるとともに、今後も様々なチャレンジをしていくことを明かした。 「この度、今シーズンをもちましてフットサル選手としての現役を引退することを決断しました。8年間デウソン神戸に在籍して多くの経験と喜びをフットサル人生を通じて感じることができました。また2012年からは病気を患い、それでもフットサルの現役選手として復帰することができ、さらに多くの経験を与えて頂きました。今後はさらにフットサル界を盛り上げるべく、様々なチャレンジをしていきたいと思います。今シーズン最後まで応援宜しくお願い致します」 2016.10.03 14:13 Mon
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