「笑いの神に愛されすぎ」GKまで抜いたのにまさかの結末…味方のゴールも項垂れる姿にリバプールファンが反応「全てが愛おしい」「応援しがいがある」

2023.10.27 12:05 Fri
この試合で2ゴール目を逃したダルウィン・ヌニェス
Getty Images
この試合で2ゴール目を逃したダルウィン・ヌニェス
ヨーロッパリーグ(EL)で3連勝スタートを切ったリバプールだが、試合のワンシーンが大きな話題を呼んでいる。26日、ELグループE第3節でトゥールーズと対戦したリバプール。FWジオゴ・ジョタのゴールでいきなり先制すると、一度は同点に追いつかれるもMF遠藤航のゴールで勝ち越し。その後はFWダルウィン・ヌニェス、MFライアン・グラフェンベルフ、FWモハメド・サラーが得点を重ね、5-1で勝利した。
盤石のスタートを切り、快勝に大きな喜びを見せたリバプールだが、とあるシーンが話題だ。

それは65分のシーン。相手DFをボックス手前でかわしたダルウィン・ヌニェスがそのままボックス内に持ち込み、GKと一対一に。そのGKも難なくかわし、無人のゴールへ流し込むことに。誰もが4-1にリードを広げたと思った。

しかし、ダルウィン・ヌニェスは転がさずに強いシュートを選択。すると、右ポストにシュートが直撃し空っぽのゴールに決められない大失態。そのまま顔を覆い、項垂れていた。
ちなみにプレーは続いており、拾ったグラフェンベルフが落ち着いて蹴り込み、結果としては4点目を奪ったが、さらにダルウィン・ヌニェスは項垂れてしまった。

前半に1ゴールを奪っていただけに、大きすぎるチャンスを逸したダルウィン・ヌニェス。ユルゲン・クロップ監督は試合後に「彼のシュートがポストを叩いたシーンなどどうでも良いんだ」と擁護したが、ファンは大きく反応した。

「全てが愛おしい」、「笑いの神に愛されすぎてる」、「喜べないヌニェス」、「いつも通りだ」、「ヌニェス師匠だ」、「人間味があって良い」、「応援しがいがある」とコメントを寄せている。

それ以外のパフォーマンスが良く、チームも勝ったから笑い話になっているが、結果次第では大きく叩かれる可能性も。それでも愛おしさが出るヌニェスは支えられ続けるだろう。

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「今日のコントロールは適切ではなかった」苦戦したリバプール、クロップ監督は勝利に繋がる試合中の修正に言及「60分後に気がついた」

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、シェフィールド・ユナイテッド戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 4日、プレミアリーグ第31節でリバプールはホームにシェフィールド・ユナイテッドを迎えた。 敗れれば首位陥落となってしまう一戦。試合は17分にダルウィン・ヌニェスのゴールで先制するも、後半にオウンゴールで失点。苦しい展開となって居た中、徐々に盛り返し始めると、76分にアレクシス・マク・アリスターが衝撃的なミドルシュートを叩き込み勝ち越しに成功。90分にはコーディ・ガクポもネットを揺らし、3-1で勝利を収め首位を守った。 なかなかペースが上がらなかった試合。立ち上がりにセットプレーから立て続けにピンチを迎えるなど苦戦した中で、クロップ監督はチームに求めたプレーでのヌニェスの先制ゴールを称えた。 「監督として、自分が理解したように勝ち方を受け止めなければならない。すでに5-0で勝っている状況なら良かったが、それは難しいこと。我々はこれまでで一番好きなゴールの1つで1-0とした」 「ストライカーとしてそういうことが必要な事もあると思う。私は彼に相手にプレスをかけることをよく求めているが、この種のゲームは難しい。低いブロック、明らかに彼らのセットプレーが難しいことを学んだのは、1-0でリードできたかもしれない20秒後だった」 「それはまた本当に興味深いことだった。そして次のCKで再びボールが通過し、誰もいない遠いポストを通過した。神に感謝する。そうでなければ、再び大きなチャンスがあったはずだ」 ピンチをなんとか凌いだ中でもチームは苦戦。必要な戦い方に気がついたのは60分過ぎだったという。 「そこからは明らかに我々が試合をコントロールできたが、フットボールの試合をコントロールするには様々な方法があり、今日の我々のコントロールの仕方は適切なものではなく、創造力が十分ではなかった」 「私が正しければ、カウンターアタックさえせず、今ではチャンスが次から次へと訪れることなど予想もして居なかった。選手たちにカウンタープレスを求めていれば、どうせボールを奪い返して居たのでその必要はなかったが、そういう瞬間すらなかった」 「何をしなければいけないか60分後にわかった。加速しなければならず、スピードを上げなければならず、オーバーラップしなければならず、アンダーラップしなければならなかった。それが我々が突然やったことだ」 「ロボ(アンドリュー・ロバートソン)が常にラインを下りていくという動きは本当に役に立った。そこが問題であり、リズムを掴むのが難しい試合だったが、良いリズムを掴むべきだった。それが60分以降に得られたものだった」 「明らかに勝ち越すには、マッカ(アレクシス・マク・アリスター)のゴールが必要だったが、3点目はまさにそうなるべき瞬間だった。ロボの全速力、素晴らしいクロス、センセーショナルなヘッド。そして我々は試合に勝利した」 後半途中からはペースを握れたリバプール。ただ、この先の優勝を懸けたシーズン終盤んお戦いの中では似たような状況も起こる可能性はある。ただ、チームは選手たちが戻って来ているため良い戦いがこの先はできるだろうと振り返った。 「結局のところ、全てが良かった。次、同じような課題にいつ直面するか分からない。おそらく他の全ての試合、特に次の試合は今とは異なるだろう」 「選手たちはとてもポジティブで、カーティス(・ジョーンズ)が戻り、ロボは3日ほど練習し、本当に助かった。ハーヴェイ(・エリオット)もだ。コーディ(・ガクポ)はアウトではなかったが、本当に良い試合をしたし、彼もそれを必要としていた」 「本当に満足しているし、明らかにチームに貢献した。今日私が知る限り、すでにケガをした人間はいない。回復が始まっており、再び出発する」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】序盤はピンチの連続も衝撃のゴールでリバプールが勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Mfh46oO_mUY";var video_start = 5;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.05 10:40 Fri

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カルチョきっての名将であるマルチェロ・リッピ氏が、古巣アタランタの偉業を称えた。イタリア『トゥットスポルト』が伝えている。 アタランタは22日、ダブリン・アリーナで行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝でレバークーゼンと対戦し、3-0の勝利でクラブ史上初のEL優勝を成し遂げた。 戦前にはブンデスリーガ史上初の無敗優勝を成し遂げ、開幕から公式戦51戦無敗のレバークーゼン優位と見られたこのファイナル。しかし、蓋を開けてみれば、攻守両面の強度で大きく上回ったアタランタがFWアデモラ・ルックマンのトリプレッタの活躍によって完勝となった。 ユベントスで通算5度のスクデット、1度のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げ、イタリア代表では2006年ドイツ・ワールドカップ制覇に導いた76歳の名将は、そのユベントスでの成功の数年前となる1990年代初頭に短期間ながらラ・デアを指揮した経験を持つ。 そして、その古巣の偉業を受けて「アタランタがヨーロッパの頂点に立つのを見ることができた。このことは、私に大きな影響を与えてくれた。私はラ・デアの環境、クラブ、監督をとても尊敬している。そのすべてが素晴らしかった」と、クラブに関わった一人として我がことのように喜びを示した。 さらに、「現時点でアタランタはイタリアで最高のフットボールをプレーするチームであり、イタリアで最も強いチームだ」と、称賛を惜しまず。 また、自身がユベントスのトップチームを率いた時代にプリマヴェーラを指揮し、アタランタに栄光をもたらしたジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督に対しては、「ガスペリーニはユーベのプリマヴェーラ時代から非常に優れていた」と、その手腕を改めて称賛している。 2024.05.23 23:00 Thu

「僕らはアタランタの歴史の中にいる」、EL初制覇に貢献した殊勲エデルソンがチーム誇る

アタランタ悲願のヨーロッパ制覇に貢献したブラジル代表MFエデルソンが、会心の一戦を振り返った。 アタランタは22日、ダブリン・アリーナで行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝でレバークーゼンと対戦し、3-0の勝利でクラブ史上初のEL優勝を成し遂げた。 戦前にはブンデスリーガ史上初の無敗優勝を成し遂げ、開幕から公式戦51戦無敗のレバークーゼン優位と見られたこのファイナル。しかし、蓋を開けてみれば、攻守両面の強度で大きく上回ったアタランタがFWアデモラ・ルックマンのトリプレッタの活躍によって完勝した。 その優勝の立役者がルックマンであることは間違いないが、全員が強烈な輝きを放った中、とりわけ眩い輝きを放っていたのが、MFトゥン・コープマイネルスとボランチでコンビを組んだブラジル代表MF。 試合後の驚異的なヒートマップが示したように、攻守両面でピッチのほぼ全域をカバーしたエデルソンは、相手のボランチコンビに加え、攻撃のキーマンであるMFフロリアン・ヴィルツやDFジェレミー・フリンポンらアタッカー陣も完封する傑出したパフォーマンスを示した。 同試合後、殊勲のボランチはイタリア『スカイ・スポルト』で喜びを露わにした。 「とても嬉しいよ。ブラジル代表にも招集され、今はヨーロッパリーグを制することができた。信じられないよ。僕らはリバプール戦、マルセイユ戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた。レバークーゼンがどれほど優れたチームであるかは理解していたけど、ここに来てアグレッシブに戦うつもりだったし、全力を尽くした」 「このメダルは言葉では言い表せないほど素晴らしいものさ。僕らは不滅の存在となり、アタランタの歴史の中にいるんだ」 この試合ではDFマッテオ・ルッジェーリらと共に右のシャドーに入ったフリンポンと対峙する機会も多かったエデルソン。その対戦相手は準決勝のローマ戦を含め、傑出したアジリティと爆発的な加速力によって無敗チームに質的優位性をもたらす存在となっていた。 その難敵を抑え込んだ秘訣について問われると、「彼はとても速い。僕はそれほど速く見えないかもしれないけど、必要なときは…。彼を先にスタートさせて、彼がストレートに走るか、ダイアゴナルに走るかを確認してから、なんとか彼の動きを遮ることができた。そこでは少し経験を活かす必要があったよ」と、経験、判断力を駆使して良い対応ができたと自負した。 今回の優勝に貢献した多くの主力同様に、2022年夏にサレルニターナから加入して以降、セレソンに初招集されるまでに成長した24歳MFは、「監督は、ある程度のスピードとパワーがあり、もっとアグレッシブになる必要があると言ってくれていた。今シーズンはハイプレスにも慣れてきたし、より攻撃的にもなれるようになって、それが自分のゲームに新たに加わったものなんだ」と、改めてジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の指導に対する感謝を語った。 なお、今回の活躍でさらに評価を高めたエデルソンに対しては、セリエAの強豪クラブやトッテナムといったプレミアリーグ勢の熱視線が寄せられている。 2024.05.23 17:00 Thu

EL優勝ならずのレバークーゼン、ジャカが連続無敗ストップにきっぱり…「最初から気にもしていなかった」

レバークーゼンのスイス代表MFグラニト・ジャカが肩を落とした。 今季のブンデスリーガに続くタイトルを目指して、22日のダブリンでアタランタとのヨーロッパリーグ(EL)決勝に挑んだレバークーゼンだが、0-3と完敗。相手のマンツーマンディフェンスに苦しむなかで、失点を重ね、欧州タイトルとはならなかった。 これで今季の公式戦連続無敗も51試合でストップしたが、フル出場したジャカは『RTL』でその件を気にもかけず、正直なところ、僕らは無敗記録なんて興味ない。最初からそんなの気にもしていなかったよ」ときっぱり。相手を素直に祝福した。 「試合が大事で、残念ながら、今日は決勝で負けてしまった。それもフットボールだ。昨日の僕らは難しい試合になるだろうと言った。アタランタを称賛する」 また、「決勝でうまくいかなかったというのが残念。この試合まではすごく良い感じだったけど、決勝でいつものプレーができなかった事実が試合の一部としてある。それを受け入れないといけない」と続けた。 今季初黒星でEL優勝を逃したレバークーゼンだが、今週末にはDFBポカール決勝が待つ。2冠締めなるか。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】アタランタvsレバークーゼン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mpj3lWCyXdc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.23 10:55 Thu

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