電撃的に今シーズン限りでの退任を発表した
バルセロナの
チャビ・エルナンデス監督。選手たちもその後に反応している。
27日、ラ・リーガ第22節でバルセロナはビジャレアルをホームに迎えた。24日にはコパ・デル・レイのアスレティック・ビルバオ戦で4-2で敗れるなど、ピリッとしないバルセロナ。ホームにビジャレアルを迎えた中、2点を先行される展開となる。
しかし、ハーフタイムに3枚替えを敢行するなどし、後半に入り3連続ゴールで逆転。勝利かと思われた中、その後に3失点。長いアディショナルタイムに2失点を喫し3-5で惨敗した。
試合後、妻も見守る中記者会見に臨んだチャビ監督は、「6月30日にバルセロナの監督を辞めると伝えた。チャンピオンズリーグをたとえ優勝したとしても変わらない」と語り、チームをさることを発表した。
思わぬ発表に衝撃が走った中、選手たちも反応。チャビ監督から陶酔を受けるも、今シーズンは重傷により離脱している
ガビはすぐに反応。インスタグラムのストーリーズで「いつだって、死ぬまで一緒だよ。ミスター」と投稿。チャビ監督との2ショットで反応した。
また、オランダ代表MF
フレンキー・デ・ヨングも反応。自分たちの責任だと語ったとスペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。
「もちろん、監督とコーチングスタッフはとても素晴らしい仕事をしており、全幅の信頼を置いている。これは僕たち選手のせいだ」
「全ての条件が揃っているのに結果が出ないのであれば、それは僕たちの責任なんだ」
多くの選手が自己批判的なコメントをする中、今シーズン加入したポルトガル代表DF
ジョアン・カンセロも続いている。
「責任は僕たちだけのもの。チームメイトは良かったけど、僕は(この試合)最悪だった。実を言うと、僕のキャリアの中でも最悪の45分間だったと思う」
「でも、僕は明日も練習する。フットボールの良いところは、水曜日に次の試合があると言うことだ。できれば勝ち点3を獲得したい」
退任が決定したチャビ監督。クラブとの別れは避けられなくとも、残りシーズンで選手たちが奮起し、成功で終わることができるだろうか。
