消極的な移籍市場にラツィオのウルトラスが激怒の声明「いつもの馬鹿げた動きを見ていた」

2022.02.02 12:39 Wed
Getty Images
ラツィオのウルトラスが冬の移籍市場におけるクラブの振る舞いに対して、怒りを表明した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

今冬の移籍市場では、ユベントスがセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチやスイス代表MFデニス・ザカリア、インテルがドイツ代表MFロビン・ゴセンスやエクアドル代表FWフェリペ・カイセド、ローマがイングランド代表MFエインズリー・メイトランド=ナイルズやポルトガル代表MFセルジオ・オリベイラを獲得するなど、セリエA上位クラブが積極的な動きを見せた。
一方で、現在リーグ8位につけるラツィオはヴェダト・ムリキやモハメド・ファレスリザ・ドゥルミジら多くの選手をレンタルの形で放出しながら、補強はスポルティング・リスボンからカーボベルデ代表FWジョヴァネ・カブラルを買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得するにとどまっており、マウリツィオ・サッリ監督の希望していたサイドバックや中盤の補強は実現しなかった。

このクラブの動きに対してはサッリ監督も大いに失望し怒りを感じていると報じられているが、ウルトラスも同様に怒りを露わに。木曜日の午後にチームの練習場で抗議行動を起こすと声明を出しており、クラブへの不満を明確にした。

「SNSに書きこむのではなく、スタジアムで、練習場で直接抗議しなければならない」
「我々はいつもの馬鹿げた、行き当たりばったりの移籍市場を座ったままで見なければならなかった。このクラブの存在なんてしてもいないプロジェクトによる動きをだ」

「ラツィオは我々のものであり、クラブを運営する者たちのものではない! 2月3日の13時、(練習場がある)フォルメロの門の前で、自分たちのファンを大切にしようともしないこのクラブに対して、あらゆる嫌悪感を叫ぼう」

「チケット代の高騰に始まり、冬の移籍市場でチームを弱体化させたことについて、我々は叫ぶ。決して一歩も引くつもりはない…我々のラツィオに手を出すな!」

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唸る左足、ベスト4以上を目指すスイスに熱を伝播させる闘将/グラニト・ジャカ(スイス代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■スイス代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループI・2位 監督:ムラト・ヤキン <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFグラニト・ジャカ(レバークーゼン) 1992年09月27日(31歳) ボルシアMG、アーセナルでプレーしていたジャカ。アーセナルではキャプテンを務めた時期もあった一方で、一時は難しい立場になるも、2022-23シーズンは優勝を争う原動力の1人となった。 しかし、本人は7年を過ごしたクラブを離れ、レバークーゼンに加入。すると、ブンデスリーガ33試合に出場し無敗での初優勝に貢献すると、ヨーロッパリーグでも決勝進出に貢献するなど、飛躍のシーズンとなった。 前回大会はベスト8に進出したスイスにおいて、10番を背負うジャカに期待されるのはそのキャプテンシー。かつてはその熱くなりやすい性格が仇となり、レッドカードをもらうシーンも多かったが、精神的に大人になったジャカはその熱量をパワーに変え、チームを引っ張る力にしている。 グループ内では2位を争うことになりそうだが、前回大会以上を目指すことは当然。今シーズンも見せたその左足から繰り出される弾丸ミドルにも注目が集まる。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《22:00》 【A】ハンガリー代表 vs スイス代表 ▽6月19日(水) 《28:00》 【A】スコットランド代表 vsスイス代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スイス代表 vs ドイツ代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ヤン・ゾマー(インテル/イタリア) 12.イボン・ムボゴ(ロリアン/フランス) 21.グレゴール・コベル(ドルトムント/ドイツ) DF 2.レオニダス・ステルギウ(シュツットガルト/ドイツ) 3.シルヴァン・ヴィドマー(マインツ/ドイツ) 4.ニコ・エルベディ(ボルシアMG/ドイツ) 5.マヌエル・アカンジ(マンチェスター・シティ/イングランド) 13.リカルド・ロドリゲス(トリノ/イタリア) 15.セドリック・ツィズガー(ヴォルフスブルク/ドイツ) 22.ファビアン・シェア(ニューカッスル/イングランド) MF 6.デニス・ザカリア(モナコ/フランス) 8.レモ・フロイラー(ボローニャ/イタリア) 10.グラニト・ジャカ(レバークーゼン/ドイツ) 11.レナト・シュテフェン(ルガーノ) 14.シュテファン・ツバー(AEKアテネ/ギリシャ) 16.ヴァンサン・シエロ(トゥールーズ/フランス) 17.ルベン・バルガス(アウクスブルク/ドイツ) 20.ミシェル・エビシェア(ボローニャ/イタリア) 23.ジェルダン・シャキリ(シカゴ・ファイアー/アメリカ) 24.アードン・ヤシャリ(ルツェルン) 26.ファビアン・リーダー(スタッド・レンヌ/フランス) FW 7.ブリール・エンボロ(モナコ/フランス) 9.ノア・オカフォー(ミラン/イタリア) 18.クワドウォ・ドゥア(ルドゴレツ/ブルガリア) 19.ダン・エンドイエ(ボローニャ/イタリア) 25.ゼキ・アムドゥニ(バーンリー/イングランド) <span class="paragraph-title">【動画】ジャカの左足から繰り出される衝撃のミドル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Q20dpA7wt1w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 18:00 Sat
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ユベントスがナンデス獲得に動く! アルトゥールの去就に影響も…

ユベントスがカリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(26)の獲得に動くようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏など複数メディアが報じている。 今冬の移籍市場でセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチを獲得したほか、ボルシアMGのスイス代表MFデニス・ザカリアの獲得をほぼ決定的なものとしているユベントス。 ここに来てウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクール、スウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキのトッテナムへの売却交渉も進む中、クラブは3人目の補強としてナンデスの獲得に動くようだ。 豊富な運動量、球際の強さ、リーダーシップ、推進力を併せ持つカリアリの主力MFは、以前からインテルが熱視線を注ぐなど国内屈指の実力者。マッシミリアーノ・アッレグリ監督もクオリティ不足の中盤を強化するに適した人材として獲得を望んでいるようだ。 そして、ユベントスとカリアリは現在、U-20ブラジル代表FWカイオ・ジョルジのレンタル交渉と並行する形で、ナンデスの交渉を行っているようだ。 両者はレンタル移籍を基本線にカリアリサイドは、2019年の獲得時にボカ・ジュニアーズと結んだリセール時の移籍金10%の支払いを含め、レンタル契約終了後の買い取り義務を要求している模様。この部分が交渉の肝となりそうだ。 なお、仮にナンデスのユベントス移籍が確定した場合、アーセナル行きの可能性が取り沙汰されるブラジル代表MFアルトゥール・メロの去就にも動きがあるかもしれない。 2022.01.31 01:03 Mon
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ザカリアが右ハムストリングのケガで残り3試合を欠場…ユーロ出場も不安視

モナコのスイス代表MFデニス・ザカリアが、今シーズンの残りの試合を欠場するようだ。チームを率いるアディ・ヒュッター監督が明かした。 昨夏にユベントスから加入したザカリアは、すぐに守備的MFで定位置を確保し今季はここまで公式戦28試合に出場し4ゴールを記録していた。 2日に行われた公式会見に臨んだヒュッター監督は、「ザカリアはトレーニング中にピッチで足を滑らせ、右太もものハムストリングを痛めた。今シーズン終了まで試合に出られないだろうし、スイス代表での微妙なところだ」と、ザカリアの負傷を報告した。 2024.05.03 07:30 Fri
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ザカリアがチェルシーに別れ 「大変な時間だったけど…」

スイス代表MFデニス・ザカリア(26)がチェルシー退団を認めた。 昨夏に買取オプション付きの1年ローンで加入したザカリアだが、ケガもあり、公式戦を通じても11試合の出場(1ゴール)のみに。チームも昨夏と今冬の超大型補強に2度の監督交代を決行したが、プレミアリーグでは移行後のクラブワーストとなる44ポイントの12位フィニッシュに終わった。 そうして来季からマウリシオ・ポチェッティーノ新監督のもとで復権を期すチェルシーだが、来る夏では膨れ上がったスカッドの整理がまず解決すべき課題に。そこでまず注目どころだったレンタルプレーヤーの動向だが、ジョアン・フェリックスとともに、ザカリアも返却が濃厚視される。 となれば、ユベントスに戻ることになるザカリアは自身のSNSで別れの言葉。「大変な時間だったけど、みんなはいつだって僕を後押ししてくれた。サポートしてくれたみんな、ありがとう! 美しい思い出にフォーカスを当てよう」とサポーターに感謝の意を表した。 2023.06.02 10:55 Fri
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ウェストハムはなぜライスの後釜を確保できない? 開幕目前で今夏の補強ゼロ…新SDに現場サイドが不信感

ウェストハムの内部が混乱しているようだ。イギリス『サン』が伝えている。 ウェストハムは今夏、キャプテンであり、攻守の要だったイングランド代表MFデクラン・ライスをアーセナルへ売却。今夏の流出は早い段階から想定できていたはずだが、候補の名こそ挙がれど、現在まで確保できていない。 ライスの売却によって1億500万ポンド(約191億4000万円)を稼ぎ、かねてより経営状況も安定。にもかかわらず後釜を確保できていないのは新スポーツ・ディレクター(SD)としてティム・シュタイテン氏が就任した影響とみられている。 今年3月までレバークーゼンのスカウト責任者を務め、ウェストハム行きが決定する前はリバプールやトッテナムからも声がかかっていたとされるシュタイテン氏。ウェストハムのSD就任にあたり、クラブの筆頭株主の1人から「健全経営を守れ」と厳命されていたという。 これ自体はもちろん素晴らしいことであり、シュタイテン氏の理念も「有望な若手を安価で獲得し、即戦力に育て上げる」というものとのこと。上層部にとってシュタイテン氏は理想的な人材に映っていることだろう。 一方で、現場サイドの不満は募るばかり。デイビッド・モイーズ監督らコーチ陣はプレミアリーグで実績を持つ即戦力を望んでおり、フルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)らライスの後釜候補の獲得に失敗し続けるシュタイテン氏の手腕を疑問視しているとのことだ。 ライス売却によって足元をみられ、要求額を釣り上げられているというシュタイテン氏とウェストハム。パリーニャ以外にもチェルシーのイングランド代表MFコナー・ギャラガー(23)、サウサンプトンのイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズ(28)の獲得に失敗したといわれている。 また、12日にプレミアリーグ開幕を控え、今夏の補強はまさかのゼロ。マンチェスター・ユナイテッドからイングランド代表DFハリー・マグワイア(30)、ユベントスからスイス代表MFデニス・ザカリア(26)らの獲得も目指しているとされるが、シュタテイン氏は誰ひとりとして交渉をまとめられていない。 上層部の意向で補強資金の提供が乏しいのかもしれないが、現場サイドの不満がシュタイテン氏に向けられても仕方のない状況となっている。 2023.08.03 16:57 Thu

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「これは愛の物語だ」8年過ごしたラツィオ退団のルイス・アルベルトが感謝のメッセージ「永遠の都は故郷になった」

元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)が、ラツィオファンに対して別れのメッセージを送った。 ルイス・アルベルトは2016年夏にラツィオへ加入。在籍8年で公式戦307試合出場52ゴール79アシストを記録しており、攻撃の中心として活躍すると2018-19シーズンにはコッパ・イタリア優勝にも貢献した。 今シーズンも公式戦44試合5ゴール11アシストの成績を残していたが、今年4月に退団希望を表明。11日に、カタールのアル・ドゥハイル移籍が発表された。 8年を過ごしたクラブに別れを告げることとなったルイス・アルベルトは、自身のインスタグラムを更新。ファンに対しての感謝を述べている。 「僕たちはみんなに物語を伝えたい。これは愛の物語だ。カディス近郊の小さな村から、23歳でローマにやってきたスペイン人の青年が、まさか『魔術師』と呼ばれるまでになるとは想像もしていなかった」 「ラツィオのユニフォームを着た8シーズン、すべての試合、すべてのトレーニングに情熱と献身を注いできた8年間だった。時が経つにつれ、永遠の都(ローマ)は青年にとっての故郷となり、スタディオ・オリンピコは家となった」 「どんなラブストーリーもそうであるように、困難な瞬間、強さを試されるケガ、心の傷のように痛ましい敗戦もあった。でも、人生と同じように愛を忘れられない瞬間もあったんだ」 「家族とともに、青年はピッチで学び、人生も学んだ。妻と子供たちはラツィオを胸に抱いて育ち、毎試合の人々の激しさでフットボールが単なるスポーツではないと理解した」 「今、ラツィオの歴史の一部であるという満足感とともに、素敵な思い出、多くの友人、素晴らしいチームメイト、そして素晴らしいファンたちを残して去る。今までありがとう。フォルツァ・ラツィオ」 2024.06.12 11:25 Wed
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鎌田大地に新情報、クリスタル・パレスのメディカルチェックの第一段階を完了とロマーノ砲

日本代表の活動に参加中のMF鎌田大地(27)が、クリスタル・パレスのメディカルチェックを済ませたという。 2023-24シーズンはセリエAに初挑戦。ラツィオでのプレーを選択した鎌田だったが、獲得を臨んだマウリツィオ・サッリ監督の下では苦しい戦いを続けることに。しかし、イゴール・トゥドール監督が就任すると、一気に信頼を得てレギュラーポジションを確保。パフォーマンスも上がっていった。 ラツィオとの契約は1年しかなく、オプションで3年間の延長がついていた中、一時は対談に傾いていた気持ちも残留することを決意。しかし、クラブとの交渉が上手くいかず、退団を選ぶこととなった。 新天地はフランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスが濃厚に。そんな中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が「独占情報」として新情報を提供した。 ロマーノ氏によれば、鎌田はクリスタル・パレスの入団に向けた最初のメディカルチェックを完了したとのこと。フリーエージェントでの加入となり、2年契約を結ぶという。 さらに得意の「Here we go」を控えめに出し、「to be confirm soon.(すぐに確定する)」としている。 現在鎌田は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表の活動に参加中。一体どのタイミングでメディカルチェックに合格したのかは不明だが、代表活動終了後にはクリスタル・パレスとのサインが待っていることは間違いなさそうだ。 2024.06.11 00:10 Tue
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鎌田大地はクリスタル・パレスと2年契約か? ラツィオに「単年契約を望んだ」と明かした中での驚きの詳細

ラツィオからの退団を明言した日本代表MF鎌田大地(27)だが、その行き先はクリスタル・パレスが濃厚。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、最新情報を提供した。 鎌田はフランクフルトを退団した昨夏、紆余曲折を経てラツィオに加入。1年契約+3年間の延長オプションというイレギュラーな契約内容で、セリエAに挑戦した。 期待が寄せられて臨んだシーズンだったが、マウリツィオ・サッリ監督の下では徐々に構想外となり輝きを放てず。しかし、サッリ監督が辞任し、イゴール・トゥドール監督が就任すると評価は一変。ボランチとしての才能を見出され、シーズン終盤はセリエAでは全試合に先発出場するなど、輝きを取り戻した。 鎌田本人は、当初は移籍の可能性もあった中で「残留するつもりでいた」と考えを変えていたことを明かしたが、クラブとの交渉が決裂。「僕は単年契約だけを望んでいました。お金は十分もらっているので、要求していません」と、自身のスタンスを示したが、交渉がうまくまとまらなかった。 鎌田も「100%ラツィオを離れる」と退団することは認めた中、新天地については言及せず。それでも、フランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督が率いるクリスタル・パレス行きが濃厚だ。 そんな中、ロマーノ氏は最新情報を提供。鎌田とクリスタル・パレスの契約内容が明らかになったとし、「契約は2026年6月まで有効」と、2年契約になるとし、「日本人MFはオリバー・グラスナーと2年契約で再会することになり、近々メディカルチェックが行われるのを待っている状態だ」と伝えている。 鎌田は日本代表として2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に臨むが、代表活動が終わる11日以降にメディカルチェックを受け、正式に契約を結ぶ可能性が高い。 2024.06.04 18:05 Tue
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鎌田大地やルイス・アルベルトが去るラツィオ、若返り図る中マルディーニ息子に関心か

日本代表MF鎌田大地の退団やイゴール・トゥドール監督の退任など、今夏は大きな変更が起こるラツィオ陣営。若返りの方針の中、レジェンドの息子に関心を寄せているという。 イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、ラツィオが関心を寄せているのはミランのMFダニエル・マルディーニ(22)。元イタリア代表DFでミラン一筋でプレーしたパオロ・マルディーニ氏の息子だ。 2023-24シーズンはモンツァへとレンタル移籍。セリエAで18試合に出場し4ゴールを記録。ミランへと復帰することになったが、そのミランは売却する可能性もあるとされている。 2025年夏に契約が切れるマルディーニ。ただ、ミランではポジションを確保は難しい状況。残り1年となり、ミランが売却するチャンスは今しかない。 800万ユーロ(約13億4000万円)程度と設定されている移籍金に対し、ラツィオは興味を示しているとのこと。ただ、ライバルもおり、フィオレンティーナやトリノも関心を持っているという。 ラツィオは鎌田の退団が確定的。さらに、元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)もカタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決まり、中盤が手薄になる状況だ。 2024.06.14 22:30 Fri
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ルイス・アルベルトもラツィオ退団へ アル・ドゥハイル移籍がほぼ確実か

元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)がラツィオを退団へ。 シーズン中から今夏の退団示唆が波紋を広げていたL・アルベルト。背番号10を背負って長年ラツィオの攻撃を司ってきた存在だけに、クラブ内外に小さくない動揺が広がった。 来季に向けてのラツィオは、電撃辞任のイゴール・トゥドール監督に代わり、今季エラス・ヴェローナでセリエA残留達成のマルコ・バローニ監督(60)を招へいすることが確実。 一方で、鎌田大地絡みの二転三転で忘れられかけていたL・アルベルトの去就に関し、こちらは以前より噂があったクラブへの移籍がほぼ確実に。カタールのアル・ドゥハイルだ。 イタリア『カルチョメルカート』によると、移籍金は1100万ユーロ(約18億6000万円)+ボーナス100万ユーロ(約1億7000万円)。ファブリツィオ・ロマーノ氏などは、数日以内のカタール渡航を伝えている。 2024.06.09 21:45 Sun

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