オリジがリバプールを1月退団か…ヒメネス代役探すウルブスも関心

2020.12.18 18:35 Fri
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リバプールのベルギー代表FWディヴォク・オリジ(25)に対して、ウォルバーハンプトンからも視線が注がれているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

2度のレンタル移籍期間もあったが、2014年からリバプールに籍を置くオリジ。2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝でリバプールを優勝に導く追加点を決め、大きな賛辞を浴びた。
しかし、チーム内でレギュラーの座を掴み切れておらず、今季はここまで公式戦7試合の出場のみ。チャンスを待つオリジだが、リバプールは来年1月の新天地行きを容認する可能性があるという。

そんなベルギー人アタッカーを巡り、ニューカッスル・ユナイテッドやクラブ・ブルージュ、ドルトムントが目を光らせているといわれるなか、ウォルバーハンプトンも興味を示し始めたようだ。

ウォルバーハンプトンは主砲のメキシコ代表FWラウール・ヒメネスが頭蓋骨骨折で戦線離脱。1月の移籍市場でレンタルを好ましい条件に掲げ、ヒメネスの穴埋めを目指しているとみられる。
なお、そのほかの代役候補として、バレンシアのウルグアイ代表FWマキシ・ゴメス(24)や大連一方のベネズエラ代表FWサロモン・ロンドン(31)も挙がっている模様だ。

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ノッティンガム・フォレストは21日、ウェールズ代表GKウェイン・ヘネシー(37)、元ブラジル代表DFフェリペ(35)、セネガル代表MFシェイフ・クヤテ(34)の退団を発表した。 通算109キャップのウェールズ代表としてまだ現役のヘネシーとクヤテはそれぞれ2022年夏に加入。かつてポルトやアトレティコ・マドリーでもプレーしたフェリペは昨年1月から加わった。 3選手はそれぞれ契約満了に伴う退団。ただ、フェリペに関しては今年3月に今季限りでの現役引退を表明しており、フォレストがキャリア最後のクラブとなった。 また、ポルトガル人DFヌーノ・タヴァレス(24)、アルゼンチン代表DFゴンサロ・モンティエル(27)、アメリカ代表MFジョバンニ・レイナ(21)、元ベルギー代表FWディヴォク・オリジ(29)、U-19ポルトガル代表FWロドリゴ・リベイロ(19)の5選手もローン契約満了により、退団する。 2024.05.21 18:35 Tue

フォレストにレンタル中のオリジ、1月にも退団か… MLSから関心

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デ・ケテラエル、オリジ、マルディーニ…ミラン“買取OP付き"レンタル放出組の将来は?

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ブンデス行き望むバロ=トゥーレ、ベルギーからのオファーは拒否か

ミランのセネガル代表DFフォデ・バロ=トゥーレ(26)はブンデスリーガ行きを希望しているようだ。 イタリア代表MFサンドロ・トナーリの売却で得た資金を巧みに使い、アメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチ、スイス代表FWノア・オカフォー、ナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼらを獲得するミラン。積極補強の一方で余剰戦力の放出にも力を入れており、現在はベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルスや同代表FWディヴォク・オリジがその対象になっている。 2021年夏にモナコから加入したバロ=トゥーレも今夏の退団が濃厚に。フランス代表DFテオ・エルナンデスの牙城を崩せず、昨シーズンはセリエAで10試合の出場にとどまったことから、選手側も出場機会を求めて移籍を希望している。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ベルギーのロイヤル・アントワープがミランとクラブ間合意に至ったものの、バロ=トゥーレが拒否した模様。選手はブレーメンから関心があることを把握しており、ブンデスリーガでのプレーを熱望している。 ただし、ブレーメンはすでに予算のほとんどを使い切っており、完全移籍のオファーは難しいとのこと。現在はレンタルでの獲得を打診中であり、ミラン側の回答が注目されている。 2023.08.30 16:10 Wed

ミランがタレミに2度目のオファー、拒否の場合は来年1月に再挑戦か

ミランがポルトのイラン代表FWメフディ・タレミ(31)に2度目のオファーをしたようだ。 今夏、アメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチやスイス代表FWノア・オカフォー、ナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼらを獲得しているミラン。一方で、ベルギー代表FWディヴォク・オリジが期待を裏切るセンターフォワードでは現在もフランス代表FWオリヴィエ・ジルーに頼る状態が続いている。 来月9月には37歳を迎えるジルーの負担を少しでも軽減すべく、ミランはポルトのタレミに着目。7月に移籍金1200万ユーロ(約19億円)+ボーナス300万ユーロ(約4億7000万円)のオファーを出したが、ポルトに拒否されていた。 イタリア『スカイ・スポーツ』によると、ミランはタレミ獲得を諦めず、2度目のオファーを提出した模様。新たなオファーは1500万ユーロ(約23億7000万円)であり、現在はポルトからの返答待ちとのことだ。 ポルトは以前よりタレミに2500万ユーロ(約31億6000万~39億5000万円)の値札をつけていたが、タレミが2024年6月までとなる契約延長を望んでいないこともあり、値下げに応じる可能性も。すでにミランとは個人間で大筋合意済みとも報じられ、仮にポルトからオファーを拒否された場合は来年1月にも獲得に動くとみられている。 タレミは2020年夏にポルトへ加入すると、すぐさま主軸に定着。昨シーズンは22ゴールを挙げてプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)得点王に輝き、メガクラブからの関心を集めていた。 2023.08.30 11:05 Wed

ウォルバーハンプトンの関連記事

ウルブス、ブラガのU-21ポルトガル代表WGロドリゴ・ゴメスを約25億円で獲得

ウォルバーハンプトンは12日、ブラガのU-21ポルトガル代表FWロドリゴ・ゴメス(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月までの5年間で、1年延長オプション付きとなっている。移籍金はイギリス『BBC』によると1270万ポンド(約25億円)とのことだ。 各世代のポルトガル代表に選出されてきているウインガー兼ウイングバックのロドリゴ・ゴメスは今季、レンタル先のエストリル・プライアでプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)30試合出場7ゴール7アシストを記録。 アトレティコ・マドリーも獲得に乗り出していたようだが、ウルブス移籍となった。今季はプレミアリーグで14位と苦戦したウルブスだが、ロドリゴ・ゴメスが起爆剤となれるかに注目だ。 2024.06.13 07:45 Thu

ウルブスの今季12得点クーニャがユナイテッド行き噂に反応「神のご意志があれば…」

ウォルバーハンプトンのブラジル代表FWマテウス・クーニャ(25)が、マンチェスター・ユナイテッドとの紐付けに反応した。 クーニャは昨年1月にアトレティコ・マドリーからウルブスへ加入。初めてプレミアリーグをフルシーズン戦った今季、32試合12得点7アシストをマークし、チームの屋台骨となった。 ここ最近浮上しているのが、ラスムス・ホイルンドに競争力を持たせたいユナイテッドへの移籍。ブラジル『グローボ』の取材でこの件を問われたクーニャは多くを語らなかった。 「ユナイテッドの話も聞く。けど、ウルブスで幸せだし、可能なら一緒に続ける。愛情に少しでも応えたい」 「これから休暇に入るんだ。家族との時間を最大限に楽しめるのは今しかない。ウルブスでとても幸せだし、来季より良いシーズンにするべく、そこでの貢献にフォーカスする」 「神のご意志があれば、僕はこの道を歩み続ける」 2024.06.05 21:00 Wed

「影響力を与えた」「圧倒する基盤を与えた」クロップ監督ラストマッチでフル出場、遠藤航を現地紙も評価の一方で補強にも言及「エリートの6番に注目すべき」

リバプールの日本代表MF遠藤航が高い評価を受けている。 19日、プレミアリーグ最終節が行われ、リバプールはホームにウォルバーハンプトンを迎えた。 リーグ優勝の可能性がなくなった中、ユルゲン・クロップ監督のラストマッチとなった一戦。遠藤はこの試合でもアンカーで起用され、フル出場を果たした。 攻守に渡って安定したプレーを見せ、しっかりとセカンドボールも回収。40分には、ボックス手前からのグラウンダーのミドルシュートを放つも、GKジョゼ・サにセーブされてしまった。 遠藤にはイギリス『リバプール・エコー』は7点(10点満点)の評価。中盤で影響力があったとした。 「ジョゼ・サに好ストップを強い、ハーフタイムにかけては多くのルーズボールを拾い始め、影響力を増していった。カードをもらった」 また、リバプール専門メディアの『This is Anfield』も7点(10点満点)をつけたが、より良いアンカーを補強すべきと厳しい言葉を向けている。 「遠藤の影響力はシーズンが進むにつれて薄れてきたが、日本人は日曜日に大きく改善した」 「日本人は中盤でハーヴェイ・エリオットやアレクシス・マク・アリスターとうまく連携したが、遠目からシュートを打つこともあった」 「彼は良い契約をしてきたが、この夏はエリートの6番に注目する必要があるだろう」 イギリス『90min』も7点(10点満点)をつけ、「中盤での彼のフィジカルはリバプールにウルブスを圧倒する基盤を与えた。ボールを離すこともほとんどなかった」と、中盤での存在感を評価した。 <span class="paragraph-title">【動画】遠藤航、クロップ監督ラストマッチのプレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="fqlUr0eKS48";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.20 19:40 Mon

10人ウルブスに勝利のリバプール、クロップのラストマッチを白星で飾る【プレミアリーグ】

リバプールは19日、プレミアリーグ最終節でウォルバーハンプトンをホームに迎え、2-0で勝利した。リバプールのMF遠藤航はフル出場している。 前節アストン・ビラに引き分け、最終節を前に優勝の可能性が潰えた3位のリバプール(勝ち点79)は、クロップ監督のラストマッチとなる中、遠藤が引き続き[4-3-3]の中盤アンカーで先発となった。 13位のウルブス(勝ち点46)に対し、ガクポ、サラー、ルイス・ディアスの3トップで臨んだリバプールが立ち上がりから押し込むと、13分にファン・ダイクのミドルでGKを強襲。 その後、17分にファン・ヒチャンに際どいシュートを打たれたものの、27分に数的優位となる。N・セメドがマク・アリスターの足にスパイクを入れると、VARの末に一発退場となった。 10人となったウルブスに対し、リバプールは34分に先制する。右サイドからのエリオットの左足クロスをマク・アリスターがヘッドで流し込んだ。 さらに40分、CKの流れからサラーのシュートをゴール前に詰めたクアンサーが押し込んで2-0とし前半を終えた。 迎えた後半開始5分、バックパスをガクポがカットした流れからルイス・ディアスがバー直撃のシュートを浴びせたリバプールが引き続き攻勢をかけていく。 69分にはサラーが3点目に迫った中、マク・アリスター、ルイス・ディアス、アーノルドをお役御免としていく。 終盤の86分にはドハーティにネットを揺らされたもののオフサイドで助かったリバプールは2-0でシャットアウト勝利。クロップ監督のラストマッチを勝利で飾っている。 2024.05.20 02:24 Mon

プレミアリーグがVAR廃止に関してクラブ投票へ、技術の意味をなさないVARの誤審頻発にウルブスが訴え

現代サッカーにおいて試合の結果に大きな影響を与えることが多いVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)。これまで見逃されていたが重大なファウルやオフサイド、ハンドのジャッジミスなどがなくなり、勝敗にも影響を少なからず与えている。 世界中の多くのリーグで導入され、国際大会でもほとんどの大会で採用されているVARだが、世界最高峰と言われるプレミアリーグが是非を問う投票を行うこととなった。 イギリス『BBC』によると、ウォルバーハンプトンがプレミアリーグに決議案を提出。6月6日に20クラブが年次総会で集まる際に、来シーズンからVARを廃止するかどうかの投票を行うという。 ウォルバーハンプトンは「VARは誠意を持って導入されたが、ファンとサッカーとの関係を損なう、意図せぬ悪影響を多くもたらした」と訴えているという。 2019年からプレミアリーグではVARが導入。試合の重要なジャッジにおいてサポートする役割で導入されているが、VARを巡る問題がプレミアリーグでは頻発している。 ハンドに関しては主審の見解もあるため一概には言えないが、最も問題とされているのがオフサイド。オフサイドラインを引けばハッキリするものだが、ラインの引き間違いという人的ミスが頻発。その他にも、主審とVARのコミュニケーションミスなどで間違った判定のまま試合が続行されるなどした。 プレミアリーグもVARの問題に関しては認識しているものの、“全面的”にサポート。改善に向けてプロ審判協会(PGMOL)と協議していくという。 なお、規則の変更には3分の2(14クラブ)の賛成票が必要となる。なお、2024-25シーズンからはセミオート・オフサイドテクノロジーの導入は賛成されている。 試合が止まり、ジャッジに時間がかかることで流れや熱狂が損なわれるということは十分にある。また、VARが入っているにも関わらず、ここまで誤審が頻発することは、テクノロジーというよりは審判団の問題が大きくありそうだ。 一方でVARを廃止すれば、再び誤審が増加。ただでさえ微妙な判定が多い中で、ジャッジが正される機会がなくなる。プレミアリーグの提示している数字では、これまでのジャッジの正しさは82%前後だったが、VAR導入により96%にまで増加。セミオート・オフサイドが導入されれば、より正確性が上がると見られている。 2024.05.16 11:30 Thu

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